異世界でロボで無双しようと思ったら俺がロボになった…
勢いで書いてしまった!反省はしている!後悔もしている!
稚拙な文ですいません、勢いで書いてしまいました…
呼んで頂ける方がいたら幸いです
ーーお母さん、お元気でしょうかーー
僕は今、地球とは違う世界に来てしまった様です……
見て下さい、この綺麗な夕焼けを、どこまでも広がる広大な草原を、
沈む夕日を見ていると、切なくなって涙が込み上げてきそうです…
でも泣きません……
いや……泣く事はできません……
だって僕は…超合金ロボなのだから……
「 ちっくしょーーー!なんでこうなった!! 」
ーー話は半日程遡るーー
俺は自宅のマンションで一人飲んだくれていた、20年近いローンで婚約者と結婚してから住む筈で、
新婚生活の始まりのために購入したのだった、
結婚式の日取りも決めた、新居もマンションだけど買った
ただ、結婚式に花嫁さんが来てくれなかっただけの話だ……
両親にご挨拶いこうとしたら「海外にいるから式の後で」とか「お母さんが急病でどうしてもお金が」
とか色々おかしな事はあったんだけどね……
そして飲んだくれながら、棚に飾ってある趣味のフィギュアやプラモ達を手にとって見る
唯一の趣味で、作ったり眺めたりしてると少し落ち着いてくる
その中で一つだけ、もう塗装も禿げかけている一つがあった
子供の頃、唯一買ってくれた【超合金ロボ】【ガンギャシャーン】である
ボディの青い部分の色は部分的に禿げて、頭に生えてた角みたいなのは片方折れてしまっている
肩に付けるトゲみたいなのも、どこかにいってしまった
「 はあ…おまえ達だけは、どこにもいかないでくれな… 」
などと自分でも気色悪くなる事を言ってしまった…
「 もう酒もないや…コンビニで買ってくるか… 」
そうして、扉を開けてある事にきずいた、【ガンギャシャーン】持ったままだわ…
大分酔ってしまってるな…踊り場で少し酔いを醒ましていこうか…
酔っているせいか視界が安定しない、階段、階段っと
「 あ…… 」
俺は階段を頭から転げ落ちていった
目が覚めると、そこは白い世界だった、
酔いはすっかり醒めていたいたし、身体も痛くはなかった
「 あれ?階段から落ちたよな… 」
「 うん、落ちたね、君はあそこで命を落としたんだ 」
びっくりした!いきなり何処かから声が聞こえた
「 誰だ?何処にいる?それに俺があそこで死んだ… 」
「 あーごめん、今行くよ!最高神様ここでちょっと留守番してて下さいねー 」
なんだよ…最高神って、
そう思っていると、突然5m程前に白い天使のような物があらわれた
「 こんばんわ!私はある世界の神さまですよ!地位は6番目位ですけど 」
「 神様? 」
「 そう神様だよ! 君をスカウトにきたの! 」
「 はぁあああ? スカウトとか神様ってなんで ? 」
「 んー全部話すと長いからはしょるね 」
長いとこが重要じゃね?はしょれるものなの?
「 僕達の世界はある理由で今、魔王とか魔族が凄い勢いで侵攻してきててさ 」
魔王とか魔族とか…
「 人間側の戦力が欲しい所だった所にさ、君とその子が来た訳さ! 」
その子って…まだ手に持ってる【ガンギャシャーン】の事か
「そうその子!随分大切にしてたいだね!君をここに引っ張る時に心配して一緒にきたみたいなんだ」
【ガンギャシャーン】俺を心配してくれたのか…
「 で、あっちの世界なら、その子を実体化させて闘う事も出来るんだ!神の奇跡って奴で! 」
まじで!ロボに乗って闘えるのか!
「 そう!燃料は魔力で!機関は神の奇跡の【マナメストリア機関】で無限に魔力を使えるよ! 」
話が本当なら、俺はもう死んでる訳だし、某ラノベみたいに異世界でチートもいいかもね
しかもロボに乗れるなんて!
「 どう?おっけーしてくんないかな? 」
「 しょうがないなー、神様の頼みだもんなー、しょうがないわー、おっけーです! 」
俺は少し顔がにやけていたかもしれない
「 んじゃ、おっけーという事で、最高神様出番ですよー 」
そうするとまた何もない空間から凄まじい光が溢れて来た
(最高神ってだけあって凄い光だな)
そして光に包まれた、ぷるぷる小刻みに震える髭が床までのびたおじいさんが現れた
その最高神大丈夫か?!
「 最高神様!この人をそのロボと転生させて下さい! 」
「 あー、晩御飯は堅くない物がええのお 」
「 彼を!ロボと!転生!させて!下さい! 」
「 あー? なんだって? 」
「 彼を!ロボと!」
何回も続いてる……
うん…これ駄目でしょう…
最高神がこうなってるから、魔王さんとかが強いのかね…
「 なんじゃ?転生か! 」
やっと理解したみたいだ
「 そうです!最高神様!彼をロボと転生さして下さい! 」
「 わかったぞい! こいつをロボ【で】転生させるぞい! ホレ! 」
なんか違う! 言葉が!
6番目かなんかの神さんも
「 あっ! 」
て顔してるし
そして俺は……
ーーーー光に包まれたーーーー
そして降り立った異世界の大地!何処までも続く草原と地平線
小高い丘にさす夕日、その夕日に照らされる
【超合金】【オレ】
ボディはブルーメタリック、肩とふくらはぎ部分は赤に塗られていて
顔は角ばってはいるが、彫が深いイケメンだ!
目だって、金色だぜ……目が全部だけど…
装備とかどうなってんのかな…
【ウェポンスキャン】開始
装備
【マナガトリング砲】 【左手】 【弾数】 ∞
【マナメガキャノン】 【右手】 【弾数】 ∞
【メガロケットパンチ】【両手】 【弾数】 左右各1つ
【ガイギャシャーンソード】 ①
【ハイパードリルハンド】 右手用着装武器
【自爆装置】 【マナメストリア機関暴走爆破】半径1km水爆級爆破
機関
【マナメストリア機関】 稼働中 100%
【バックアップブラックボックス】 保護中
【移動推進用ホバー装置】 異常なし
装甲維持率 100%
などが一瞬で浮かんでくる
勝つる!多分……
ーーー時は流れてーーー
一か月後…
人類最大国家エルギトラス帝国主力軍2万と魔王軍将軍率いる魔王軍5万がギストラ平原でぶつかり合う
「 ここで踏みとどまれねば、人類に未来はない! この戦勝つぞ! 」
帝国の将軍が檄を飛ばす
対する魔王軍では魔将軍が余裕の笑みをうかべていた
「 最近妙なゴーレムにひっかきまわされておったが、もはや大勢は決した!我らが勝つぞ 」
「「 おおーー!! 」」
魔王軍はここで勝てば、世界に手をかける事になる
対する人間軍は、背水の陣である
とその時である
魔王軍から悲痛な叫びがあがる
「 敵襲! 南方向より例の【帝国の蒼い奴】があらわれました! 」
魔王軍に動揺が走る
【帝国の蒼い奴】帝国領に出現する蒼い色のゴーレムで地上を滑るように移動する
左手から無数の魔弾をまき散らし、右手からは広範囲の高出力魔法を放出する
ドラゴンの鱗すら貫くドリルを持ち、帝国領で【蒼い奴】の犠牲になった魔王軍は2万を超える
「 はっ!こちらは5万!押しつぶしてしまえ! 」
そうして壮絶な闘いが始まった
がんばれ!【超合金】【オレ】!
世界に平和をもたらすために!




