63 明らかにおかしい理由でヒーローの膝に座らされているのに納得しちゃう主人公
「何故私はここに座らされているのでしょうか……」
(涙目赤面私ヒーローに逆らえませんわ顔)
「君は目を離すとすぐ危ないことに巻き込まれてしまうから」
(膝に乗せた主人公を機嫌良さげに抱きしめ)
「君が攫われて心配なんだよ」
(物分かり良すぎ会議の参加者)
(軽率に攫われる迂闊さには触れない参加者)
「うっ……! それは……」
(そうよね私が悪いんだものねこれは仕方がないのよ……)
~重要な話し合いの場にて~
ねえねえねえ、
あのさあのさ?
君らと、『バカ王子&逆ハー構成員&“ヒロイン”』との違いってなんだ~?
なに~?
この人達も人目を憚らずに空気読まずにバカ丸出しでいちゃいちゃしてるよ~?
なんであっち側だけざまあされんの~?
え~あてぃし~バカだから~片方のバカ行為だけ許される理由がわかんな~い。
原稿用紙15枚分のきっちり完全理論武装の説明をされないとわかんな~い!
ねえ、あんたってすげー頭いーんでしょ?ウチに勉強教えてよ!
(金髪小麦色巨乳ギャル)
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突然のモテが襲い掛かる陰キャ黒髪眼鏡男子(彼女いない歴=年齢)




