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気になってしょうがねえぜ!なろう系恋愛小説のあるある言いたい~  作者: ローランドグリーン


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58 「ごちそうさまでした」→「お粗末様でした」のやりとりに感じるモゾモゾ感

エセ有識者気取りイキリ








これって時代もあると思うんですが、この流れは未だに見慣れぬものなので物語内の会話として出てくるとモゾモゾしちゃうわ!っていうだけの話です。



超個人的感想よ☆

というか感想なんて元々個人的なものよね☆

特にここ、イキリの縄張りだし☆








さて、この、なんていうんでしょうね、日本の謙遜文化ですよね、これって。

自分が作ったものをお粗末、って。

粗末なものをね?人にね?



いや本当にお粗末なものではないですよっていうのはわかってるんですよ、こちらも。

古くからある謙遜表現ってわかってるので「失礼な奴だな!」なんて感情も浮かんできませんし。




でもご年配の方に褒められて「ありがとうございます」って返したら「なあにあの子謙遜しないなんて常識のない……」ってヒソヒソするタイプのご年配も中にはおるらしいからな!



今から将来気を付けようとは思うが年取ると体と一緒で脳の性能も個人差あれど経年劣化するし老害にはなってしまうものと認めてた方が楽かもしれんな。



めっちゃ「○○だなんて最近の若い子は信じられない(眉ひそめ)」するな!

すでに老害かもしれないけどよろしくね!






でも海外の方に「つまらないものですがどうぞ」謙遜を使うと「つまらないものならいらない」って返ってくる可能性あるみたいよ。そりゃそうや。

だから日本でも時代に合わせて少しずつバリエーション増えてるよね、この辺は。

「気持ちですが」「心ばかりですが」みたいなのに主流はシフトしていってたはず。






ここで『謙遜』という言葉を辞書で調べてみました。

読むんだるなったら飛ばしてね。






■けん–そん【謙遜】

 [名・形動・自他サ変]相手に遠慮して、自分の能力や価値、言動などをわざと低く評価すること。自慢したり高ぶったりせず、控えめであること。


〈明鏡国語辞典 第三版〉




■けん そん[謙遜]⦅名・自サ・ダナ⦆

 自分を相手よりも下の者、おとった者として ふるまうこと。へりくだること。


〈三省堂国語辞典 第八版〉









ついでに『お粗末』についても調べてみた。






■お–そまつ【お粗末】

[名・形動]上等でないこと、出来のよくないことを軽蔑して、また、謙遜・自嘲していう語。

「われながらお粗末な話だ」

「お粗末様(=相手に提供した物事が粗末なものだったと謙遜していう語)」


〈明鏡国語辞典 第三版〉




■お そまつ[お粗末]⦅ダナ⦆

①「粗末」の謙譲けんじょう語。

「━さまでした〔=特に『ごちそうさま』に対する返事〕」

②〔内容や やり方が〕不十分で できがよくないようす。

「━な発表」

[派生語]お粗末さ。


〈三省堂国語辞典 第八版〉



■おそまつさま[2]【▽御粗末様】

(形動)

相手に提供した物や労力が大したものではなかったと謙遜していう語。特に、「ごちそうさま」に対する返答の言葉として多く用いられる。「━でした」


〈大辞林 第四版〉









ネットでも『お粗末様』について確認しました。



なるほどなるほどね。

謙遜、お粗末様の用い方は理解しましたわ。おそらく。






謙遜してるからこそなら、ごちそうさま→お粗末様の場合、作った本人なら言ってもよし。

でも作った側でもないのに第三者がしゃしゃり出て発言するような言葉じゃないってことね。



NG例)


舅「ごちそうさま」

姑(ただ消費するだけの人)「お粗末様でした」

嫁(作った人)「あん?ワシのセリフだが?」





変化球で、





人「素敵な奥さんだね」

夫「いやあ不出来な嫁で」

妻「は?お前表出ろや謙遜ならおかげ様で、やろが」







ってことですよね?






なら物語に出てくるやり取りは作ってる本人がゆうてたからおかしくはないよね。

うんそうね。




ただ、物語の中になんの疑問もなく『お粗末様』を用いているということは、私の感じる時代の流れとは明らかに違う流れの中でこの作者さんは生きてるんやなって。

(※どっちが正解とか間違ってるとかそのような話ではありません)



物語の世界観の中に突如、物語を書いてる人、作者の方の人間性が現れてくるのがモゾモゾしてるんですよね、これって。




300回は言ってますけど~アタシって~物語と作者を切り離して楽しみたい性癖じゃ~ん?




アタシってこんな人なんですう~じゃ~ん??

ゆうてることとやってること違うけど性癖じゃ~ん?






ほんでな、こちらもな、ちょっとこれまでの作品の表現方法変えてった方がええんかなあみたいなのありますのよ。




惑星エスクベルのお話の主人公である春ちゃんは、一緒に暮らしている苔むし色したモフモフ愛おしフォルムの見た目オランウータンの愛おし生物にな、「おかんみたい」っていう感想持ってるんやわこれが。


作品知らん人ごめんな!

想像力で補って!あなたならいけるって!




んで、おかん感想な、それは何故かというと、いつもとてもお世話してもらってご飯とか作ってくれる愛おしモフモフラブリーオランウータン、だからそう思ってるんよな。




世話を焼きご飯を作る人=おかん




これって今の世にマッチしてませんよ感想だよなあと。

おとんパパもめっちゃ家事育児するし料理するやん最近は。





これは春ちゃんが思ってる感想だから、間違ってる!とかじゃないんだけども。

だってそう感じるってことは、春ちゃんは少なくとも母親が家事比率の多い家庭で育ってきたわけだからそう感じてるだけだし。

春ちゃん令和じゃなくて平成生まれですしね。





でも有料で販売してる小説の文章でね、あまりにも時代にそぐわない表現方法を取り入れてるのってどうなん?ともちらっと感じてるんですよ。


物理的に地球の要素が混じり合った上での現状の惑星エスクベルですし、人物名や地名なんかがごちゃまぜでもそういうもんか、で済むんですが、意図せずリアルの宗教文化関係などのタブーに引っかかってたりしないとも言い切れないっていうか……ね?



こちらは執筆・編集・校正・デザイン・販促、全部オレやでえ!なのでね。

有識者ストッパーがいねえ。

てか販促て。自分で書いててわろたわ。








あ、ここで言うことちゃうやろの筆頭なのですが、


小説購入してくれたお金は辞書や資料購入に使ったりしてるよ!

この間の入学シーズンの大型セール時に3冊辞書追加してん!

辞書ってびびるくらい高いよね!

でも辞書アプリ便利すごいね!

皆様いつもいつもありがとございます!









あーあ、まーた長文おじさんになってるわ。






最後にイキリあるあるエッセイっぽく締めるか。






いや異世界人に「お粗末様」通じるんかーい。

現地人主人公も使ってるけどそういう世界線なんやろなあ。

召喚転移系の日本人さんも現地でふつーに使ってるけど通じてるんですかい?










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― 新着の感想 ―
[一言] いつも楽しく読んでます。 ぜひ取り上げてほしいテーマがあります。それは・・・ ヒロインちゃんってよく小動物っぽいっていわれるけど、「小動物」って何? 読者の想像におまかせしすぎじゃないで…
[一言] お土産を渡すときに「そんな高価なものじゃないけど」見たいな台詞なら英語で聞いた覚えがあります。
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