３６　頬を最大限活用していく女性主人公

『頬を最大限活用していく女性主人公』

これはですね、なんの話かと申しますと、

ただの好みのお話です。

ご注意ください。

た、だ、の、

個人の、

見解です。

よく主人公がですね、

「よおし、気合いを入れ直さなくっちゃ」(頬を両手でパチン！)

「どうしたの急に。君は相変わらず面白いね」(クスクスとてもかっこいいヒーロー頬に手を添え)

「きゃっ、何を」(ヒーローに頬を触られ赤面麗しいお顔見せつけ)

みたいな流れあんじゃん？

あと、

バチン！

「痛い……夢じゃない……」

「急にどうしたんだい？」(部屋にいる攻略対象者達の好感触な反応)

「まったくお嬢様はいつも予想がつかないことをなさる」

(気軽口調侍女私のお嬢様は冷たく見られがちですが天然かわいさもある素晴らしい女性ですのよ)

みたいなこれな。

パチンじゃなく頬ギュウつねりパターンもあるよ。

さらに、

「もうっ」(頬をぷくりと膨らませぷいっと仕草)

「ごめん、許して――私のニーナ」(とても甘ったるい笑顔)

「も、もうっ」(赤面涙目上目遣い)

ニーナ誰やねん。

あー。

言いづらいけど言うわ。

言っちゃうわ。

なんかさ、

古くね？

リアクション的なの古くね？

そんなリアクションする？

現実でする？

ほっぺたパチンて。

ほっぺたギュウて。

実際せんくね？

同性女子に敬遠されるタイプやろ。

やるとしてもさあ、

「あ゛ー今寝たら終わる。これを仕上げないと終わるやべえ寝るな起きろあと１時間で仕上げないと終わるあー自分の責任かつ自業自得かつ眠いでも寝たら終わる」

(頬を強烈にしばく＆体のどこかしらを強烈つねりあげる＆体に悪そう眠気覚まし一気飲み)

ｉｎ誰も見ていない自分だけ空間

とかならまだあるんかな？

なんかちょっとしたリアクションの古さを感じてしまうんよなー。

昭和の少女漫画の主人公、みたいな。

令和ＪＫそれする？

(もうＪＫって呼ばないらしいよ驚き)

いかにもな主人公属性の女の子のやりそう仕草だな～って。

男性サイドに注目してもらうための仕草っていうか。

少しの天然さ無邪気さをアピールしたいんです、みたいな。

頬が赤いけどどうしたのセリフが待っとんのやろ？みたいな。

うーん、なんかしっくりくる表現が浮かんでこんな。

深く考えず主人公の女の子の仕草描写の1つとして入れときましたテンプレ感っていうのか？

なんかこれも違うな。

ここです、とても優秀とてもお美しい所作もとんでもなく高貴な主人公の少し抜けたところがポイントです！

ここが男性は気になってしまいますのよ！

みたいな。

まーた、みたいな、しかゆうとらんな。

『みたいな』めちゃ多用しとるけど語彙力ないのばれるやん。ばれんといて。

ある意味これもテンプレ。みたいなテンプレ。

オレ、人のこと言ってる場合じゃねえよなっ！

ハハハッ！

―追伸―

敵に体を操られもしくは薬を盛られ意識朦朧を阻止するためナイフで自分の太ももを刺して正気に戻るアクションならどんどんやってください。