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気になってしょうがねえぜ!なろう系恋愛小説のあるある言いたい~  作者: ローランドグリーン


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35/220

35 主人公は襲撃されてる誰かをよく助けるけど、それ正義側の人間ですか?悪側だったらどうするんですか?







んなもん気にしてたら物語が進まねえんだよ黙ってろ発言はやめてね。ウインク。






よくさあ、主人公が物理的な強さを誇ってる場合なんだけど、こういう襲撃撃退イベントって必ずあんじゃん?





「お嬢様、前の馬車が襲われているようです……!」

「私が出るわ!」




「まさかあの馬車が襲われてんのか……?ちっしょうがねえ!」

 (とてつもなく可愛いお姫様高位貴族令嬢に惚れられ&護衛に雇いたいやれやれフラグ)






みたいなさ。






これ、襲撃側が明らかに薄汚れた服着てるいかにもゴロツキです!なわかりやすい場合が多いとは思うんだけどね、あらゆるなろう系小説を読み込んできた身(誇張マウント)としてはね、





『私の素晴らしい婚約者を冤罪で貶めようとした許可していない名前呼び妄言下級貴族令嬢一家を修道院や国外に追放する途中に盗賊を装って始末せよ』フラグが頭を過るんよな。






みんな絶対3回は読んだことあるよね?そんな決着のつけ方の悪役令嬢様ヒロインをざまあ小説。





ほんで婚約者の、ずっと一貫して逆ハーヒロインに靡かなかった王子様とかがさあ、






「彼女は修道院に向かう途中で盗賊に襲われたようだ」(やや深刻ぶった顔)

「なんてこと……!」(とても悲しげ冥福を祈っている心優しさ溢れしお顔)

「君は優しいから気にするなと言っても無駄なんだろうね」(ひっそり抱き寄せセクハラ)





の流れな。






でもここで別のファンタジーライトフィクション物語の主人公がクロスオーバーしたらどうなるんだ?

思わん?





ざまあ後の、追放されてる悪側の大体は元貴族だから身なりだけはまだちゃんとしてるパターンで、襲撃側は王族の"影"とか、裏仕事メインの間諜系だから薄汚れた変装に近い装いでさあ。


それかまじのゴロツキ雇って後でゴロツキもまとめて始末系。






んでそこにとてもすごいお強い主人公様がこう華麗に参戦してくるわけよ。クールにさ。





軽い力でねじ伏せちゃうの。

息も乱さない感じの。








いやこれねえ?

一歩間違えるとやばない?やばいよね?セクハラ王族激しくお怒りじゃん?





襲われてる側と襲ってる側の話を冷静に聞いてから助けに入る主人公って今まで見たことある?

実際はそんなことしてる余裕ないのはわかるんだけどさあ。




でも主人公は余裕じゃん。絶対強者じゃん。話聞けるじゃん。舐めたプレイじゃん。

じゃんじゃんじゃん。





なら冷静にそこは見極めて欲しい。





お前さんはなんでもすっとうまくいくんじゃろ?

立てた作戦はすべてうまくいくんじゃろ?

とても年上の歴戦の国の重鎮達とももうまくやり合っちゃうんじゃろ?







でもまあ、襲われてる人がいたら咄嗟に助けモーションに入っちゃうもの人間の本能なのかもしれないね。








こういう場合、どっちの物語の主人公サイドが優勢なのかな?





☆選択肢を選んでね☆




A:ざまあ発動逆ハーヒロイン懲らしめチート付加転生悪役令嬢~幼少期記憶戻り編~



B:召喚追放もう遅い不遇成り上がりハーレムまいったなあやれやれざまあおじさん














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― 新着の感想 ―
 とても興味深く読ませていただきました。  でも普通、暴力的な事するのは悪人だよね。  なんか事情があるならば先にそれを言ったり、我々はなになに国の騎士でなになにのためにこうしてるのだ、と正々堂々…
[良い点] ああ、それは自分も思いますね。 実は襲われてる方が悪人で、 襲っている方が正義の使徒だったら如何すんだ? って話ですよね?双方を無力化してから話を訊けと。 まあ、それやっても、話として…
[一言] 百歩譲ってお貴族様の馬車を助けるのは分かる。 だがしかしっ!! 奴隷商の馬車、てめーは駄目だ。
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