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気になってしょうがねえぜ!なろう系恋愛小説のあるある言いたい~  作者: ローランドグリーン


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199/220

199 女性主人公さんて、助けてもらったお礼に手作りの何かをヒーローに渡すまで絶対に帰れませんでもやってる?








よおあるんが、ネガティブイベントで助けてもらったのでお礼を、のやつ。





これ、別におかしなことではないんですけどね?







で! も!







なんで手作りなん?





わざわざ。





君らの世界にはちゃんと「ここはすごく人気のお菓子屋さんなのよ」な、お礼の品になりうる既製品を売ってるお店がちゃんと存在してるよね?







なのになんで手作りのお菓子を選んだん?






あなた貧しくてお金がありません設定とか特にないよね?





職務の一環で助けただけの、ほぼほぼ面識のない相手に突然「お礼ですう」って言われて素人の手作りお菓子渡される方の身にもなってみ?






恐怖やん。








手作りお菓子じゃなく自分が刺繍したハンカチをお礼に渡しに行く主人公さんもいてます。






自分の手作り品にそんな価値があるとでも?







主人公ちゃんてほんま無意識に傲慢よな。



口では自分のこと『地味』やら『平凡』やら卑下して「アタクシ弁えてますから」してても、心底自分に自信持ってはるんやろなって。






手作りのお菓子はどうせ甘さ控えめで「アタクシ気が利く女性ですの☆」アピールを成功させるためだっていうのはわかってるんですけどね。




そこからなんやヒーローに目を付けられ手作りお菓子や食事の差し入れを頻繁に求められる流れを待ち望んでるんですもんね?






甘いものを男性だから表立って食せないヒーロー君に差し入れ激ウマ甘お菓子を気に入られ、



「それならこれからもこっそり甘い手作りお菓子を差し入れいたしますわ!」

(女性に大人気の彼ですがアタシは異性として全く意識しておらずお菓子フレンズなの☆鈍感☆)



で、仲を深めてくパターンもあります。





(※今後のエッセイで『甘いもの好きを隠すヒーローくんとそれを偏見なく受け入れる心優しい主人公ちゃんの系譜について』を書くかも。書かないかも)








ほんで中には、周りに「それが彼の仕事だから気にすることないわよ」って言われてんのに、






あなたは転移召喚系主人公さんでこの辺の贈答文化風習に不慣れなのに、








イベントが進みそうだからお礼に手作りの何か!



絶対に手作りを渡さないと!



フラグ立てないと!



好感度上げないと!



絶対に手作りの!何か!



他の女子との差別化オリジナリティ!



その辺で購入したものじゃなくて絶対にアタシの手作りなの!!!!!!






が、漏れまくってる頑固主人公さんおらん?







別にそれヒーローの仕事やねん

ただの職務やねん

特別なことじゃないねん






って説明されても、






手作りお礼お礼お礼お礼お礼お礼お礼お礼お礼お礼お礼お礼お礼お礼お礼手作り

お礼お礼お礼お礼お礼お礼お礼お礼お礼お礼お礼お礼手作り手作り手作り手作り

手作り手作り手作り手作り手作り手作り手作り手作り手作り手作り手作り手作り

アピールアピールアピールアピールアピールアピールアピールアピールアピール

アピールアピールアピールアピールアピールアピールアピールアピールアピール

アピールアピールアピールアピールアピールアピールアピールアピールアピール

アピールアピールアピールアピールアピールアピールアピールアピールアピール







で脳内が占められてる主人公さん。






昔流行ったよね。脳内メーカーだっけ?








もちろん手作りな理由が自然で違和感のない主人公さんもちゃんといますし、自分ちの家令に、相手に気を遣わせないレベルの既製品手配を頼むビジネスライクな程良い距離感主人公さんもいます。








だからこそ下心まみれな主人公ちゃんがより目立ち、イキリが嗅ぎつけてしまうんだぜ!






ほら、イキリって火の無いとこにも煙を見出す才能あるからさ。





へへっ。












次200

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