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気になってしょうがねえぜ!なろう系恋愛小説のあるある言いたい~  作者: ローランドグリーン


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173/220

173 「こんなことになったのは殿下のせいよ!」「私がなんだって?」「きゃっ⁉い、いらしたんですか⁉」このくだりについて気になる点を述べよ













はい、さっそく気になる点の答え合わせのようなものをいたしますね。












「もうっ! こんなことになったのは殿下のせいよ!」


⇒(爆音独り言明らか第三者に聞かせるボイス)





「私がなんだって?」


⇒(登場するベストなタイミング見計らうな)





「きゃっ⁉ い、いらしたんですか⁉」


⇒(い、いらしたんですか⁉じゃねえよ絶対気づいてただろ今現在の立ち位置間取り教えてくれよ)










以上です。

時間をかければもっと細かくネチネチできたかもしれませんが一旦以上です。







この、



『自分一人の時に特定の誰かに対して発した言葉をその特定の誰かに聞かれる』シチュエーションまあまあ見るよね?なろう界では。




後ほど絶対にヒーローとの絡みに使われる手法です。

なんか驚き慌て赤面女子を男子が微笑ましく、もしくはからかいの眼差しで見つめ!のやつです。







でも実際さ?




現実ではさ?





『数人で人の噂話してたらその当人が通りかかる』シチュエーションの方が圧倒的に多くない?





私は過去何度か経験したことあり。


最高に気まずい空気が流れるわ☆

ごめんね!





『自分一人の時に特定の誰かに対して発した言葉をその特定の誰かに聞かれる』シチュエーションなんてほぼゼロじゃない?????







冷蔵庫開けたらプリン勝手に食べられてて家族の誰かに放った文句をその本人に聞かれるみたいな、聞こえる範囲には自分一人だけだと思ってたら案外近くに家族いたわパターンならちょこちょこあるかもしれないけど、主人公さん達の場合ちょっと違うよね?




プリン事変は同一の自宅内の話だしなんなら聞かせる意図が全くなくもないからそら聞かれるやろみたいな。











あ、そうか、なるほど、これは主人公ちゃん側に“聞かせる意図があった”という証明にもなるのか?







そもそも独り言聞かれパターンで貞淑貴族女子世界観において、ヒーロー君が気軽に女性である主人公さんの前に事前の許可なく姿を現せる場所なんて限られてるよね。

城内、城の庭園、学園内とか、とにかく野外パターンが多そうじゃない?



(※ヒーローが幼き頃よりの従者・護衛・義弟などの常にそばに侍り系の場合はいつでもどこでも姿現し可能なのか?)


(※ほんでアホ婚約者が“ヒロイン”ちゃんと二人きりなの見て「まあ」眉ひそめしてるけど、自分は男の従者や護衛や義弟と常に一緒に行動しているご都合主義な貞淑貴族女子についていつかエッセイにしたためたいわ)






で、


普通そんなとこで爆音ボイス発するかあ?って場所での『自分一人の時に特定の誰かに対して発した言葉をその特定の誰かに聞かれる』シチュエーションなので腑に落ちないの。

しかもなろう界ではまあまあ見掛けるシチュエーションだから余計に。







もしかして隠密能力高め魔法使い系のヒーローで主人公さんの自室に勝手に転移でもしてきたんかな?

お忍び街散策の時こっそり跡つけられてたんかな?







まあとにかくこのタイプの主人公さんは『思ってること全部口に出てるよ系主人公』でもあると予測できます。



思ってること~主人公とは、






――くだらない。それって自分の立場を分かっていない人間のすることでは?



「ふふっそうだね。我々もそう思うよ」


「……え!? 私今口に出してました!?」


「そうですね」(クスクスなヒーロー側近男)




きゃあ!恥ずかしいやってしまったわ!

(失敗ドンマイちょっぴりお毒舌お茶目な私を見て?)








このような主人公さんのことを指します。






「私の考えていることが……!?」




の中でも表情態度から考えを読み取られるタイプと、はっきり無意識に口に出しちゃってたパターンの二つに分けられます。




特に口に出して本人が全く気付いてないパターンにつきましては、何か生まれつきの特性でもないのに「んなことあるかいな」感想が浮かぶやつです。



まじで一回病院で検査しといた方がええかも、なやつです。

脳の指揮命令系統が周りの多数の人間と異なってるのって本人の努力だけではどうにもこうにも対処が難しそうなので。

知らんけど。















そうです、皆さんもうおわかりですよね?








そうです、参考文献のお時間です。







『113 「どうしてここに……」などのアタシは別人に成りすましている貴方様の正体を知っていますのよ匂わせを思わず呟いてしまって興味を持たれるくだり』











なんかごめん

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