142 何かと理由をつけて正体を隠しイベントを発生させる流れ
前回のエッセイで聖女出てきたから流れで書いとく。
ようやくタイトル詐欺から足を洗えそう。
この『何かと理由をつけて正体を隠しイベントを発生させる流れ』の一例としましては以下のような場面を指します。
例)聖女だと明かす前に下位貴族の養子に元々は身分不明出身者としてお披露目し、上位貴族令嬢からのワインかけられバトルを発生させる流れ
これですね。
王太子や王族の婚約者として披露する前にワンクッション置いて、みたいなパターンもあります。
もう皆さんおわかりですね?
そうです。
主人公様に、舐めてきた貴族令嬢悪意貴族を華麗にざまあする機会を与えるためだけのワンクッション、でございます。
実はとんでもないやんごとない身分になるお方だった――!のやつですね。
舐めた態度をとった貴族さん顔真っ青真っ白。
なんかさ、この事態を未然に防ぐことが出来たのに主人公様がざまあ完遂するためだけに泳がされた貴族女子とか悪意貴族に同情心が湧いちまうよな!
やんごとなきを公表するのは決まってるけど様々な情勢があれやこれでその予定は先延ばしになっててその間に出席する夜会なんかで悪意を受け続けるやつ。
欠席じゃあかんの……?
単純な疑問。
まあ隠してるけど目立ちたくてしゃーないから着飾ってヒーローにハッとされるチャンスは逃さないか。
この展開って古今東西の創作物には欠かせない演出だよね!
日本の古典だと印籠持ってるおじいちゃん。持ってるのは従者か。
よくよく考えるとあの高齢っぷりで旅を続けてたおじいちゃんすごいな。
元祖古典なろうの始祖おじいちゃんでもあるのかもしれん。
勧善懲悪!ばばん!
おじいちゃんの系譜をファンタジー風に大胆アレンジしたのが現在の主人公さん。
みんな!
なろうで人気者になるためにBSで再放送見るのもありだよ!
めっちゃインスパイアがインスパイヤされそうじゃん!
俺に続け!
フォウロウミー!




