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気になってしょうがねえぜ!なろう系恋愛小説のあるある言いたい~  作者: ローランドグリーン


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121/220

121 「(私が本来の気取らない無邪気な様子で)なんでも話していたとっても可愛い生き物の正体は彼だったの!?」のやつ











「あら、今日も来てくれたのね。とっても嬉しいわ」


(勘違い総嫌われからの愛され待ち離れ暮らし主人公さんのデュエル開始!)






「うふふ。とってもふかふかで気持ちいい」


(先祖返りやらなんやらの設定できゃわたんきゃわわ生き物中なヒーローに顔を擦り付け)

(鼻にキッスをしてみたり男の子なのね発言などでヒーローをそわそわさせてみたり)





「そうなのよ。彼ったらいつも眉間にしわを寄せて怖いお顔なの。でも今の生活はとっても素晴らしいわ!だって毎日ご飯が食べられてこんな素晴らしい住まいまで用意してもらえて……しかもベッドがふかふかなの!本だって好きなだけ読めちゃうんだから。はあ~ほんっとお飾りって最高よね!」



(実は祖国ではひどい扱いをされていたのよ不遇だったのよ匂わせを獣にしちゃう主人公さん)

(ここの人達の嫌がらせには気づいていないのだって私は不遇出身由来の鈍感天然娘だから☆)

(日々の感想を事細かに丁寧に爆音独り言の体で逐一(ヒーロー)に状況報告)

(使用人に冷遇されてるのも私は告げ口なんてしない良い子だけど獣には言っても問題ないわよね)

(相手はこちらの言葉を理解していそうな獣だけれど所詮獣だもの問題ないわ)

















なんか、







「めっちゃ人外に状況説明自分語りしよるなぁ主人公さん」








っていう。











それだけっ☆

えへへっ☆











一緒に暮らしてるイッヌやネッコに「かわいいねえ」とか話しかけたりは多々あるけど、1から10まで自分の状況や感じていることをそんな丁寧に説明することある……?








っていういつもの偏見☆

えへっ☆








もしかして人間1+アニマルのパターンなら話し相手としてあの状況は成立するんかも。

自分がその状況になったことがないからリアル経験談求。










ちなみに、神様界隈な存在だと勝手に勘違いする派生パターンもあります。








「お話ができるすごいわんちゃんなのですね!もしかして神様の使いなのですか……!?」


(ほらあたしって疑うことを知らない純粋天然鈍感娘で愛らしいでしょ?)

(そのような存在を気味悪がったりしないんですのだってあたしは曇りなき(まなこ)だから)









みたいなやつな。








獣に内情を話した後に突如状況が好転したり冷遇がなくなったり人間型ヒーローが何故か様子うかがいで現れたりしても頑なにヒーローとその獣を結びつけないっていう。







その獣、あなたがお飾りの夫を話題にするとわかりやすく動揺したりそわそわしたりしてますけども?






えーと、あなたの二つ名は……曇りなき眼さんで合ってます?






あたしは世の女性が群がるハイスペヒーロー夫君にはまったく興味がありませんのよアピールする前に目薬さそ?




なんやほら超高品質ポーションとかどうせ作れちゃうんでしょ?

目薬なんて簡単簡単☆










あなたが『祖国では判明しなかっただけで実はとても優秀ガールなの』で、しゃべる獣をすんなり受け入れられるなら、




「獣が人間のように振舞えるのならば逆もまた然りなのでは?」

「もしかしてこの獣、人間な可能性が無きにしも非ず?」




な連想ゲームになってもおかしくないと思う。俺は。






まあこれは読む側が人外設定というものに馴染みがあり過ぎるのでそう考えてしまうっていうのもありそう。

ネイティブ現地人には難しいか。













ほんで主人公さんにひとつアドバイスするとしたらな、








本邸に移るよう提案されても1回は断るんやで。







離れの質素暮らし最高!な少し変わったアタクシ☆を思いっきり演出するんやで。







ほら、お得意の【他の女子とは違うんです】スキルをここぞとばかりにさ。













まとめ





『獣化』はヒーローに主人公さんの現状を簡単に伝えられる便利な設定として使える。


















これでまとめたって言い張ってええんやで世の中の人。











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― 新着の感想 ―
[良い点] きっとヒロインの彼女、お酒が入ってるんですよ。 人生、嫌なことがいっぱいあったんだね……。 ついつい植物や動物にも話しかけちゃうんです。 あとお店の前のマスコット人形とかにも。 いやでも…
[一言] 変身とか変装には気がつかないのがマナーですからね。 そりゃあもう、猫に話をした以外何も変わらない日常を送っているのに夫の態度が急変した、なんてことが起っても何一つ気がつかないように振る舞うの…
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