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気になってしょうがねえぜ!なろう系恋愛小説のあるある言いたい~  作者: ローランドグリーン


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116/220

116 日焼けを気にする貴族女子より気にしない主人公さんを好ましいものとして表現する風潮










「お嬢様また! 日傘もささずに……」




「だってこんなにお天気がいいのにもったいないじゃない!日焼けくらい平気よ!」

(ワタクシは日焼けを気にして活動的ではないそこらの貴族女子とは違って素敵でしょう?)

(だってワタクシは外見に惑わされない女性だから)




「ふふっ。貴族の女性は皆、日に焼けるのを嫌がるのに君ったら」

(主人公さんの行動はすべて新鮮に映り他の女子と比べまくり持ち上げヒーロー)




「何を笑って……もうっ」

(頬をぷくりワタクシを見て彼が肩を震わせて笑っているわ何故なのドン・カン発動!)

























キイイイエエエエエエエエエエエ!!!!!!!!!









もう君らは一生、







庭で、






海辺で、










日焼けしまくりながら無意識に他の貴族女子サゲしてろ!!!!!!!!!!
















キイイイエエエエエエエエエエエ!!!!!!!!!!












ほんで海辺での、常夏の地の日焼けはまじなめんな!!!!!!!!!










日焼けじゃなくて火傷だからな!?????????????????

って誰かがゆうてた!!!!!!














いやさあ、なんで主人公さんの好感度稼ぎの為に他の子らを下げんといかんの?








なんで毎回毎回、香水もそうだけど他の女子を下げる必要があんの?








全員がそうじゃなくて他の貴族女子サゲしてるわけじゃない主人公さんもちゃんとおるよそら。

ヒーローが勝手に騒いでるだけで。





生粋の田舎育ち普段から実家農地の手伝いしてる平民寄り貧乏低位貴族女子とか、元貴族令嬢だけど追放やら爵位がなくなって平民暮らしでもう日焼けしちゃってるし今さらそこを気にするような生活でもないしめんどくさいからの子もおる。





鼻につくのは「こんなにいいお天気なのに日焼けを気にするなんてもったいないわ」の無邪気さ天然さの皮を被った主人公さんよな。



「○○食べられないなんて人生損してる~」とかずけずけゆっちゃうんやろなこのタイプの主人公さんは。











あたくし、日焼けしてシミになるのとおっても嫌ですけれど?

何か問題でも?







自分の肌色が気に入っておりますし日光をそこまで浴びたいとは特に思いませんけれど?

何か?








あなたはどんなナリをしててもどんな発言をしてもこの上なくハイスぺ男さんに選ばれ守られるから危機感はないんでしょうがね?





こちらは爵位財産美貌でガチガチに上から目線で品定めされる世界で、女というだけで弱い立場に立たされ親に進路を決められこれから先の人生を生き抜かないとあきませんのよ。





シミ一つないきめ細やかな美肌が至上とされる世界で生きてますの。

権力者が自分達にとって都合のいいルールを簡単に押し通せる世界で生きてますの。





それにこの身分貴族社会で生まれここまで育ってますので生活レベルを下げるのはとおっても困難ですの。






毎日お風呂に入りたいですしお菓子とお茶とお買い物も読書も楽しみたいですしね。











度重なる日焼けによるシミシワたるみは20代でも50代に見せる威力を持ってはるのにあんさんはなんでそない若々しんやろか。












もしかして乙女の生き血――








ほほっ。











まさかそんなこと……でも10年後20年後のあんさんのお肌が楽しみですなあ。















そもそも紫外線がファンタジー世界には存在しない説あり。

日焼けは肌色が変わるだけなのよ設定の可能性もあり。

魔力がうんぬんの便利なあれの可能性もあり。


次回も風潮シリーズだよ。

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