ワン人と蟷螂の魔人、ダチョウ倶楽部 時空警察編
違う小説に投稿するものをのせてしまいましたので修正しておきました。
三人の魔人はダチョヌ倶楽部となづけられ、そのなづけのおやは深井だった。
なき、戦友の竜平氏をともらう寺門氏のはなしをきいて追悼の意をこめた。
『美談といえるそれはおれにとってうらやましいものであったな』
深井はそういうとダチョヌクラブのめんめんのかおをおもいうかべた。
いやまだしんどらんひとらがまざっとるが!といわれそうだ。
ワン人はにおいだけでよってしまうので酒を飲めないが蟷螂とダチョウはたのしく酒を酌み交わした。
『あけちゃわないとねぇ……。新しい時代の幕をあけちゃわないとねぇ』
『閉めちゃおうねえ……古い時代の幕をねぇ……』
『仕上がってますねぇ。仕上がってます』
『わんわん』
混沌としていた。
『カオス!まさに戦国のよ!わけわからん殺しあいが正当化される勝てば官軍負ければ賊軍の世の中!これが摂理よ!』
信長は城を抜け出し蘭丸をつれてふかいのもとではめをはずしていた。
『いゃぁたまらんのう!愉快愉快』
『殿のみすぎです!』
顔を赤らめながら信長はいった。
『よいではないか!無礼構ぞ!』
『もぅとのってば!』
『がはは、よしよし。こよいもかわいがってやるからのぅ』
『深井はのまぬのか?』
信長にそうとわれると深井はいった。
『それがしはのみませぬゆえ。殿もふだんはのまれぬのになぜこよいはのむのですか』
信長はひげをさわりながらそうじゃのぅといってつづけた。
『気を抜けぬゆえこういった信頼のおけるものとさわぐきかいではのむようにしておるのじゃ』
『場の空気をよんでおられるのと同時にみずからのがすぬきをしにこられたか!せっしゃもうれしいでごさるなぁ!』
『まぁのめのめ』
『よっと!こらせっ!』
腹に顔をかいて腹躍りをみせた深井。
『なんじゃそれは!?』
『これは伝統芸能はらおどりともうします』
『いとおかしきよのぅ!!のぅ蘭丸』
はいっ!と答え酒を注ぐ。
たのしい時間はすぎさっていく。
『開けちゃおうねぇ』
『仕上がってる』
『わんわん』
『これが世界かよ!!』
ゆうきにつたえた驚きかたを思い出してついいってしまったふかいであった。




