ダチョウの魔人 時空警察編
ダチョウをしっているだろうか?
どれくらいくわしいですか?
かれらはバカです!ものすごく!
群れ同士のいれ違え様、家族がだれだったのかわからなくなるくらいばかです。そのダチョウ
は再生能力がすさまじくそれが人と交わるとどうなるのだろうか?深井は魔人をつくろうとが策しているとき、ふとおもいついた。
ここに、竜兵というなのボディビルダーの脳をマセキにしたものがある。
ダチョウにあたえてつくってみたいとおもった。
閃きであった。
超治癒能力とボディビルダーをまぜた魔人。
魔力は大気中にあり不可視だ。可視になることで具現化し質量を持つ。
マセキはそれじたいに魔力がこもっているのである程度おもいが、周囲にある魔力を任意にひとのいしで具現化できるデバイスのような役割もある。
経営コンサルタントをしていた深井は政界にもコネがありよく情報を仕入れていた。
そこで思い付いたのが魔人の簡易的創造である。
『時はきた!人体実験がおおやけにできるいま!いまこそ!この捕まえた敗残へい、もとい落武者を兵力にかえるとき!』
ダチョウに人の脳。
ダチョウ人間をつくりあげる!
『だれか!このなかにいないか?この南蛮から仕入れたダチョウを殺したいやつ!』
おどおどしていた兵士たちの前でウツロがいった。
『おれがやります!』
じゃあおれも、じゃあおれも!とてがあがっていくなか、深井は思った。
あ、これ知ってるやつだ。
『じゃあおれがやります!!』
深いがそういうと……。
『どうぞどうぞ』
『どぅぞ!』
『やかましいわぁ!!!』
どこかでみたことがある。
懐かしい風景がフラッシュバックしていた。
ダチョヌ倶楽部だ。
リーダーと寺門恥悶、ボディビルダーの竜平。
かれらのかおが空に思い浮かぶ
どこからか、だっ~という声が聞こえるきがした。
『はっ!』
しょうきにもどった深井はおりにはいっているだちょうにマセキをエサに混ぜて食わせた。
そして狼牙棒という長いこん棒にとげのついた鋼の武器、マセキが先端についており具現化したとき遠心力で威力が増す仕組みになっていて、それでたたきつぶして。
殺した。
純粋な殺意を持って。
大気がうねりだす……。
歪みからダチョウの足が見えて上半身にはむきむきの人がいた。
『鍛えられた筋肉は好きかね……?』
そうきいてきた魔人はまごうことなき知能をもった魔物だった。
『あなた、鍛えられてますね。仕上がってる。仕上がってる……?』
『ダチョウ倶楽部よ!貴様の名前は!』
『私、俺のなまえ、そう!それ!鍛えぬかれたいい名前ですねぇ!仕上がってる……』
『ダチョウ……ダチョウ……ダチョウ倶楽部』
つまりながらもそういって涙をながし始めた。
『懐かしいにおいがします。好きです。仕上がってる……』
ここに新たな軍人、いや軍魔人がうまれた、のちの百鬼夜行を率いる軍団長、ダチョウ魔人のダチョウ倶楽部だ。




