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155.キリエ水ぶしゃー!

【☆★おしらせ★☆】


あとがきに、

とても大切なお知らせが書いてあります。


最後まで読んでくださると嬉しいです。



 わたしたちは砂漠へと飛ばされてしまった。

 これもノアール神の与えし試練……だと信じるわ。


 わたしはくま吉くんの背中に乗せてもらう。


「だいじょうぶ、暑くない?」

『うん! おいらの毛皮、火とか熱に強いんだってさ!』


「まあ、それはすごいわ」

『でものどかわいたなー』


 暑いのに耐えられるのとは、別だものね。


『すらー、のむ?』


 スラちゃんがそんなことを言う。

 確かにスラちゃんはスライム、全身が水で出来てるけど……。


「お友達を飲むわけにはいかないわね」

『すらはおいらの友達だもん! のまねえよ!』

『やさすぃ~』


 けど胸の中のぐーちゃんが、ぐったりしてる。

 大変だわ。どこか、涼める場所……水がある場所を探さないと……とりあえず……。


「砂漠っていえばオアシスね。オアシスを探しましょう」

「そうですね。では、あっしが力を使います」


 わんこさんは、【雷人狼ブルー・ウェアウルフ】という、人狼ウェアウルフの亜種に進化したらしい。


 進化の影響で新しいスキルを獲得したそうだ。

 目を閉じて……耳をピクピクとさせる。


 やがて目を開けて、説明してくれた。


「あっしは【超聴覚】というスキルを獲得しました。聴覚を強化し、遥か遠くの周囲の音を拾うスキルです」

「まあ便利ね」


 周りの敵や、水場なんて簡単に見つけ出せるわ。

 神さまはなんて素敵なスキルをくださるのかしら。


 感謝しなければ。ありがとうございます……。


「スキルを使って調べたのですが……すみません。水場がこの周囲にはありません……」

「まあそれは……」


 大変だわ。

 どうしましょう……いいえ、こういうときは、やることは一つです。


 わたしは目を閉じて祈りを捧げる。

 ノアール様、どうか、お水が欲しい赤ちゃんたちに、恵みの雨を降らせて……。

 と、そのときだった。

 ごごごごごごごごごごぉ……!


「え? 何この音……?」

「地中から凄まじい音が……これは!?」


 ドッパァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアン!


「ええええええええええ!?」


 わたしの目の前から、水がびゅーっと噴き出したのだ!

 え、えええ……。


 神さま……確かにお水欲しいって言ったけど……その、そういうのは雨みたいな感じでいいんですが……。


『ねえちゃんが水を出した! しゅげー!』

『しゅげー』

『ぴゅい! ふんすいー! きりえふんすい!』


 いやいやいや……。

【★☆読者の皆様へ 大切なお知らせです☆★】


先日の短編が好評ったので、連載版スタートしました!


『【連載版】大魔導士は田舎でのんびり人生を謳歌する~「おっさんは必要ねえんだよ」と勇者パーティを追放された俺、実は仲間にレベルを奪われてただけだった。呪いが解けて弱体化したみたいだが俺にはもう関係ない』


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