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151.またまたやらせていただきました

【☆★おしらせ★☆】


あとがきに、

とても大切なお知らせが書いてあります。


最後まで読んでくださると嬉しいです。



 ガンコジーさんの親戚ドワーフ、イッコジーさんが来てる。

 水魔石を使ったポンプに驚愕した。(私は原材料に、残り湯からとれる石が使われてることにびっくりした……)


「ここやばすぎやん」


 デッドエンド村中央広場にて。

 イッコジーさんがつぶやく。


「無限に激レアアイテムが採取できるなんて、職人にとっちゃ楽園やな」

「うむ。そのとおりじゃ。わしもここにきて本当に良かったと思っておるわい」


 理由はどうあれ、この魔物達の住まう村を気に入ってくれて、うれしいわ。

 私もここと、ここに住むみんなが大好きだし。


「それと、ここ結界装置どうなってるん?」

「けっかい、そーち……?」

「嬢ちゃんも王都にすんどって知ってるやろ。町を魔物から守る、結界を発生させる特別な装置や」


 そんな道具があったのね。

 そっか、聖女のいない村や町などや、王都に魔物さんたちが入ってこなかったのは、その装置があったからなのね。納得。


「まあここ魔物の村やから、結界は必要ないとは思ってたんやが……さっきちらっと頭上を見て気づいたんや。結界が発生しとるってな。しかも、どえらい大きさの結界や」


 上を見上げると、確かに結界が張ってある。


「ガンコジーがすごい結界装置作ったんちゃうの?」

「ああ。あれは嬢ちゃんの結界だ」

「は? ちょ、ちょっと待ってや。え、え、え!?」


 イッコジーさんが驚いてる。

 え、っと……何に驚いてるんだろう?


「ちょ、この結界、キリエ嬢ちゃんが作ったん!?」

「はい。それが?」

「し、信じられへん……! 聖女が結界を作る際、魔力を消費し、結界を維持し続けなあかへんのや!」


 そうなの……?

 えっと、初耳なんだけど?


「結界の構築以上に、維持には膨大な量の魔力が必要となる。長く維持し続ければ、それだけ多くの魔力が必要や。しかも維持にはかなり集中力がいて、外をであるくことなんてできへん。なのにあんたはけろっとした顔で、普通に会話し、外を出歩いてる……ありえへんことやでこれは!」

 

 そうなんだ……。


「い、いつも結界どうやってつくっとるん?」

「え、神に祈ってるだけですよ? そうすればノアール神様は結界を作ってくださり、またずっと維持し続けてくださりますけど」


 唖然、呆然のイッコジーさん。


『ドワーフ姉ちゃんかたまっちゃった』『かちこちー』


 くま吉くんがつんつん、とイッコジーさんの肩をつつく。

 ガンコジーさんが逆側の肩を、ぽんとたたいた。


「この女神ちゃんは、超特別なんじゃよ」

「あの……女神じゃあないんだけど……」


 すくっ、とイッコジーさんは立ち上がり、意を決したような表情で言う。


「決めた。ワイ、ここに移住する!」


【★☆★読者の皆様へ 大切なお知らせです★☆★】


新作、投稿しました!


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