表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
アプリで転移って最強じゃない!? ─アプリを使ったら転移できちゃったので、異世界の学園に遊びに行っちゃいます!─  作者: まりんあくあ
第三章 美桜ちゃん、学園にお邪魔しちゃいます!

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

64/98

13 迷宮図書館で一騒動

美桜ちゃんに身の危険を感じたしーちゃん。

今回はどうするんでしょう?

「玲士お兄ちゃんの許可が出たのです! 早速行くのです!」

「わー、待って待って! ちょっとストップ!」


 美桜ちゃんがあたしの手を掴んで走り出そうとしたので慌てて止める。


「美桜ちゃん、言乃花お姉ちゃんがどこにいるか知ってるの?」

「お姉ちゃんは真面目なのできっとお仕事をしているにちがいないのです。迷宮図書館にいるのです!」

「場所、知ってるの?」

「もちろん、知るわけないのです!」


 ── うん、そこは胸を張って言うところじゃないよ! 


 ……だけど、なんだろうこの妙な親近感は。美桜ちゃんの考えていることがものすごく想像つく。ここで美桜ちゃんに任せるとあたし、きっと引きずられて大変なことになるよ! 


 ふう、とため息を吐くと美桜ちゃんに言った。


「やっぱり、そうなんだね。美桜ちゃん、勝手に行かないで付いてきてよ案内するから。早く迷宮図書館に行きたいのはわかるけど、あたしその前に寄りたいところもあるんだ。……それにね、」


 あたしは美桜ちゃんに顔を寄せると小声で言った。


「ここで騒いでると、リーゼお姉ちゃんが飛んでくるけど、いい?」


 すると美桜ちゃんが急に真面目な顔になって言った。


「それはめんどくさいですね。リーゼお姉ちゃんに見つからないように行く必要があるのです」 


 ── よし、かかったよ!


 さっきの勢いで走られたら、絶対転ぶ自信がある。とりあえず危険は回避した。


「あたしも迷宮図書館には用事があるんだ。でも、その前にソフィーちゃんを迎えに行かない?」

「もちろん行くのです!」


 あたしは美桜ちゃんを特別寮へ連れて行った。


「しーちゃんは本が好きなのですか?」


 階段を降りていると美桜ちゃんが聞いてきた。


「別に嫌いじゃないけど、本を読むよりは実際に試してみる方が好きかな」

「ならばどうして図書館に用事があるのです?」


 ── れーちゃんのことを説明するのは簡単だけど、それじゃ面白くないよね。


「ふ、ふ、ふ、行けばわかるよ……あ、着いたよ。ここが特別寮の入口だよ」


 コンコン。ノックするとしばらくしてドアが開いた。


「しーちゃん、用事は済んだの? ……え? 美桜ちゃん?」

「ソフィーちゃん、こんにちはなのです! しばらくここでお世話になるのです」

「そうなの? 嬉しいな」

「ソフィーちゃん、これから迷宮図書館に行くんだけど一緒に行かない?」

「いいわよ。美桜ちゃん、荷物は食堂に置いていったらいいと思うよ。さあ、どうぞ。ふふ、みんなびっくりするね」

「お邪魔しますなのです」


 美桜ちゃんが荷物を置きに行っている間に、ソフィーちゃんにこっそりと言った。


「あのね、ソフィーちゃん。美桜ちゃんをびっくりさせたいかられーちゃんのこと内緒にしてくれる?」

「ふふ、わかったわ」



 ところが、三人で迷宮図書館の入口を入ったところでいきなり事件が発生した。


 れーちゃんは言乃花お姉ちゃんと隣り合わせに座って一緒に本を読んでいた。何か説明をしてもらってるみたいで、キラッキラの笑顔をお姉ちゃんに見せている。言乃花お姉ちゃんも嬉しそうに笑いながら答えていた。


 ── あーあ、これはまた妄想注意だよ。


 って思っていたら、いきなりつむじ風が起こった。


「わ、何?」


 びっくりしている間に美桜ちゃんの姿が消えている。と思ったら、


「私のお姉ちゃんを取るなーーーっ!」


 美桜ちゃんの叫び声が聞こえて、いつの間にか言乃花お姉ちゃんとれーちゃんの間に美桜ちゃんが手を広げて立っていた。素早い!


「え、誰?」

「ちょっと美桜! あなたどうしてここにいるの?」


 れーちゃんと言乃花お姉ちゃんがびっくりしている間に、美桜ちゃんが鼻息荒く言った。


「そっちこそ誰なのです? なぜ私のお姉ちゃんとそんなに仲良くしているのですか? ずるいのです!」


 すると言乃花お姉ちゃんが額を手で押さえながらため息を吐いて言った。


「何を言っているの……あなた本を読むと頭が痛くなるとか言っていつも読んでもらっているでしょう。たまにはれーちゃんを見習って自分で読みなさい。それよりも……」


 言乃花お姉ちゃんがすっと立ち上がると、冷たーい風がどこからともなく吹いてきた。……あ、これ、ヤバいやつじゃない? 


 言乃花お姉ちゃんがくるりと美桜ちゃんを振り向かせるとにっこり笑いながら言った。


「どうしてあなたがここにいるのかしらね?」


 ── ひーっ。言乃花お姉ちゃんの目が笑ってないよっ! 


 これはお説教タイム到来の予感っ!




 

 さて、お決まりのお説教コースへ突入するのか?

二週間後をお楽しみに!


 ブクマ、⭐️、いいねで応援よろしくお願いします。

 コラボで興味持ってもらえたら、ぜひ本編も読んでみてください。

 箱庭本編では、美桜ちゃんはソフィーとリーゼと遊園地を満喫中です。

 他のメンバーは大変なことになっている様子。ぜひ最新話をチェックしてみてください。

 しーちゃんとれーちゃんは大地震を防ぐために奮闘中です。怜奈はなんと精霊憑きになっていますよ!



本編の宣伝です。


しーちゃんが登場する物語


「We are enlister. Save the princesses of Emulia. ─古墳に入ったら、異世界の姫様の協力者にされてしまったので、日本を救って異世界に転生します! ─」

はこちら


https://book1.adouzi.eu.org/n5917gw/


ソフィーが登場する物語

「絶望の箱庭~鳥籠の姫君~」

はこちら


https://book1.adouzi.eu.org/n3370hf/

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
言乃花ちゃんの怖すぎるオーラに果たして!?w 怖いですw
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ