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アプリで転移って最強じゃない!? ─アプリを使ったら転移できちゃったので、異世界の学園に遊びに行っちゃいます!─  作者: まりんあくあ
第一章 しーちゃん、学園にお邪魔します!

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22 新機能追加?

学園から部屋へ戻って来ます。

すると?

「ソフィーちゃん、どうしたの? お手紙、届けられなかったの?」


 ソフィーちゃんは黙って首を振るとそのままトトトッと駆け寄ってきてギュッと抱きついてきた。ふわふわのソフィーちゃんの体は少しあたたかい。ソフィーちゃんの目からぽろりと涙がこぼれ落ちた。


「え、え? ソフィーちゃん、大丈夫? どこか痛い?」


 オロオロしていると、ソフィーちゃんのくぐもった声が聞こえた。


「しーちゃん、今日はすごく楽しかった。しーちゃんに会えてとっても嬉しかったよ。だけど、これでお別れだと思うと寂しくなっちゃったの。笑顔でお見送りしようと思っていたのにごめんね」


 そう言うとまた俯いてしまった。あたしもつられてまた泣きそうになったけど、グッと我慢して無理やり笑顔を作った。


「ソフィーちゃん、学園に呼んでくれてありがとう。あたしもとっても楽しかったよ。……また、来れるといいな。ね、ソフィーちゃん、これからも毎日連絡してくれる?」

「うん、もちろん。毎日連絡するね」

「ソフィーちゃんからの連絡、楽しみにしてるね。……じゃあ、そろそろ戻るね」


 名残惜しいけど帰らなくちゃ。ソフィーちゃんから離れると学園長さんが黙って鏡を出してくれた。


 ── そうだ、お別れを言わなくちゃね。


「ソフィーちゃん、学園長さん、ありがとう。お世話になりました」


 ペコリとお辞儀をして、まっすぐに鏡に向かって歩き出した。


「しーちゃん、戻ったら必ず連絡してね」

「うん、ソフィーちゃん約束するよ。……それじゃ、またね!」


 あたしはいろんな気持ちに蓋をして、思い切って鏡の中に飛び込んだ。

 


 ✳−✳−✳−✳−✳−✳−✳−✳−✳−✳−✳−✳−✳−✳−



 ぽいっ。


 鏡から飛び出た先は、出発前と変わらない自分の部屋。ちょっとしか離れてないのに、なんだか懐かしい気がした。振り向くとちゃんと鏡がある。


「さて、やってみますか」


 右手をグッと付き出すと手をパーにして広げる。別にポーズが必要なわけじゃないけど、こういうのは気分だ。


「いっくよー。ディメンションズゲート、クローズド!」


 すると、ゆらりと鏡が揺れたように見えて、その後スーッと消えてしまった。


「やっりぃー! ……ん? これ、もっかい出せたりしないかな?」


 ふと思いついて試しに言ってみた。


「ディメンションズゲート、オープン!」


 しーん。


「……だめかー。ま、そうだよね」


 かなりがっかりしたのは内緒だ。


「そうだ、ソフィーちゃんに連絡しないと」


 机の上に置きっぱにしていたスマホを手に取る。時刻は十六時三十五分。母さんが十七時頃に帰ってくるって言ってたから、ちょうどいい時間だよね。


 急いで靴を玄関に戻しに行き、部屋に戻るとアプリを立ち上げる。


 すると、パパーンと紙吹雪が舞うイラストと共に音がしてメッセージが表示された。


『初転移おめでとうございます。転移が成功したことで、通話レベルがMAXになりました。異次元回廊が開通しました。回廊を使うのに必要なエネルギーポイントは1000ポイントです。ポイントを使って回廊を開きますか?』


 メッセージの下に、『はい』『後で試す』のボタンがある。


「……はい?」


 思わず変な声を出してしまった。


 ── え、何これ? 


「えーーーーーーっ!」


 ちょっとその場でドタバタしてしまった。母さんいなくて良かった、即怒られるとこだったよ。


 ── ……ちょっと落ち着こう、あたし。


 すー、はー。すー、はー。


 何回か深呼吸したら少し気持ちが落ち着いた。


 ── 何このチートな仕様は? このアプリどーなってるの? 


 思わず画面をジーッと見たまま固まってしまった。


 ── どういうことよ……駄目だ、考えたってわかんないや。


 とりあえず、これでまたソフイーちゃんに会いに行けるってことだよね? よし!


 ── だけど今は使っちゃだめだよ、あたし。先ずはポイントのこととかきちんと確認しないと。使っちゃったら、次に行けるようになるのにどれくらいかかるかもわかんないし。それに、このアプリを使えるのは五分間の制限があるんだから。


 ── うん、ここは時間稼ぎのためにも先ずはソフイーちゃんに連絡しよう。


 そしたら、通話を切ってから五分はこのアプリのことを調べられる。ゆっくりしてたら母さんに見つかっちゃうかもしれないよっ。

初転移成功おめでとー! パパーン♪


そうです。これは異文化交流なストーリーですので、もちろん次があります!!


やたー! またしーちゃんが突撃するの待ってまーすな方、れーちゃんは登場しないの? と思われた方、

是非いいね、⭐、ブクマで応援お願いいたします。


感想、レビューもお待ちしてます!

それではまた二週間後にお会いしましょう。 



本編の宣伝です。


しーちゃんが登場する物語


「古墳に入ったら、異世界の姫様の協力者にされてしまったので、日本を救って異世界に転生します! ─WE ARE ALLY. SAVE THE PRINCESSES OF EMULIA. ─」

はこちら ただいま絶賛改稿中です


https://book1.adouzi.eu.org/n5917gw/


ソフィーが登場する物語

「絶望の箱庭~鳥籠の姫君~」

はこちら

ハードなバトルシーンもあります。閑話にはしーちゃんも登場してますよ!


https://book1.adouzi.eu.org/n3370hf/

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― 新着の感想 ―
[一言] しーちゃんは無事帰れて良かったです! そして次に転移するのはいつになるのか!? 続きも追わせていただきますね(´꒳`*)
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