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PLS  作者: 城弾
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第14話「Fool On The Planet」Part2 

(はぁ……)

 心底呆れたように理子は「男装少女」を見て、ため息をつく。

(…これ、ひょっとして私に対するあてつけのつもりなのかしら?)

 こちらはだいぶ女言葉も板について、滑らかに出てくる。

 友人を作る気がないとはいえ、半月も同じクラスにいれば人間関係は見えてくる。

 ましてやある意味では当事者。

 なにしろ自分に付きまとう男子。そしてそれを思っている女子という構図。

(あの娘もバカね。私のような中途半端じゃなくて、ちゃんとした女子なのにそれを自分から棄てるなんて)

 もっとも優介が「ホモ」で「心は男」の自分にアプローチをかけてくるのは理解していた。

 だから同様の条件に立ったのだろうと、後から思い至る理子だった。


 一同が固唾をのむ中、静寂を打ち破るように立ち上がるものがいた。優介だ。

 つかつかと前へと歩み寄る。

「やぁ。優介」

 渦中の人は両手を広げて受け入れようとする。見た目美少年なので「友情」のあかしとも見える。

 それを躱す優介。怒っているような表情でその「少年」の頭に手をかける。

「何やってんだよ。おまえは」

 一気に「髪の毛」をむしり取る。

 同時にいろいろとれたらしく、しまいこまれていた髪が一気に垂れ下がる。そこには珍しいストレートロングの「まりあ」がいた。

「きゃあっ」

 いつもの甘ったるいソプラノが響き渡ると安心感と「突っ込み」が一同に発生する。

(ヅラかよ)と。

 よく見れば微妙に髪の色が違う。ウィッグのほうがやや濃い。


「返して。せっかく恵子さんに調整してもらったウィッグなのよ」

 完全に素に戻っている。

「ふん。髪を未練たらしく長いままにしている時点で、お前の『覚悟』なんてたかが知れるな」

 興味を失ったように投げ返す。

「覚悟ならできている」

 地毛をまとめ上げてピンで止めネットをかぶり、ウィッグをかぶりなおすと男の声と口調に戻る。

「へえ。男としてやっていくんだね。だったらその門出にぼくが新しい名前をつけてやるよ」

 男の名をつける。それは男として生きる覚悟の表れ。そういう考えで認めたのかと思った。

 だが優介は意地の悪い表情でにやっと笑う。何かとんでもないものを思いついたらしい。

「よし。お前はその姿の時は『まり太』だ」

「なっ!?」

「ぷっ」

 その「まりあだった存在」が絶句するのと、クラスメイトの大半が噴いたのはほぼ同時であった。

「か、かわいいかも」

「美鈴さんっ」

 その発言に男装中なのに女子としての地が出る。

「どうだ? 中途半端なお前にはぴったりの名前だろう?」

 もともとまりあには辛辣な態度である優介だが、今回は特に『酷い』。

 明らかに怒っている。しかしその理由がわからない。

 まりあが男になろうと関係ないはずだ。ならばなぜ?


 クラスの大半が笑いをこらえている。それを感じ取る疑似美少年。どちらかというともともとの顔だちもあり、打ち震えるさまはかわいい男子に見える。

「いいよ。わかったよ。ありがたくいただくよ。その名前。ボクは高嶺まり太だ!」


 半ば自棄で『まり太』は叫ぶ。

 男の名前(?)がついたことで新たなる存在が認知された。


 余りといえばあまりな命名。それで打ち震えていたが受け入れた。

 理由はきっと『優介がつけてくれたから』だろう。


「ふぅん。じゃお前、あくまでも男だってんなら、女を好きになるんだな?」

 また意地の悪い質問。強引に男装をやめさせようとしているようにも見える。

「お前が言うな!」

 同性なのに迫ってくる相手に思わず恭兵が叫ぶ。クラスメイトの大半の気持ちだった。

「ふふん。そういうと思ったよ」

 意外にもここは冷静。想定内らしく「まり太」は得意げに笑う。


「ボクは体は女だけど心は男だ。そして…ホモなんだ! 男の子しか愛せない」


 カミングアウト(?)であった。

(体は女で恋愛対象が男。それって…きわめてノーマルなんじゃ。というか女の子そのもの)

 クラスの思いがまたまとまった。

(そういえばあろひろし先生の漫画にそんなのなかったか?)

 ちなみに高校生が読んではいけない漫画である。

「だから優介。君が好きだ」

「う…そう来たか」

 何しろわが身を思うとこれは反論できない。

 そしてこれでやっとクラスメイトも『女でだめなら男になって優介に好かれよう』という、まり太の意図を察した。


「はいはい。とりあえずホームルームを進めますよ」

 強引に担任が打ち切る。それしか対処法がなかった。

「それじゃ高嶺さん」

「ボクを女扱いしないでください」

 きっと睨み付ける。はぁとため息の女教師。

「…わかりました。あなたの扱いは預かります。とにかく高嶺くん。着席しなさい」

 さすがの自称17歳の担任も疲れてしまった。

 半ば投げやりにいう。


 休み時間。まるで転校生が来たかのようにまり太の周りは人であふれる。

 美少女が消え、代わりに美少年(?)である。転校生のようなものだ。

「それにしてもずいぶんと思い切ったことをしたね」

 いつもだと男っぽくすら思えるポニーテールの長身美少女が可憐に見えるくらいだから、まり太の男装はなかなかのものらしい。

「逆転の発想よ…さ。こっちがあわせればいいんだ」

「でも大丈夫ですか? 体育なんかも男子で?」

 これは詩穂理の心配。彼女は別の意味で体育が不安。

「ああ。大丈夫。もう水泳の授業はないし」

 同性間でも極力裸体をさらさないようにしている着替え。男たちの中ではなおさら。

 それに何よりまさに「オオカミの群れの中のヒツジ」。さすがに「まりあ」としては考える。

「そういえばお胸。どうしちゃったの?」

 余りにぺたんこすぎる。問いかけた美鈴も十分に薄いがそれでもふくらみはあるのに、Bカップのはずのまりあ…まり太は全くそれがなくなっている。

「これ? 触ってみる?」

 美鈴の手を自分の平たい胸に誘導するまり太。

「……固い……」

 予想された感触とは違い、愕然とする美鈴。

「男装用に胸をつぶすシャツなんて、面白いものがあるんだね。なべシャツとかいうらしいけど、お鍋と何の関係があるのかな?」

 美少年の外見で男らしい声と口調でも、こういう発言はさすがに世間知らずのお嬢様。

 もっとも「ナベシャツ」などその筋の人間でもなければ知るわけもないが。

 アドバイザーはいうまでもなく恵子。彼女自身使うことがあるが胸が大きくて苦労している。


「ふぅん」

 いつのまにか優介が輪に加わっていた。

「それじゃさ、上はいいとして『下』はどうしてんだよ?」

「下って? ああ。足元? わからないだろ。特製のシューズで5センチ背を高くしているのさ」

 本気で理解できてないまり太。「背の高さ」を得意げに解説する。

 裸体での身長は158センチ。しかし現状は5センチの上げ底とウィッグの分で165くらいにはなっている。

「いえ。そうじゃないと思います……」

 意外と耳年増な詩穂理は、瞬間的に理解して赤くなる。それがヒントになった。

 理解したら赤くなってうつむくまり太。この様子ではとてもではないが下半身まで「男らしく」は処理していまい。

 自分で触ることもできないだろう。

「ちょっと失礼」

 返答もせずに。いわゆるスルーをしてまり太は立ち上がる。その態度に優介はピンときた。

 珍しく彼から腕をとる。

「……ゆ、優介?」

 なじみの「まりあ」の声が出る。

「行こうぜ。まり太。男の友情で連れションだ」

「恥ずかしいこと言わないでっ」

 ただしトイレ自体は否定しない。

 バスで一本の通学。学校まで運ばれる。途中でトイレに寄れない。

 これ自体はいつもと条件は変わらない。しかし今回はこの姿である。

 女子トイレに入りづらいし、男で通す気なら男子トイレ。さすがにそこまでは踏み込めない。

 だからさすがに限界。

 職員用を利用するつもりでいたが、先に見抜かれて妨害された。そのまま男子トイレに連行される。

「あ。おれもションベン」「俺もちょっともよおして」「いかないと」

 何人かの男子生徒が後を追う。女子の大半が「……サイテー……」と感じた。


 まっかな顔でまり太は戻ってくる。

「あんなに水を流してたら環境にやさしくないぞ」

「うるさぁいっ」

 ちょっとしたことで女子としての地が出る。今もそうだ。

「高嶺はいるか?」

 話をさえぎったのは体育教師の玄田(くろだ)

 ある意味では現在のまり太の件にもかかわってくる。

「あ。はい。ボクならここに」

 手を挙げる。玄田は声のほうを見るが、すぐにはまり太を目的の人物とは認識できなかった。

 無理もない。いつもの女性性を強調した姿と正反対なのだ。

「む。お前が高嶺か? よし。受け取れ。校長からの贈り物だ」

「校長先生から?」

 怪訝な表情のまり太。肌を浅黒く。眉を太くしているものの可愛らしい顔立ちはそのままなので、こんな表情をすると女子であることを再認識する。

 もっとも何人かの女子はすでにまり太を美少年クラスタに入れているので、この可愛らしさも男性的な可愛さに変換している。

 ちなみに一部男子はユニセックスな『まり太』に道を踏み外しかけている(笑)

「これは?」

 新品の柔道着だった。この学校は体育で柔道をするのは男子のみ。つまりまり太が男子扱いになったことを意味していた。


 いつもなら残暑厳しい時期に男同士で密着するなんて…と嫌がる柔道。

 しかしその中に男装中とはいえ美少女が。

 翌日が「楽しみ」になってきた面々である。


 その後も連絡は行き届いていらしく、意外なほどスムーズに授業はすすむ。

「まりあが男になった」のは大事件だが、それ以外は何も起きないで一日が終わる。

 優介は始終不機嫌だった。


 帰宅したまり太は制服から私服へと着替える。

 胸をつぶしているナベシャツの上から薄手だが長袖のシャツ。

 これで白い細腕を隠してより男性性を強調する。

 ボトムもジーンズ。ご丁寧にメンズだ。比較的ゆったりとしたサイズでヒップの窮屈さをフォローしている。

 同時に大きな尻を隠して女性性を打ち消しにかかる。

 他人の目のない自宅でこれだ。徹底している。


「お坊ちゃま。今日の学校はいかがでしたか?」

 メイドの雪乃に「お坊ちゃま」と呼ばせるまで徹底している。

「ああ。みんなびっくりしていたよ」

 自宅で男言葉を練習していたせいか、ここだとスムーズに男言葉が出る。

「そうでしょうね。お見事に男の子になってますもの。こうして腕を隠すと見た目だけなら」

 見た目以外は女の記号が残る。それを言外に含む。

「匂い…か。ちょっとこれは難しいよね」

 100%男になんてなれやしない。それは分かっている。無茶は承知。

「かえっていいかもね。女の子の体に逆らって男になるんだ。並大抵じゃない。でも…それができたら普通の男より男らしくなれるはず。その時は優介も」

 表情が緩む。太く見える眉とファンデーションで浅黒く見える肌。そして短い髪のウィッグで顔は美少年なので確かに「ホモ少年」と見えなくない。

「でもお坊ちゃま。それでよろしいのですか?」

「何がさ?」

「自分を偽り続けるのは、とてもつらいのではないかと」

「どういうことだよ?」

 図星をつかれると余裕はなくなる。まり太の口調にとげが混じる。

「分をわきまえぬ出過ぎた発言。申し訳ありませんでした」

 雪乃は頭を下げる。

「ですがお坊ちゃま。男性の心になったら、その時は恋の相手も、それにふさわしくなってしまうのではないかと思いまして?」

 つまりは女性相手。百合展開(笑) ふとまり太は想像してしまった。


「お待たせっ」

 髪をおろしロングスカート姿のなぎさが手を振りながら近寄ってくる。

「おせぇよ」

 くわえていた煙草を捨てて革靴で踏みにじる。ちなみにタバコは男性性の象徴としてのイメージ。

「ごっめーん。メイクに時間かかって」

 がさつで、そして制服以外にスカートを絶対に履こうとしなかったなぎさが大きく変貌した。

「まり太のおかげで新しい世界に目覚めたの。もう男なんていらない」


「お待たせ」

 エプロン姿の美鈴が料理を盛り付ける。

「おおっ。うまそうだな」

 ヌードグラビアを眺めてだらしない表情をしていたまり太が、料理のにおいで注意を向ける。

「えへっ。まり太君のために一杯ごちそう作っちゃった。特に精のつくものを」

「おおっ。そうか」


 ベッドの上。硬い表情の詩穂理のブラウスのボタンをはずしていくまり太。

 レースで飾られた下着に包まれた二つの大きなふくらみが見える。

 やさしくブラウスを脱がせ、そしてブラジャーのホックをはずすと白いふくらみがあらわになる。

「裸になるとなおさらすげぇな」

「やだ。恥ずかしいですっ」

 両手で胸を隠してしまう詩穂理。赤い頬が可愛らしくて色っぽい。

「いまさら何を」

 その唇にまり太のそれが近寄り…。


 鳥肌を立てたまり太。優介を非難するだけあって「彼女」には同性愛の傾向はなかった。

「…想像しといてなんだけど、ちょっときついな。けど大丈夫。ボクはホモだから。男が恋愛対象。これで精神的にも肉体的にも優介の好みのはず」

(そういうことではないのですが…)

 悟るには時間がいる。そう感じた雪乃は、とりあえずここまでにして本来の仕事に戻る。


 翌日。二時間目が体育の時間。

 その移動時にまり太は瑠美奈と遭遇した。2-Bも移動の最中だった。

 最初は誰だか分らなかったデコ娘。

(こんな素敵な男の子がうちの学校にいたの?)

 完全に見間違えている。

「あー。うわさに聞いていたけど」「あれ高嶺さんなんだ」

「うそっ!?」

 クラスメイトの声で目を見開いてまり太を凝視する。

 若干ほほが赤い疑似美少年。それを追い討ちするように大声で笑う額の広い少女。

「きゃははははは。なんて恰好しているのよ?」

 犬猿の仲のまりあということで遠慮なく笑い倒す。

 それは「まりあ」も同じ。そして覚悟して男になったのにそれを笑い倒された怒りもある。

「笑わないでよ。御嬢さん」

 低く作った声でいいつつ、瑠美奈の顎をくいと持ち上げる。

「えっ!?」

 瑠美奈にしたら「まだ」されたことはない。受け身に回るととことんだめらしい。

「君の笑い声を止めるには、こうしたらいいのかな?」

 まり太の悪乗りだった。唇を近寄せる。前日の「イメージ」がものをいう。

(え? え? えーっ?)

 瑠美奈のほうはパニック状態。

 互いの吐息を唇で感じられる距離。瑠美奈は固く目を閉じた。涙さえ浮かべる。

「な~んてね」

 まり太が一気に離れる。

「ええーっ?」

 名残惜しそうな瑠美奈。身長差もあり完全に美少年と錯覚していた。

「カーブミラーにキスするわけないだろ」

 ひどい一言。瑠美奈は激怒…ではなく身悶えしていた。

 優介によって目覚めさせられるまでは本人も知らなかったが、とにかく美少年には「ドM」なのだ。

 なのでこの「罵声」で逆にぞくぞくしていた。つまり「まり太」に特殊な感情を抱いてしまった。

 呆然としているうちにまり太は消える。そして瑠美奈は我に返る。途端に恥じる。

(なんてこと! 女…それもまりあ相手にこんな気持ちになるなんて!?)

 認めたくない心情。憎悪に変換する。

(まりあの奴、乙女の純情もてあそぶとは……以前からわかっていたけどひどい奴)

 まだ足りない。優介をめぐる恋敵でもあるのだ。さらに理子の一件も上乗せ。

(絶対に報復してやる。体育祭。文化祭。生徒会長権限の生かせるところはいくらでもあるわ)

 越権行為。公私混同も甚だしかった。


 この学校は2クラスまとめて男女合同で体育をするが、柔道は男子のみなのでここでは別れることになる。

 とはいえど更衣室の位置は近い。途中までは一緒だ。

 本来は男の理子が女子更衣室に。ちなみに女子の体育は体操。それも新体操に近い。

 本来は女のまり太は男子更衣室に。

 一緒に授業を受ける2-Cには芦谷あすかがいるので男装が揉め事になるかと思われたが、幸いにして体育の用具準備をするので早めに更衣室を去っていた。

 遭遇しての揉め事は避けられた。


 男子更衣室。まり太は臆することなくズボンを下ろした。

 思わず注目する男子生徒たち。しかし見えたものは縞模様のトランクスだった。

「なんだ…」

 がっかりする。もっとも胸はつぶせても尻は小さくできない。

 大きめのトランクスだがそれでも可愛らしいヒップラインは隠しきれない。横幅の違いも無視できない。

 まり太はその状態から下を柔道着に。

 それからネクタイをほどき、ワイシャツを脱ぐ。

「今度こそ」と期待した男子だが、こちらはもっと無残。

 見事に胸がつぶされ、シャツ越しには男のように見える。しかもTシャツを上から着ている。色気も何もない。

 ただし顔と違い腕などは白いまま。そして、匂いも少女のそれ。

 少年の記号と少女の記号が混在。倒錯していく。

 柔道着を身にまとい白い帯を締める。


 少年たちに混じると明らかに異質な「美少年」が道場にいた。

 男扱いを命ぜられたもののまったく経験のないまり太。まずは受け身の練習だ。

 その間、男子は乱取りを命ぜられていた。

 ちなみにまり太の相手役を買って出ようとした恭兵だが、彼女をとられた少年たちがその恨みの攻撃を仕掛けてくるので、まり太に近寄るどころではない。

「さて。それでは実際に投げられて見るのがいいのだが…」

 巨漢の玄田としてはこんな華奢な生徒の相手をしたくなかった。

 そもそも女子だ。いくら柔よく剛を制すといえど限度というものがある。

 誰か生徒に相手を任せようとするが適任者が見つからない。


「先制。それじゃオレが高嶺の相手をしますよ」

 幼いころから父を追ってスタントの練習をしてきた彼は、アクションで生かせるからと剣道。空手。そして柔道を習っており、締める帯の色は真っ黒。

 そんな裕生が相手役を買って出た。

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