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ドアの世界~少女は異世界ゲームで名を揚げる。~  作者: ゆめみじ18
第4章「咲の教え子達」西暦2037年11月26日

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第49話「起・入学儀式」

 天上院姉妹は次のイベントを考える。

「とりあえず最果ての五帝達が4次元格位に行きそうな流れだけど、まずは全員に入学儀式をやっちゃいますか」

「そうだね、条件を達成している素質はあっても、儀式そのものをやっていない人達とその人数の確認も兼ねてね」

 主に自分の名前と学年と格位の確認である。

「あ! それと最後に確認! 4次元格位、つまり動画でフルカラーだった場合もやっぱり上位格位になるよね?」

「あー、そうだな、やっぱり大事な力を入れたい所はカラーになる傾向があるな。じゃあその方向性で再確認。同じく漫画でカラーになってるときも3次元上位に入る」



 翌朝――。

 今現在歴2037年11月27日〈木〉、入学儀式。


 EW基準の学年表〈地球基準ではない〉

 〈学年表の読み方〉

 年齢で階級が上がるのではなく、信頼と信用度で階級が上がる。単に「仕事ができる」だけでなく、「困難な状況でも頼りになる」「チームを良い方向に導いてくれる」といった信用度のほうが重要。

 〈格位の読み方〉

 実力や実績のみで上がるのが格位、4次元格位上位が今の所のMAXである。


 〈中学生一覧〉教師/監督、天上院咲。制作デスク、天上院姫。

 ウオヤ、中学1年生、1次元格位。

 カナイ、中学1年生、1次元格位。

 カミムシ、中学1年生、1次元格位。

 タネドリ、中学1年生、1次元格位。

 イヌゾウ、中学1年生、1次元格位。

 アセンブラ、中学2年生、2次元格位下位。

 シャンフロ、中学2年生、2次元格位下位。

 桜愛蒼葉、中学3年生、2次元格位上位。


 〈高校生一覧〉教師/監督、湘南桃花。制作デスク、秘十席群。

 信条戦空、高校1年生、4次元格位上位。

 桜愛夜鈴、高校1年生、3次元格位上位。

 天上院咲、高校1年生、4次元格位上位。

 天上院姫、高校1年生、2次元格位上位。


 日曜双矢、高校2年生、4次元格位下位。

 京学文美、高校2年生、4次元格位下位。


 湘南桜、高校3年生、4次元格位上位。

 ANEDU、高校3年生、2次元格位下位。

 バイタル、高校3年生、3次元格位下位。

 ラフティーヌ、高校3年生、3次元格位下位。

 チェン、高校3年生、3次元格位下位。

 バレッサ、高校3年生、3次元格位下位。

 バハムート、高校3年生、3次元格位下位。

 不動武、高校3年生、3次元格位下位。

 不動文、高校3年生、3次元格位下位。


〈大学生一覧〉教師/監督、レジェンドマン。制作デスク、今泉善次朗。

 アリス、大学1年生、4次元格位上位。

 クールマ、大学1年生、2次元格位上位。

 マイ、大学1年生2次元格位下位。

 真城和季、大学1年生、4次元格位下位。

 キャビネット、大学1年生、2次元格位上位。

 ミュウ、大学1年生、3次元格位上位。


〈社会人一覧〉総監督、星明幸。製作総指揮、湘南桃花。

 オーバーリミッツ、社会人2年生、4次元格位上位。

 湘南桃花、社会人2年生、4次元格位上位。

 秘十席群、社会人2年生、4次元格位下位。

 星明幸、社会人2年生、2次元格位上位。


 風見正義、社会人3年生、2次元格位下位。

 内田金藏、社会人3年生、2次元格位下位。


 レジェンドマン、社会人4年生、2次元格位上位。

 桜愛神武、社会人4年生、2次元格位下位。

 白のガンダルフ、社会人4年生、2次元格位下位。

 湘南竜尾、社会人4年生、2次元格位下位。

 信条戦人、社会人4年生、2次元格位下位。

 今泉善次朗、社会人4年生、2次元格位下位。



 湘南桃花はクールマとマイに説教をするつもりだったが、対象者が多すぎたので、6人にまとめて集まってもらい会話をする、と言っても〈神之怒〉もすっかり治まったので、呆れたように簡潔に学び直せと行言う。

 湘南桃花はまず、アリス、クールマ、マイ、真城和季、キャビネット、ミュウに対して厳重注意のつもりで言う。

「とりあえずお前ら6人は、ポ〇モンは覚えたみたいだけど遊〇王を覚えない限りとてもじゃないが大学卒業させられねーよ……」


 被害が大きすぎるが故に3年間しっかり学んで下さい、という事だろう。

 ポ〇モンは全年齢対象の一応子供用ゲームだが。

 遊〇王は12歳以上対象の知的遊戯だ、違いがあるとすればそこら辺である。


 内界はそんな気持ちは全然無いが、外界にとってはぶっちぎりで囚人間違いなし。そんな存在達を社会に放てるはずもなく、学び直しという処置になっていた。

 遊びやゲームのつもりで本気で殺しを間接的に実現してしまいました、なんて笑い話にもならない。


 罪と罰の物語だったとしても叶えすぎだし、影響力が原作者の度量を越えすぎていた。

 六法全書や交通運転ルールを覚えろとまでは言わないが、流石に自分達(・・・)作った(・・・)ルールぐらい覚えて学んで巣立って欲しい、という桃花にとっては罪滅ぼしだ。


「というわけでレジェンドマンとしっかり学ぶように」

 と言って、大学生組を心配そうに声をかけてから、自分の担当である高校生組の方に行くのであった。


 咲が姫に言う。

「姉ちゃん、せっかくの儀式なんだから、何か演説しないの?」

「ん、ああそうだな。ゲームスタートの遊びの時とは理由が違う、ちゃんと言うか……」

 そう言って3人が祭壇へ昇り、横一列に並ぶ。

 エレメンタルワールド運営会社社長、天上院姫。

 この動乱である全てのきっかけである、創造神ミュウ。

 第1の街ライデン、8時ギルド学校、総監督星明幸。


 この3人は同じ存在だ、情報統合思念体として記憶を共有し、3つの体を有している。その中で、1番喋ってきた天上院咲姫が前へ出て言う。

「……これより入学儀式を行う、と言ってもいつも通り遊んでいればいい。だがここまで来るのに大きな時間と大きな人手が必要だった、もしかしたら後戻りは出来るかもしれない……でも私は歩き続けて未来へ進めると信じ続けたい。この学校はバランスや均衡・調和や平穏が大嫌いな学校だ、アクシデントや刺激的な生活が当たり前のようにある日常、……だけどその中でも守らなくちゃならない大切なものはある。法律とかルールとか仁義とか、そんな型にハマったルールなど大嫌いだ! だからお前らは! 自分の信じるルールは自分で決めろ! 守りたいものを守れ! 譲れないなら戦え! ソレでいいし! それが正しい学校だ! これが、最高責任者からのありがたいお言葉である! 以上じゃ! 皆てきとうに遊べ!!!!」


 人間、湘南桃花はやっぱお前はそうだよな。と神様の悪戯心とその決心に笑って拍手した。

 人間、秘十席群はやっぱりお金回りのことなど考えてない、自己中心的な面白さ絶対主義なんだなと思った。

 半人半神、天上院咲は昔の冗談演説より、遥かに肝と覚悟が座ったな、と思った。ラスボスとも違う、上という玉座に座るラスボスの佇まいだった。その夢を守りたいと思った。

 風の精霊、信条戦空は差をつけられたな、とただ今の状況を勇者は素直に思った。


 結局のところこういうことなのだろう。


 ――ルールを守って楽しく決闘――! と――。

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