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《神》の古具使い  作者: 桃姫
聖剣編 SIDE.D
160/385

160話:記念と言う名の何か

※基本的に本編に関係ないものなので読み飛ばしてもらっても構いません。本編には一切影響がないので、大丈夫です。

SIDE.Sandalphon(Angel)


 唐突に章の間に割り込むようで悪いですわね。ええと『《神》の古具使い160話達成記念』だそうですわ。えと、何でも、(わたくし)の登場する作品《勝利》の古具使いも含む『古具使いシリーズ』とも言うべき作品の最初の作品である『《覇》の古具使い』が全159話だったので、それを越えた祝いの様なもの、とメモに書いてありますわね。え、メモのことは言うな……ですの?


 あ、ああ……コホン。自己紹介が遅れて申し訳ありませんわ。【断罪の銀剣(サンダルフォン)】のサルディア・スィリブローと申します。


 では、ええ、と、具体的に何をすればいいのでしょうか……。え、メモの裏……?


 あ、はい、ありましたわ。これを読めばいいのですわね?


 ……コホン。えと、3作品にも渡って書いているのであるから、その3作品に携わった人物や、各作品の人物で重要だった人に話を聞く……と言うことでいいんですの?


 でも、誰に聞くんですの……。(わたくし)、正直、全然分かりませんわよ?


 え、リストは置いてあるから、それに従え、ですか?は、はぁ……、まあ、分かりましたが。


 ええ、では、最初のインタビューは……、ん?これ、誰ですの?え、えと……、ああ、はい、分かりましたわ。はい。




月見里(やまなし)恵李那(えりな)


 と言うわけで、月見里(やまなし)恵李那(えりな)さんにインタビューをすることになりましたわ。ええと、では、彼女の簡単なプロフィールを、えと、こ、こうですの?


月見里(やまなし)恵李那(えりな)、9月16日生まれ、へその右下の腰の辺りに黒子(ほくろ)がある」


 と、まあ、これが簡単なプロフィールですわね。と言うか、最後の情報は必要ですの?え、マニアックな方には黒子萌えと言うものもある、……のですか?

 あ、プロフィール、まだ続きがあるのですね。では、続きを見てみましょうか。


「青葉清二とは幼なじみだが、『《覇》の古具使い』本編の時間軸より数年前に、 青葉聖の死をきっかけに亀裂が生じて一時的に転校。龍神編より三鷹丘学園高等部に編入。不死鳥編ではメインヒロインとなる」


 と、まあ、と言うより(あるじ)のお父様の幼なじみですか。どのような方か想像できませんわね。


「《チーム三鷹丘》と言う名称を発案したのは彼女である」


 ああ、そういえば、そんな話を聞いたような気がしますわね。と言うか、この方は一般人なのですか?


「やっほぉ~!」


 きゃあ、急に乱入してこないでくださいませ。まだ、呼んでいませんわよ。まあ、いいですわ、来てしまったものは仕方がありませんわね。


「どうも、月見里(やまなし)恵李那(えりな)でぇ~っす!」


 テンションの高い方ですわね。それで、そういえば、一般人なのでしょうか。それとも、実は《古具》使いだったりするんでしょうか、と質問しろとメモに。


「あたしは《古具》使いじゃないし、異世界にも言ったことないよぉ?」


 なるほど、では、『《神》の古具使い』本編中では、天龍寺秋世がその存在を明言していましたが、一般人なので、そろそろ御高齢なのでは?


「もぅ、レディーに年齢を聞くなんて失礼だなぁー。まだ、ピチピチの可愛子ちゃんだよん?」


 ええと、ああ、プロフィールの続きにその詳細が書いてあると、メモに……と言うことは、呼ぶ前に彼女が来るこれは、予め決まっていたことですのね?


「先に明記した不死鳥編にて、不死鳥の呪いで寿命をゴリゴリ削られたが、青葉清二の手に入れた《火の鳥》の血を飲んだ影響で、削られた寿命どころか、しばらく不老不死になる程度の効果があったので、現在も現役で、頭の回転のよさもあり、自分で動きながら指示を出す参謀である青葉親子とは別に机の上で計画を練る参謀として《チーム三鷹丘》で活躍している」


 とのことです。えーと、では、最後に質問として、天龍寺秋世の言っていた「月見里(やまなし)さんは例の件の綿密な計画を立てているところ」とは何ですの?


「へぇ、何のこと?全然わっかんないよぉ?」


 とのことでしたわ。それでは、え、他の人も回るんですの。次は……、ええと、ああ、これは、また面倒な人に……





天龍寺(てんりゅうじ)深紅(しんく)


 と言うわけで天龍寺(てんりゅうじ)深紅(しんく)さんにインタビューをすることになりましたわ。ええと、では、彼女の簡単なプロフィールを、と言うか、何でこんなマイナーなキャラばかり選びますの?


天龍寺(てんりゅうじ)深紅(しんく)、時空間統括管理局・飛天王国・理事六華直属・烈火隊、初代三門(さんもん)。三神とはいずれも面識があり、自分の固有の力である《龍王の遺産》を《古具》にデチューンしている」


 ふむ、いきなりなんのことですの、となるような内容が乱立していますわね。一々説明するんですの……え、これを読むんですの……?

 『三神物語』を読めば大体の関係性は掴めるので、だそうですわよ。で、ええと、プロフィールの続きは……え、特にないんですの?


「まあ、オレは、自分の情報をあまり、むやみやたらに公開しないからなっ!」


 おっと、いつの間にいらしてたんですの?そういえば、この方、『《神》の古具使い』でグラムファリオに「魂量数値52だ」とか言われていましたわね。つまり雑魚と言うことですの?


「失礼なこというなよ。一般人が0.002だっつってんだろ?」


 では、他の方の具体的な魂量数値はどのくらいなのでしょうか。その辺が分からないと何ともいえませんわね。


「はぁ?まあ、いいけどよ。ええと、無双は規格外で1000だ。で春夏(はるか)が200。未来が43だったかな」


 値がバラバラすぎてやっぱりよく分かりませんわね。そういえば、今更過ぎますが、理事六華直属の「理事六華」って何ですのよ?


「んぁ?」


 あ、当てになりそうにないですわね。え、パネルを用意してあるんですの……?


        ***

理事長:赤華(あかはな)ルージュ【緋色の薔薇】


副理事長:蒼華(あおはな)秋桜(こすもす)【蒼色の秋桜】


理事長補佐:翠華(すいか)青菜(あおな)【翠色の草花】


副理事長補佐:ブロッサム=金華(こんか)【金色の桃桜】


理事:白華(しらが)(あざみ)【白色の棘薊】


理事:黒華(くろはな)桔梗(ききょう)【黒色の桔梗】


        ***


 だから誰ですのよ。意味分かりませんわ、意味分かりませんわっ?!え、2回言うな……ですの?別に2回言ったっていいじゃないですのよ。え、先達がいるからだめじゃないか、ってそんな方いましたの?まあ、言うなと言うなら言いませんの。え、そもそもそんな語尾だったっけ、って何を言ってるんですの?昔からこんなもんですわよ?え、今度はこれを読むんですの……?


 そんな、サルディアの昔の喋り方を知りたい場合は『3rd World』の29話を読めば分かる……って単なる宣伝じゃないですの?!


 そんなことに(わたくし)を加担させないでくださいまし。って、あっれぇ?!いつの間にやら天龍寺(てんりゅうじ)深紅(しんく)さんがいらっしゃいませんわよ?!


 え、そういえば、お前やヴェーダは『神遣者』がいるけど他の奴はどうなんだ、って急に何で、そんな質問なんですの?え、ふと疑問に思っただけと言う(てい)


 まあ、別に秘密にするほどではありませんので答えますけれど、基本的にはいませんわね。今のところ、明確にいると言えるのは、(わたくし)とヴェーダだけですわよ。でも、居た、と言うのでもいいのでしたら、義姉さまもいましたわね。


 本局直属・特殊訓練教室の中で最も凄い者達がいた代……第506代卒業生の中に『神遣者』がいましたの。今は、もう解約しているようですけれど。


 その世代、【血塗れ太陽】、五王族の舞野、【血塗れの月】、白城王蘭などに並んで、【銀十字】や鴉と揶揄された男がいましたの。その方と義姉さまは契約なさっていましたわね。【銀十字】の1日1回しか使えない無効化を、義姉さまとの終極神装(ラグナロク)状態では【金十字】となって無限に使用できるという……えと、そう、主の言葉を借りればチートと言う奴ですわね。


 え、そろそろ時間がアレだから、最後の人にインタビューに行け、ですの?貴方が先ほどの話を始めたんじゃないですの?


 えと、最後のインタビュー相手は誰ですの……?え、最後くらいはまともな人にインタビュー、ですの?





青葉(あおば)清二(せいじ)青葉(あおば)美園(みその)蒼刃(あおば)(ひじり)


 何で最後は3人もまとめているんですの?え、最後はインタビューじゃないから関係ない、ですの?じゃあ、さっきの2人いらないじゃないですの。え、元もないことを言うなですの……。


 ……?とりあえず、3人による話ですの?プロフィールは……え、そんなもんどうでもいいって、ちょ、え。


「あ~、何だ。そういえば、聖も交えて話すのは初めてだったりするな。……で、美園、いつまで腕に抱きついているんだ?」


 そんな風に主の父、青葉清二さんが言いますわ。すると、抱きついたままの美園奥様が「にへへ」と柄にもない甘ったるい声を出します。


「別にいいじゃないですか」


 腕に頬ずりする美園奥様。その様子を呆れたように見守る第六典……もとい蒼刃(あおば)(ひじり)さん。


「それで、話を進めましょう、天使さん。ええっと、『《神》の古具使い160話達成記念』でしたっけ?」


 ふむ、それが、特に指示はないんですのよね。ああ、でも、最後のメモの裏に何か書いてありますわね。

 そのうち『《覇》の古具使い』もリメイクするかもしれんから、今回のこれ、あんま意味ないんだよね、ですって?

 ……どういうことですの?え、真琴(まこと)久々李(くくり)の恋愛を描いた『真琴編』や、第六典のことを詳細に描いた『精霊編』、清二と美園が結ばれた理由を描く『恋愛編』なんかもやりたい……ということですの?

 でも、やれるかはわからない、と。まあ、そういうことらしいですわね。


 え~、このままではまとまりもつきませんので、最後に清二さんから一言お願いします。


「え~、じゃあ、『《覇》の古具使い』もよろしく!」


 ただの宣伝じゃありませんの?!それなら《勝利》の古具使いもよろしくお願いしますわ!

 そして、これからも『《神》の古具使い』をよろしくお願いしますわよ!

 え~、記念と言う名の何かの何かは主に宣伝。

 そんなわけで、これからもよろしくお願いします!

 こんな適当な話だけでは申し訳ないので本編もキチンと用意してあるので連投です。

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