表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
7/25

ボス【デブリン】

いよいよボス戦です!

 俺の前には三メートルはある大きな木製の門がある。

 その門には取っ手が付いていないことから押して開けるのだとわかる。

 木製でも頑丈そうで、この奥に俺よりも強い敵がいるのがビシビシと伝わってくる。


 結構強くなったと思っていたのだが、やはり調子に乗って天狗になっていたようだ。

 あの時ポーションを使わなくてよかった……。


 とりあえず、此処が迷宮の最後でボスの部屋だと思っていいだろう。

 俺より強いのが分かるため少々怖気づいてしまうが、此処を倒せば外に出られると考え己を震い立たせた。


「よし! 何がボスだ! どうせ、【ゴブリン】よりもちょっとデカい【ハイゴブリン】だろ!」


 俺は虚勢らしきものを張り、力いっぱい門を押した。


 ギシギシと門が軋む音と地面を擦る音、蝶番が音を立てているのか甲高い音も聞こえる。

 中は暗いのかと思ったが意外に明るく、壁には今までにない大きさの光石があった。


 開けた門から中へ入ると門がバタンと閉まり、ボスを倒すまで出されないということだろう。


 俺はそのまま剣と盾を構えながらゆっくりと進んでいった。

 ボス部屋の中央まで来ると突如上から影が落ち、俺は上を見ることなく慌ててその場から飛び退いた。


 ドスゥゥン……。


 地響きのような音を立て落ちてきたのは俺の十倍以上は身体が大きな【ゴブリン】だった。


 こ、これがこの世界の【ハイゴブリン】なのか……?

 進化するにしてもし過ぎだろ!

 もはや別物の魔物だよ!

 た、確かに肌の色とか顔つきとか似てるけどさ!

 どう考えてもお前は【ゴブリン】じゃなくて【デブリン】だ!


『グアアアアアアアァ!』

「ぐ、くくぅッ! 今は呆けている場合じゃない!」


 俺はすぐに【デブリン】から離れ、盾を斜めに剣先を【デブリン】に向けて構えた。


 【デブリン】の装備は棘の付いた肩当てに利き腕だろうか片方の手を護る腕巻き、上半身は裸で下半身は出た腹でわからないがベルトはしていない様で前掛けとズボンのような物を穿いている。


 そこまで確認すると【デブリン】は手に持った巨大な石のメイス? ハンマーを持ち上げ振り下ろしてきた。


 その速度は意外に早く、あの一撃を貰えば俺は一巻の終わりだ。


 【ゴブリン】の一撃を貰っただけであれほどダメージを受けたのに、こんな十倍以上の体躯差がある敵の攻撃を受けたら爆ぜてしまうぞ。

 いや持っている武器からしてミンチになっちまう。

 ミンチを食べるのは好きだがなるのは御免だ!


 俺はすぐにその場から飛んで逃げるがごとく回避した。

 そして俺がいた場所に【デブリン】のハンマーの一撃が放たれ、この部屋を揺り動かし、砂埃を立てる。

 砂埃が晴れ見えてきた姿は地面へ埋まったハンマーを力任せに引き抜く姿だった。


 ハンマーは三〇センチほど埋まっており、俺に当たると考えただけで身震いどころではなくなるので考えないようにする。


「はああああッ」


 だがその隙に俺は近づき、手に持つ剣で一番近くにあり、相手の攻撃力を落とせる腕に振り下ろした。


 ガンッ。


 あり得ない音――鈍器を殴ったかのような鈍い音がボス部屋に響き渡り、剣は刃毀れをして後方へ吹き飛ばされ、俺の右手を痺れさせた。

 その間に【デブリン】はハンマーを持ち上げ、俺が斬りつけた腕で埃を払うかのように俺を払った。


「ぐ……ぉぉぉおおおおああああああああッ!」


 その一撃を左手の盾で受け止めると息が詰まるのが分かり、腹の底から気合の声を出して思いっ切り踏ん張ると共に後方へ飛んだ。


『ブガアアアアァ』


 鼻から出るような声が聞こえ、俺の景色がぶれて俺は後方の壁に背中から激突した。


 激突した衝撃は半端がないが、元々頑丈なので大したダメージに放っておらず、咄嗟に後ろへ飛んだので体を襲ったのは衝撃だけだった。


 だが、先ほどの一撃で盾がほとんどやられてしまった。

 カーブを描く円形の盾だったが今は真ん中にへこみが出来、俺の手首辺りを圧迫している。

 でもまだ使えるだろう。

 まあ、使っても振り払われただけでこうなるのではやってられないのだが……。

 無いよりはましだと思おう!


『ブヒャヒャヒャ』


 ハンマーを片手で叩きながら下卑た笑いを浮かべる【デブリン】は勝利を確信している。

 それもそうだろう。

 あいつから見れば俺は赤子のような存在で、腕を払っただけで吹き飛ぶようなものなのだから。


 俺は奥歯を噛み締め全身から気を放出すると体に纏わせた。

 【デブリン】は俺の周りが少し明るくなったことに「おや?」とでも言うようにハンマーを持ち上げるのをやめ、首を傾げた。

 全く可愛くねえ。

 その仕草は女の子がするからいいんだよ!


 俺は気を纏うと先ほどよりも速いスピードで【デブリン】に肉薄し、突然のことに驚きスピードと力の乗っていないハンマーを飛んで躱す。

 そのまま腕に着地し駆け上がると思いっ切り首元へ剣を突き刺した。


 気の力も合わさり、最初の一撃に比べて今回の一撃はしっかりと肉に突き刺さった。

 だが、その一撃は強固な筋肉に阻まれ数センチしか食い込まず、いくら押しても刺さらなかった。


『ブギャアアア!』


 雑魚だと侮った俺に傷つけられたことで激昂した【デブリン】は逆の手で俺を掴みとろうとして来たので、俺は剣を持ちすぐさま背後へ飛んで降りた。


 クソッ!

 何て硬さだ!

 生半可な攻撃じゃあまったく通らないぞ!

 気を使っても疲れるだけで、これ以上が身体に負担がかかってダメだ!

 こうなったら魔法か……。


 俺は背後から逃げ去るとドシンと地響きを立ててこちらへ振り向こうとしている【デブリン】の顔に向けて右手を構え魔法を放った。


 体から魔力を右手に集め、イメージは爆弾のような爆発、集中して発射する。


「『ファイア』!」


 右手から出た火魔法は俺の魔力をごっそり半分近く持っていき、こちらへ振り向いたばかりの【デブリン】の大きな(へそ)に直撃し、上半身を飲み込む爆発を越した。


 思わず『ファイア』と言ったが、これは『ファイアボール』だな。


 着弾した火球は大爆発を起こし、軽くなった俺を容易に吹き飛ばし、転がりながら後ろの壁で止まった。

 すぐさま立ち上がり、勢いで後ろに後退している【デブリン】を見る。

 爆炎はまだ上がり、盛大に真っ黒な煙が狼煙のように上がっている。


 一酸化炭素中毒で死ぬ……ことはないよね?


『グ……ガ、ガガガ』


 煙の中から声が漏れ聞こえ、ハンマーが手の中から滑り地面の上にドシンと落ち、後ろへ後退していたふらふらの足取りが止まった。


 そのままグラついたが持ち直し、煙が晴れると共に俺に向けて大絶叫を上げた。


 俺は耳を塞いで凌ぐ。


 あの魔法でも無理なのかよ!

 他にできると言っても同じ魔法はもう撃てないし、痕は気を纏って地道に傷を付けていくしかないのか……。


 【デブリン】の身体は黒焦げ、直撃した腹が爆ぜて紫色の血が流れ出ていた。

 そのまま怒りに目を血走らせ、落としたハンマーを思いっきり握りしめると辺り構わず振り回し始めた。


 俺は正気を失ったかのような【デブリン】から一旦距離を取り、どうやって倒すか考える。


 同じ魔法を撃っても効果はなさそうだ。

 なら、あの爆ぜて柔らかくなった腹に剣を突き立てる。

 そのためにはあの高速のハンマーの嵐を掻い潜らなければならない。


 俺は盾で自分の身が隠れるように構えると剣を盾越しに突けるように持ち、隙間から振り下ろされるハンマーを見る。


「集中しろ……集中、集中、集中集中集中しゅうちゅうしゅしゅしゅしゅちゅちゅちゅう……!」


 俺は残像が見えるハンマーを目で捉えるようと見開き、全神経をハンマーだけに持っていった。


 部活で習っていた武道は寸止めをするので当たりはしないが避けなければ当たり、本気の一撃が顔面へ襲いかかってくるのだ。

 その一撃に反応できなければもちろん顔面へ当たり、鼻血ブーになるだろう。


 それを回避するには受けるか避けるのだが、初心者はまず固まるか目を閉じてしまう。

 これは人間の反射と呼ばれるものだ。

 これをどうにかして受けると避けるに変換させる。

 すると迫るものを受けるか避けるようになる。


 次に決まっているとしても相手は本気で攻撃してくるので見極められなければ打ち込まれ、反応が早すぎても意味がない。


 だから俺は武道をしている時だけ全神経を集中させてタイミングよく受けるということをしていた。

 日頃しない本気というやつを見せていたのだ。

 それが今行っている方法だが、いつもよりも深く、狭く集中している。


 次第にハンマーの動きが鈍くなり始め、スローモーションで見えているかのようにコマ送りで見え始めた。

 そうなった瞬間に俺は飛び出し、俺自身もコマ送りのような感覚で一歩ずつ走り近付き、俺と目が合ったのか知らないが視線を感じ怒りの感情と共にハンマーが上から迫って来た。


 俺はそれを早めに感知すると最小限の動きと移動で着地地点から避け、振り下ろされる前に飛び上がり腕を越えると共に盾越しから気を右腕に込めて一気に突き込んだ。


「うおおおおおおおおおおおッ!」


 その瞬間に俺の景色は元に戻り、加速していた意識が戻ると同時に自分が大絶叫を上げていることに気が付き、そのまま気を溜めて黒焦げて紫色の血が出ている腹に向かって剣を突き入れた。


 ズブシュッ!


 という果実を潰した時の様な不快な音が鳴り、それと同時に剣を捻じりながら引き抜いた。


『ブッギャアァァアアアアアアァ!』


 【デブリン】の大絶叫が再び上がり、腹の前にいた俺に思いっ切りハンマーを持っていない掌を自身の腹に向けて叩き付けてきた。


 俺はそこから股を潜って逃げようとしたが急激な集中に頭がショートしたのか蟀谷に激痛が走り、かがんだ俺の背中に【デブリン】の小指が当たり思いっ切り顔面から地面に激突した。


 だが、俺は潰されることだけは何とか避け、顔面を抑えながら痛む背中を擦って逃げ出す。


 走る度に背中と言うか背骨に細かな痛みが走る。

 これは背骨をやられたか!


 満足に動き回れないのは不味いと感じた俺は直感的にお尻のポケットに入れていたポーションを取り出し、片手で木の栓を開けると思いっ切り呷った。


「うっ……ゲホッ、ゲホッ。……なんだこれ、まじい!」


 口の中に広がったのはメロンソーダではなく、まさに【薬草】を煎じて作った特製の回復薬だ。

 苦味と口の中を粘くドロッとしたものがこびり付き、飲み込んでも飲み干せず戻ってくるような感じだ。


 何とか飲み干すと頭の痛みも腰の痛みも消え去り、効果はちゃんとあるんだなと思った。


 これで効果がないとかどんな罰ゲームだよ……。

 しかもこんな局面でさ。


 【デブリン】は怒りと憎しみの籠った目で俺を貫き、片手で腹を擦りながらもう片方の手でハンマーを持ち近付いてきた。


 俺は立ち上がるともう一度集中し、近づこうとするがもう集中力が持たないのか先ほどのようにスローの世界へ入ることが出来なかった。


「チッ! これも練習だ! だから絶対に勝つ!」

『ブモオオオオオオオオオオ』


 俺の声に「させるものか!」と呼応するかのように雄叫びを上げて俺に向かって来る【デブリン】。


 俺は仕方なしと感じその場から逃げ回るが、俺も既に強敵との戦闘もあり疲労の限界が近づいており、走る足に力が入っていない。


 クソ……。


 俺は背後から振り下ろされるハンマーを飛び転がりながら避けて悪態突く。


 どうすればいい……。

 何か方法はないのか。


 手頃な石を拾っては思いっきり【デブリン】の腹に投げるが、腹を防いでいる手が邪魔で意味がない。

 せめてあの手が無ければ……。


 横からスイングされたハンマーを屈んで避けると体を横に転がし、踏み降ろそうとして来た足の裏から移動する。


 どうにか持ち前の動体視力と反射神経で影が落ちた瞬間に避けられているが、もう体力の限界だ。


 最後に空間へ閉まったポーションを飲むが、傷が回復するだけで体力は戻らない。


 足を踏み降ろされた衝撃で体がふらつき、体力の限界と足に疲労が溜まっていることもあり、その場に崩れ落ちる。


 気持ちは焦りながらも両腕を付いて立ち上がると咄嗟に腕に巻いていた盾のベルトを外し、近づきハンマーを振り上げた【デブリン】の顔目掛けてフリスビーのように投げつけた。


『ブギャアアア』


 盾はクルクルと回転し斜めに動きながら【デブリン】が回避しようとした方向へ軌道をずらし、【デブリン】の醜い鼻筋にぶち当たった。


 俺はその空白を最後のチャンスだと思い、ありったけの気を右手に集めるとぼろの剣に直感で気を送り込み、【デブリン】の擦っている手ごと突き刺した。


 今度は骨が砕ける音が聞こえ、硬い感触が剣先から両腕を伝って感じる。


「ああああああああああああああああああッ!」


 俺は大絶叫の気合いを上げ、右手に命を削る覚悟で気を送り刺し込んだ。

 命が削れるというか生命力が限界値以上に吸い取られ目の前が一瞬ぶれ暗くなるが気合と根性で持ち直す。


 固く太い骨を砕き、奥に見える厚い肉と皮膚を突き破ってさらに奥にある分厚い腹肉に根元まで突き刺さった。


 そして更に気を送り込むと剣が膨張し、光を放射しながら【デブリン】の体内で大爆発を起こした。


『ブギャアアアアアッ!?』


 あり得ない痛みを感じているのか、体内から爆発するというほとんどに人が経験したことのない現象に【デブリン】はハンマーを放り投げ、錯乱したかのように足をばたつかせ痛みの転げ回るのだった。


 俺は反動で地面へ放り投げられ、どうにか腕で受け身を取り激突を回避したが、既に体力は空っぽ、剣は砕け、盾も遠くにある。

 魔力はまだ残っているが立ち上がる気力が湧いてこない。

 気持ちは死にたくないので立ち向かえというのが残っているが、体に力が入らない。

 これが気を使い過ぎた反動なのだろう。


 節々も痛く筋肉痛が関節まで及んでいるような痛みだ。


 だが、これであいつも……!?


「ま、まだ、うごけ、るのか……よ」


 目の前では左腕の手首から先をなくし、腹に大穴を作った【デブリン】は俺に向かってのっそりと接近し、残った右手で俺を掴むかのように開閉を繰り返している。


 このままではあいつに握り殺されるのが先だ。

 あいつの眼はまだ怒りに染まっている。

 死んでいないんだ!

 俺も死ねない!

 外の世界を見る!


 だが、俺の身体は死んだかのように動かず、ただただ迫り来る巨大な手の死の恐怖を見ているのだった。


 もうだめだと諦めかけぼやける視界の中で、つい最近同じようなことが起きたな、と感じ、瞼を閉じた瞬間脳裏に走馬灯が流れるかのように衝撃的だった映像が流れた。


 流れた映像は生前、俺が殺される一歩手前の映像だ。

 (ちまた)を騒がせていた殺人鬼と遭遇し、慌てて引き返したところを車に撥ねられ、警察に連絡して安心したところに今と同じように殺人鬼が死の恐怖を振り翳そうとしていたところだッ!


 また貴様は俺を殺そうとするのかッ!


 俺は似ても似つかない目の前の【デブリン】と殺人鬼が重なり、消えていた命の灯火に再び火が灯り、襲い掛かる凶刃に対する怒りと共に体に血が脈打った。


 その瞬間動かなかった身体に痛みが走り、跳ね起きるように体が起き、目の前まで迫っていた【デブリン】の指先に左手を置き、あの時と同じように力いっぱい引っ張ると俺と同じように力をなくしていた【デブリン】は抵抗することなく足を縺れさせ膝から崩れ落ちた。


 だが、まだ目が死んでねえ!


 俺はそれを目を見て確信すると雄叫びを上げながら上体を起こし、ありったけの魔力を右手に送りながらあの時と同じように右手を、今度は指先まで綺麗に揃えると手刀を作り倒れてくる【デブリン】の左目に突き込んだ。


 これもあの時と同じで硬い感触と眼球が腕のひと動作で動くのが分かり、止めどなく溢れ出る血液と体液に腕が濡れていく。


 【デブリン】は最後の断末魔でも上げているのだろうか、耳元から何か聞こえる。

 そしてそちらに目を向けると掠れた景色の中に大きな手が再び迫ってくるのが分かった。


 テメエはもう負けなんだよ……。

 大人しくしてろ……デブが……。


 俺はそれを一瞥すると右手に送り込んでいた魔力を魔法へと変換した。


 変換された魔法は火魔法で、先ほどの爆炎よりも激しい音と炎と爆発が起き、【デブリン】の頭を完全に吹き飛ばし、俺は右腕を壊しながら背後の壁へ叩き付けられた。


 目の前では燃え盛る【デブリン】の身体が霞んだ視界の中で見え、上半身を焼き付くし力なく前のめりに倒れるところを目撃すると俺も力をなくしたようにプッツリト意識をなくし倒れるのだった。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ