表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
旬が過ぎたVtuber、企業案件でダンジョンに潜ったら、イケメン男装麗人とコラボすることになった件  作者: 立風館幻夢
第5章 討伐、そして伝説へ

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

97/116

第92話 スナイパーと突撃兵

「おりゃあああああ!!」

「でやああああああ!!」


 その後も私たちは、上へ上へと上がっていった。

 流石にエレベーターは稼働していなく、仕方なしに階段を使っている……効率は悪いが、仕方がない。


「……主階段はここで終わりってわけね」

「美羽さん! 非常階段へ!」

「うん!」


 とりあえず今は冷静に……上を目指すことだけを考えよう。

 ……しかし、下山さんが仕立ててくれたチャイニーズ女幹部は大活躍、機敏な動きができるし、攻撃力も高い……が、欠点ももちろんあって。


「美羽さん! 避けて!」

「え? うおおお!?」


 純ちゃんの大声が聞こえ、我に返ると、矢が弾丸のように高速で飛んできているのが分かった。

 間一髪、私はそれを避けた……これは。


「……なるほど、武装してるゴブリンってわけね」


 通路の先、弓矢を持っているゴブリンが、こちらを仕留めようとしていたのだ。

 そう、この衣装の欠点……遠距離の敵には何もできないこと。

 青龍刀をぶん投げるわけにもいかないので、近距離の敵に集中するしかない。

 花火職人に変身したら逆に近距離の敵を対処できないし、デフォルトの衣装だと両方に対抗できるが若干火力不足……。


『あぶね』

『ヒヤッとした』

『なんか前の方、隊列組んでね?』


 コメント欄の指摘通り、奴らは隊列を組んでいて、これでは進もうにも勧めない。

 先頭の奴らはドラゴンに跨っていて、今にも突撃ができる体勢を整えていた。


「美羽さん、遠くの奴らは僕に任せてください! 美羽さんはあの先頭の奴らを!」

「うん! いっくよー!!」


 奴らが突撃してくるのと同時に、純ちゃんはそれを飛び越え、後ろにいる弓矢のゴブリンに攻撃を仕掛けた。

 私も青龍刀を構え、奴らを迎え撃った。

 まるで千切りをするように切り刻んでいき、最初に奴らの乗るドラゴンを八つ裂きにし、魔石に変えた。

 これで突撃することはできなくなる……が、奴らは乗り物を捨てても攻撃をやめることはなく、武器や己の拳で攻撃を仕掛けようとしていた。

 近接攻撃なら負けないよ!


「といや!」


 私は下から回転切蹴りをお見舞いし、奴らを空中に飛ばした。

 それと同時に両手を地面につけ脚を伸ばし、コマのように回った。

 奴らは私の足に巻き込まれ……ミキサーのようになった。

 奴らは遠心力で四方八方に吹っ飛ばされ……壁や地面に叩きつけられると同時に魔石に変貌した。


『うおおおおおお! かっけええええええ!! ¥5000』

『美羽さんかっこいいいいい!! ¥222』

『最高! ₩500000』

『Very coooooool!! A$22』


 コメント欄が虹を描く……が、悠長にコメ欄を気にしている場合ではない。

 純ちゃんの方を見ると、弓矢の奴らに苦戦しているように見えた。

 ここは助太刀しなきゃ!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ