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旬が過ぎたVtuber、企業案件でダンジョンに潜ったら、イケメン男装麗人とコラボすることになった件  作者: 立風館幻夢
第5章 討伐、そして伝説へ

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第89話 チャイナドレスと青龍刀

「砂煙から……何か出てる?」


 砂煙の中から……なにやら生物の影が見えていた。

 あれは……。


『おいおい、煙の中にモンスターいないか?』

『やば……こんなん初めて見た』


 砂煙から現れたのは……粘土のような……液状のモンスターだった。

 その見た目はスライムのように見え、それまで巨大な塊だったものが、複数に分裂した。


「瑠璃さん……あれは『クレイスライム』……粘土のスライムです」

「粘土のスライム?」

「はい、奴らは普通のスライムと違ってダメージがかなり重いです、ですが、防御力は普通のスライムと大差ない……むしろ、液体じゃないが防御力はそうでもないです」

「そっか……じゃあ」


 私はスマホを操作し……下山さんが行く前に入れてくれた新衣装を選択した。


------


デフォルトアバター 選択中

真夏の花火職人 

チャイニーズ女幹部


-------


 チャイニーズ女幹部……凄いアバター名だな。

 まぁ、今はこいつを試してみますか!


「おりゃああああ!!」


 私は思いきりタップした。

 タップしたと同時に、私の体は光に包まれた。


「み、みなさん! こんな時ですが、新衣装お披露目です!」

『えええ!?』

『突然すぎる……』

『マジで!?』


 しばらくすると光が晴れ……私は新衣装に身を包んだ。

 紺色のチャイナドレスに、両手には柄の部分に宝石が埋め込まれた青龍刀……

 確かに香港映画にいそうな女幹部っぽいかも。


『おおおおおお!!』

『なんかエッッッッッッ!! ¥2222』

『かっこいい……』


 コメント欄は歓喜に包まれていた。

 え、エロい? まぁそうかもしれない……と、今はあの粘土野郎を倒さないとね!


「それじゃ、切り刻んじゃうよー!」


 私は青龍刀を構え、粘土の怪物に目掛けて突撃した。

 奴らは集団でこちらに襲い掛かるが、私は2つの青龍刀を使い、奴らを切り刻んだ。

 奴らは真っ二つになり、魔石へと変貌していった。


『おおおおお!! かっけええええええ!! ¥8000』

『見ない間に随分と戦闘が上手くなってる…… ¥5000』

『純様に負けないくらいかっこいい! ¥500』


 コメント欄が彩を描き、私の戦いぶりを褒め称えた。

 やっぱ嬉しいね、こうやって褒められると……このままどんどん……


「美羽さん!」

「……え?」


 純ちゃんの声がし、我に返ると、巨大な岩石の腕がこちらに近づいていた。

 そ、そういえばこいつの存在忘れてた!? ど、どうしよう……

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