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旬が過ぎたVtuber、企業案件でダンジョンに潜ったら、イケメン男装麗人とコラボすることになった件  作者: 立風館幻夢
第5章 討伐、そして伝説へ

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第87話 Vデビュー

「みなさん、こんみうー!!」

「こんみうー!! 井上純でーす!!」

「お? 純ちゃんノリいいね」


 純ちゃん、初めてのVtuber配信でテンション上がってる? まぁ、厳密に言えばVtuberとは現時点では言えないけど……。


『えええええ!? これ純様!? か、かっこいいいいいいいいい!! ¥1000』

『イノジュンなにその姿!?』

『What!?』


 純ちゃんのコメント欄は案の定困惑と歓喜で溢れかえっていた。


「えへへ、皆さん突然で申し訳ございません、実は……僕、井上純もVtuberになりましたー! 最初はダンジョン配信だけど、今度美羽さんと本当のVtuber配信もするからよろしくねー!」


 純ちゃんはドローンカメラに向かっていつものまぶしい笑顔で手を振った。


『おおおおおおおおおおお!! イノジュンVデビュー!?』

『まさか今この時代でVtuberデビューとは……』

『暗い状況の中での明るい話題助かる ¥3000』


 コメント欄は滝のように動き、お互いのコメント欄は投げ銭で虹を描いていた。

 いや、私のところで投げ銭しても意味なくない?


「……で、今回は僕、井上純と美羽さんのコラボ配信第3弾!」

「私たちは今、ここに来てまーす!」


 私たちはあくまで冷静に、いつものノリで、センテンドーの本社を映した。


『えええ!? ここセンテンドーの本社じゃね!?』

『ニュースで見たけどマジでこうなってるんだ……』

『一部でコラ画像疑惑出てたけどやっぱマジなんか……』

『嘘……ちょっと引いちゃった……』


 コメント欄は驚愕の声で覆われていた。

 コラ画像疑惑とか出てたんだ……そりゃ現実は受け入れられないよね……。


「みなさん! 信じられないかもしれませんが……一連のダンジョンの出現……これの主犯は、センテンドー社の社長、大森悠です!」

『え!? マジで?』

『ちょっと信用できない……』

『純様が嘘言ってるとは思えないけど……』


 純ちゃんの言葉に、コメント欄は困惑に包まれていた。

 まぁ仕方がない、口先だけで証拠は何もないもんね。


「皆さん! 純ちゃんの言っていることは本当です! 信じられないかもしれませんが……今からこのダンジョン化したセンテンドー本社に入り、その実態を明らかにします!」

「そうですね! 美羽さん! 通常ならばここで製品の宣伝をしますが……今回は自粛します! 皆さん! 周りに気を付けながら配信観てね!」

「それじゃ、出発!」


 私たちは、センテンドー本社へと走りこんだ。


『まじか……本当かな?』

『オレは美羽ちゃんとイノジュンを信じる!』

『とにかく、センテンドー本社を何とかしねぇと何も始まらないしな』

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