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旬が過ぎたVtuber、企業案件でダンジョンに潜ったら、イケメン男装麗人とコラボすることになった件  作者: 立風館幻夢
第5章 討伐、そして伝説へ

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第84話 新たなバイク

「あの……ここからどこに?」

「と、ととととと、とりあえずついて来てください!」


 新衣装と腕輪を渡した後、下山さんが「まだ渡したいものがある」と言ってきた。

 何を貰えるんだろう? と思ったら、違う場所にあるというので、私たちは下山さんの後をついていくことになった。

 しかし案内された場所は……地下の駐車場だった。

 ここに何があるというのだろう? そう思ってついていくと……シャッターの前で立ち止まった。


「ちょ、ちょって待ってくださいね……確か鍵は……」


 下山さんは持っていた鍵の束から、シャッターの鍵を探し始めた。

 一個ずつ鍵穴に嵌め、差し込むを繰り返し……しばらくして、束の中から合うカギを見つけたようだった。

 シャッターが開くと……そこにあったのは……。


「こ、こちらです!」

「おぉ……これは……」


 ……大型バイク、それも銀色に輝くものすごくカッコいいバイクだ。

 なんだろう、生で観たことないけど洋画に出てくるバイカー集団が乗っていそうな感じのバイクだ。

 とは言っても、どことなく近未来感も垣間見れる……


「こ、このバイク……差し上げます!」

「い、いいんですか!?」

「は、はい!」

「わぁー……」


 純ちゃんは目を輝かせ、バイクを触り始めた……なんか、凄い嬉しそう。


「か、かっこいいですよね? こ、これんコンセプトは、バイクでやってくるヒーロー! みたいな感じです……ば、バイクの色は赤か銀かで迷って……赤一色じゃ映えないと思ったので銀色にしました! い、色々機能があるんですけど、まず、タイヤが光ります!」

「へ、へぇ……」


 それはあんまり意味のない機能だと思うんだけど……。


「あ、あと、通信システムとか……ボタンを押すとヘルメットがすぐ出たりとか……か、語りたいことが多くてまとまらない……あわわわわわわわ……」


 下山さんは口元を抑えながら、笑顔で動揺していた。

 これ作るのも相当楽しかったんだろうな……


「ほ、本当に良いんですか? これをタダでなんて……」

「い、いいんですよ! じょ、状況が状況ですし……それに……」

「……それに?」


 ……下山さんは理由を語ろうとしたその時、急に下を向いた。

 ど、どうしたんだろう? なんか……恥ずかしがってる?


「……ンなんです」

「……え? なんて言いました?」


 ボソボソと喋る下山さんに向かって……純ちゃんは近づいて聞き取ろうとしていた。

 それを見た下山さんは……ゆでだこの様になっている顔を上げて、叫んだ。


「わ、私!!! い、井上純さんの!! ファンなんですぅぅぅぅ!!!!」

「え、ええ!?」

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