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旬が過ぎたVtuber、企業案件でダンジョンに潜ったら、イケメン男装麗人とコラボすることになった件  作者: 立風館幻夢
第3章 New Game,New Stream

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第51話 地竜 対 男装麗人

「じゃあ僕から行きます! でやぁ!!」


 純ちゃんは地竜に向かって拳を突き出した。

 拳は奴の脳天に命中し、地竜は地面を擦りながら後ろに下がっていった。

 一見、純ちゃんの攻撃が効いているように見えたが、地竜は怒り心頭になり、純ちゃんに目掛けて突進を始めた。

 まずい! このままじゃ純ちゃんが……。


「大丈夫です! これでも食らえ!」


 純ちゃんは突進してきた地竜目掛けて回し蹴りをお見舞いした。

 純ちゃんの足が地竜に命中し、奴は吹っ飛ばされていった。

 攻撃は命中したが、それで倒れるような存在じゃない、私は刀を構え、倒れた地竜に目掛けて刀を振り下ろした。

 そのまま奴は真っ二つになり……魔石へと変貌した。


「よ、よし……」


 これでひとまず第一の敵は処理完了……後は……。


『美羽ちゃん! 周り見て!』

『敵! 敵来てるよ!』

「……え?」


 コメント欄を見て、ふと周りを振り向くと、私の周りに地竜の群れが形成されていた。

 地竜たちは大きな口を開け、私に襲い掛かろうとしていた。


「なるほど……集団戦ってわけね」


 私は携帯を操作し、クナイと手裏剣を装備した。

 私はそれを構え、一回転しながら投げつけた。

 クナイと手裏剣は地竜目掛けて飛んでいき……奴らにぶっ刺さった。

 奴らは呻き声を上げ、苦しみだした。


「美羽さん、こっちは任せてください!」


 咄嗟に純ちゃんが苦しむ地竜たち目掛けて、拳と蹴りをお見舞いしてきた。

 奴らは次々と魔石へと変貌していき、地面はモザイク絵のように魔石だらけになっていった。

 ……あれ? なんか……魔石の数多くない? 気のせい?


「これで全部?」

「はい! この辺りにはもういません!」


 はぁ……長かった。


『すげえええええええ!!』

『あんな巨大な敵を……』

『純様、美羽さん、かっこいい!』


 コメント欄が滝のように動く……こんな中でも、観てくれる人が大勢いるんだね。

 ……にしても、このダンジョン、やっぱりいつもと違う気がする。

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