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旬が過ぎたVtuber、企業案件でダンジョンに潜ったら、イケメン男装麗人とコラボすることになった件  作者: 立風館幻夢
第3章 New Game,New Stream

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第47話 新たなダンジョン

「と、いうわけで、本日の配信はここでおしまい! 皆さまこれにて後免!」

『今日も良かったよ! ¥500』

『またね! ¥3000』

『これにて後免! ¥10000』


 センテンドーランドでの配信から1週間。

 そろそろ新規の視聴者さんも落ち着いてきたが、それよりも投げ銭や同接者数は衰えること無く、安定してきたように見えた。


「今は安定してるけど……そろそろアクション起こさないとダメだよね……」


 いつまた同接者数が堕ちるか分からないし……そろそろもう一回ダンジョン配信でもしようかな?

 でもこのバーチャルチェンジャー……もっといい使い道あると思うんだよね、折角Vtuberが現実に出てきたっていう凄い発明なのに。


「そういえば最近の流行り……なんだろうな」


 私はサグッターを開き、今の流行りを調べてみた。

 こういう流行りをリサーチして実行するのも、配信者として大事な仕事だ。

 どれどれ……最近の流行りは……トレンド見てみるか。


『ダンジョン』

『街中』

『数年ぶり』

『日本滅亡』


 ……え? な、なにこのワード……。

 試しに一番上のトレンドをクリックしてみた。


『買い物してたらダンジョンみたいな塔が出てきたんだけど!?』

『おいおい! あんなダンジョンあったか!?』

『早く自衛隊なんとかしろよ! ダンジョン配信者もこういう時こそ動けよ!』


 ポストを見てみると、ビル群や住宅街に、ダンジョンのような塔が立っている写真で埋め尽くされていた。

 まだダンジョンは真新しく見え、ポストの反応から、それまでその場所になかったことが分かった。

 様々な地域からそんなポストが出てきたので、私は唖然としてしまった。


「ど、どうしよう……どうなってるんだ、これ?」


 じ、実家のお母さん、大丈夫かな? そ、そういえば純ちゃん! 純ちゃんは!?

 私はDMを開き、純ちゃんにメッセージを送った。

 多分大丈夫だと思うけど……無事でいて……純ちゃん……。


『僕は大丈夫です! 美羽さんは大丈夫ですか?』


 よ、良かった……純ちゃんは無事なようだ。


『私は大丈夫! 凄い心配したよ!』

『僕も美羽さんが無事でよかったです! 今から新しく現れたダンジョンに向かいます! 美羽さんも行きませんか?』


 あ、新しいダンジョンか……正直、怖いから行きたくないけど、でも、純ちゃんの事……凄い心配だし、私も行こうかな!


『うん! どこに向かえばいい?』

『ありがとうございます! 今、錦糸町駅に向かってます!』

『錦糸町駅ね! 今から向かうから!』


 よし、ここからさほど遠くない場所だ……電車、動いてるよね?

 最悪歩いて向かえばいいや! とにかく急ごう!

 私は荷物を纏め、錦糸町駅へと急いだ。

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