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旬が過ぎたVtuber、企業案件でダンジョンに潜ったら、イケメン男装麗人とコラボすることになった件  作者: 立風館幻夢
第2章 2回目のコラボ、テーマパークでデート

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第25話 頭が高い

「あ、美羽さん! あそこ!」

「……え?」


 しばらくトークをしながら歩いていると、目の前にモンスターが現れた。

 しかもそのモンスターというのが……。


「あれはリザードマンですね、普通は奥深いところにいる奴ですが、このダンジョンは最初から高難易度なようですね」


 純ちゃんがリザードマンと言った爬虫類型のモンスターは、合計で5体くらいいた。

 どうやら相当強いモンスターらしい、これは緊張する……。

 そんな緊張する私を察したのか、純ちゃんは私の手を、自身の手で包み込んだ。


「大丈夫、あの後、前回の配信を観返したのですが、美羽さんの戦闘能力はその辺のアマチュア配信者よりも上手いですよ」

「ほ、本当?」


 プロのダンジョン配信者に褒められると、こっちも嬉しくなる。


『確かに、前回の美羽ちゃん凄かった』

『イノジュンお墨付きってなかなかだぞ』

『純様ほどではないけど、美羽さんも凄いと思うよ!』


 コメント欄を見ると、私を称賛する声で溢れていた……一部純ちゃんageっぽいけど。

 ここまで期待されているってことは……私、行けちゃったりするのかな?


「じゃ、じゃあ……私、行きます! 視聴者の皆さん! 私の活躍、その目でしかと受け止めてね!」

『美羽ちゃん、頑張れ! ¥2222』

『美羽ちゃんならできるよ! ¥5000』

『Fight! Miu! $20』


 コメント欄が虹を描き、私を見送ってくれている……しかも海外からも。

 これは……やらなきゃ!


「行きます! うおおおおおおおお!」


 私は携帯を操作し、クナイを装備した。

 両手に複数のクナイを握りしめ、私はそれとなく前に投げてみた。

 すると、クナイは弾丸のように直線運動をしていき……コボルトたちに命中した。

 奴らにとっては致命傷だったのか、呻き声を上げ、その場に膝をついた。


「さぁ! 頭が高い! ひれ伏すがよい!!」


 私は調子に乗り、カメラに向かってアピールをした。


『草』

『あんま調子に乗るとやばいぞ』

『頭が高いって、普通忍者って誰かの家来だろ』


 コメント欄はツッコミで溢れかえった。

 この時の私は、あまりに上手く行きすぎていて、悠長にアピールをしていた。

 ……だが、その天罰はすぐに来た。

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