表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
旬が過ぎたVtuber、企業案件でダンジョンに潜ったら、イケメン男装麗人とコラボすることになった件  作者: 立風館幻夢
第2章 2回目のコラボ、テーマパークでデート

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

25/116

第23話 コラボ

「……美羽さん、美羽さん」

「……え?」


 小さく私のライバー名を呼ぶ声がし、振り向くと……帽子を深く被ったスーツ姿の人物が立っていた。

 スーツと言っても、赤いジャケットに黒のシャツ……傍目で見ればそっちの人みたいに見える……。


「もしかして……純ちゃん?」

「……はい、こんにちは、美羽さん」


 ……純ちゃん、なんでそんな恰好してるの!?

 私たちはお互い他人のふりをしながら小声で話し合った。


「……何その恰好?」

「いや……普段着だと目立ちますし……」

「……そっちの方が目立つよ! もっとマシな服無かったの!?」

「いや、だって……配信で使っていない服と言えばこれしかなかったですし……」


 純ちゃんの身長で赤い服は、東京に立っている333メートルの鉄塔並みに目立ってしまっている。

 まったくもう……変なところで抜けてるなぁ。


「とりあえず申請しに行くよ!」

「は、はい」


 私たちは受付へと足を運んだ。



 申請を終え、私たちは樹海の中に入り……その中心にあるダンジョンの中に入った。

 配信の告知は純ちゃんが着替えている間に済ませたので、さっさと配信を開始してしまおう。


「じゃあ、最初は純ちゃんのチャンネルで放送するんだよね」


 このバーチャルチェンジャーには「コラボ機能」というのがあるらしく、コラボ相手に掛け声を言わせると、その人のチャンネルで放送できるようになるらしい。

 私は携帯を純ちゃんに手渡した。


「確か……こう叫ぶんでしたよね? 『コラボ』」

『コラボ、オーソライズ、井上純』


 純ちゃんが掛け声を叫ぶと、テクノポップ調の待機音が流れ始めた。

 確か、この状態で……。


「ライブオン!!」

『オーソライズ、百地美羽、ログイン』


 私が掛け声を叫ぶと、前回と同じように待機音が流れ始めた。


「なんか……恥ずかしいな、これ」

「いいじゃないですか、早く始めましょうよ」

「うん……」

 

 私は携帯電話を腕輪に嵌めた。


『百地美羽、ライブ、スタート』


 そんな音声と共に、私はVtuber百地美羽の姿となった。

 ドローンカメラとコメント欄が表示され、ライブスタートだ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ