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旬が過ぎたVtuber、企業案件でダンジョンに潜ったら、イケメン男装麗人とコラボすることになった件  作者: 立風館幻夢
第1章 初めてのダンジョン配信

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第14話 共闘

「美羽さん! 見てないで貴方も戦ってくださいよ! コラボでしょ?」


 井上純はゴブリンに拳をお見舞いしながら、そんなことを叫ぶ。

 えぇ!? この流れで私も!?

 いや確かにさっきまでは私が無双してたけどさ……視聴者さん、そんな事求めているのかな? もう私いらなくない?

 いや、これは私のチャンネルで行っているわけだし、そりゃ私が活躍しないとダメなんだけど……うーん……。


『美羽ちゃんとイノジュンの共闘見たいかも!』

『忍者とステゴロお姉さんの共闘……いいかも』

『頑張って! 美羽ちゃん! 純様! ¥3000』


 コメントが活気に満ち溢れている。

 ……ここは、コメントに応えなきゃね!


「行くよ! おりゃあああああ!!」


 私は刀を構え、突撃を開始する。

 私は井上純を飛び越え、モンスターを切り刻んだ。

 モンスターどもは呻き声を上げ、ダンジョンの中を煙が充満し、モザイク絵のように魔石が散らばった。


「よし! ラスト1体は2人で!」

「はい! おりゃああ!!」


 私たちは息を合わせ、モンスターに向かって腕を前に出した。

 私は刀を、井上純は己の拳を。

 モンスターの体にそれらが命中し……そいつは煙になって、巨大な魔石を生み出した。


「す、すごい……できちゃった……」

「いい戦いぶりでしたよ」


 井上純は私の肩を掴み、ドローンカメラに向かってアピールを始めた。


「……と、いうわけで! 素晴らしい戦いぶりを見せてくれた美羽さんに拍手!」


 井上純は私に向かって拍手を送る……恥ずかしくなってしまい、私は下を向いてしまった。

 どうしよう……顔が熱い、プロに褒められたからであろうか?


『8888888』

『美羽ちゃんかっこよかったよ! ¥3000』

『美羽ちゃんのファンになりました、チャンネル登録しました』

『純様のファン辞めて美羽ちゃんのファンになります』


 コメント欄をチラ見すると、私への称賛の声で溢れかえっていた。

 う、嬉しい……全盛期に戻ったような感覚だ。

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