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旬が過ぎたVtuber、企業案件でダンジョンに潜ったら、イケメン男装麗人とコラボすることになった件  作者: 立風館幻夢
番外編 純の過去

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その6 答え

『えーっと、コメント欄も盛り上がってるけど、続き読むね? 「自分の体は間違いなく女なのですが、そんな自分の体に違和感があります、男の子から告白されてもなんか納得いかないし、だからと言って体力は女の子のままなので、男の子には力負けしてしまいます、自分は一体何なのでしょうか」……うーん、難しいね』


 間違いない、僕が送った質問だ……。

 コメント欄を見ると、真剣に議論している感じだった……まぁ、一部「一時の気の迷いだよ」ってコメントもあったけど。


『そうだなぁ……最近そういうの議論されてるよね、私の周りにはそういう人いないけど……なんて言えばいいのかな? 迂闊にこうだ! って言うと、「それは違うぞ」ってなっちゃうからねぇ……うーん』


 ……どうしよう、困らせちゃったかな? なんか……恥ずかしくなってきちゃった。

 ……もう配信閉じてご飯食べようかな。

 そんなことを考えてスマホの電源を切ろうとした……その時だった。


『まあアレだね! ぶっちゃけ、性別なんてどうでもよくない?』


 そんな声が聞こえ、手が止まった。


『みんないろんな意見があると思うけど、私が言えるのは……それはただ他の人と違うってだけで、それは貴方の個性だと思うよ! 別にいいじゃない、性別なんてさ! 汚い話になっちゃうけど、トイレの時とか銭湯行く時とかお医者さんに行く時とかに重要になるだけだし!』


 ……性別なんてどうでもいい、それが……僕の個性?


『貴方は貴方のままでいいと思う! しかも告白されたことがあるってことは、そんな貴方の事が好きな人が世の中に沢山いるってことだよ! 自信持ってね!』


 ……僕は、その言葉を聞いて、手が震えてしまい……スマホを落としてしまった。

 ……そうか、性別なんてどうでもいいんだ、それが僕の個性で……そんな僕を好きな人がいる。

 単純じゃないか……なんでこんなことで悩んでいたんだろう?


「ほんと……馬鹿だね、僕……」


 僕は嬉しいのか吹っ切れたのかわからないけど……大粒の涙が流れたのは分かった。

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