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旬が過ぎたVtuber、企業案件でダンジョンに潜ったら、イケメン男装麗人とコラボすることになった件  作者: 立風館幻夢
第5章 討伐、そして伝説へ

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第98話 「本当にくだらない」

 奴が何かを言っているが……今の私には何も聞こえない。

 目の前は……何故だか分からないがぼやけている……コメント欄が動いているのが分かるけど、なんにも見えない。

 痛みも段々……和らいできたかな?

 そっか……私……死んじゃうんだ。

 最初は凄いもん手に入れたと思ったこの腕輪も……携帯も……最後はこんな感じで終わるのか……。

 まぁでも、Vtuber人生……これで終わりなのもいいかな? 最終的にはいい結果を残せたと思うし……いい夢見せてもらったよ。

 ただ一つ心残りなのは……純ちゃんと、Vtuberの姿でコラボ配信……したかったな。


「純……ちゃん……」


 私は……目を閉じた。


「美羽さんに……手を出すなああああああああああああああああああああああ!!」

「ぐはぁ!?」


……痛!? な、なに!? なんか……背中とかに……衝撃が……。

ふと目を開けると……純ちゃんが、奴と殴り合いをしていた。


『うおおおおおおおおお純様かっこいいいいいいいいいいい!!』

『美羽ちゃん!? 大丈夫!?』

『2人とも頑張れえええええええええええ!!』


コメント欄が……声援で埋まっている……。

そうだ、みんなが観ている……ここで……こんなところで……へばってる場合じゃない!!


「うおおおおおおおおおおお!!」


私は忍者の姿に戻り、刀を構えて……文字通り助太刀に入った。

私の斬撃は奴に命中し……同時に純ちゃんのキックが、その傷口に命中した。

それが奴の致命傷になったのか、奴は傷口を抑えて跪いた。


「よくも美羽さんを……絶対に許さない!!」


 純ちゃんは奴目掛けて膝蹴りをお見舞いし、吹っ飛ばした。

 倒れた奴にのしかかり、顔面に目掛けてパンチを連続で放った。

 じゅ、純ちゃん? なんか……怖い……。


「調子に……乗るな!!」


 奴もただやられているだけではなく、足で純ちゃんを吹っ飛ばし……立ち上がった。


「クソ……配信者風情が……調子に乗りあがって!! 私は天才クリエイター……このゲームの創造者だ……そう簡単に……クリアなんか……させてたまるかぁ!!」

「それはそれは……とんだクソゲーを生み出したもんだね!!」


 私は奴目掛けて無数の手裏剣を投げた。

 その多くが奴に命中し……奴は悶絶した。


「クソが……クソがあああああああ!! 私は……最高のゲームを作った!! 世界中を巻き込む……最強のゲームを!! ただお喋りしてる奴らに……ただ文字を書くだけの奴らに……理解なんてできまい!!」

「理解だって?」

「最強のゲーム?」


……そんなの


「「本ッッッッ当にくだらないね!!」」


 私と純ちゃんは……奴に目掛けて拳を突き出した。

 その拳が奴の腹に命中し……奴は壁に激突した。

 そしてそれと同時に腕輪が外れ……変身が解除された。

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