☆冬の童話2022「流れ星」①
今年のテーマ『きらきら』は書いたから余裕だと思っていたのです。
思っていたのに、戦記を書き始めてしまい、再び余裕がなくなってしまう瑞月さん、きゃーっと悲鳴を上げながら、タイプします。そして時計。
「きゃーっ」
とっくにお店を開ける時間。
慌てて、お店を開けました。
☆彡~☆彡~☆彡~☆彡
☆「うみほたるちゃん」
https://book1.adouzi.eu.org/n6052hj/
作 こまの柚里さま
9052文字
このお話は海に漂ううみほたるちゃんが恋をして、家族を作って、お母さんになるまでのお話なのです。
お母さんになるって自分の子どもがいないと本当によく分からないものなのです。
いや、頭でも感覚的にも分かっているんですよ。そして、その様子が海の荒波と迷子という形で分かるんです。理想通りにはいかないことも、たくさん迷ってしまうことも、そんな新米ママのうみほたるちゃんにさらなる試練が……。
ラストへ向かうお母さんの力を表現する言葉がかわいくも力強いお話です。
☆「空飛びねこのおはなし」
https://book1.adouzi.eu.org/n5575hj/
作 猫らてみるくさま
2031文字
なんだろう。もう、猫と一緒にふわふわしたくなるお話なのです。
空飛びねこは地球の猫と同じ姿。それなのに、背中に羽が生えています。
それだけで、天使猫なんですけど、その猫さんが魚を捕まえる姿やねこのしっぽ草に戯れるを想像するとニマニマしてしまいます。
優しい語り口がとても素敵な童話です。
☆https://book1.adouzi.eu.org/n8058hj/「雪まつり」
作 立夏さま
4308文字
その町では雪まつりが毎年行われています。そして、樅の木に飾りを飾ったり美味しいお菓子を食べたり、温かいシチューを飲んだりして町の人々は楽しみます。
このお話は、とっても不思議な世界観です。主人公とおぼしき語り手が一人。彼がとても謎に満ちていてどんどん不思議に吸い込まれていくのです。そんな感覚がとても気持ちいいお話でした。
☆<b><a href="https://book1.adouzi.eu.org/n7086hj/">「虹色の流れ星」</a></b>
作:藤沢なおさま
5106文字
主人公は黒猫のクロスケ。虹色の流れ星を探しに行きます。虹色の流れ星はなんでも一つ願いを叶えてくれるからです。その探し物の道中さまざまな動物がなくしものをしています。気の良いクロスケは虹色の流れ星を探すついでに一緒に探してあげるのです。
☆「ガイコツ海賊団で、アイアイサー!」
https://book1.adouzi.eu.org/n8653hj/
作:三羽高明さま
25221文字
これは本当に面白い。25000文字ちょいの冒険成長物語。謎あり、敵あり、友情あり。この三拍子揃ったお話は、面白いに決まっている!
文字数なんて関係なく、没頭することができる小学生の男の子にぜひ読んでもらいたいお話です。
主人公のジュン君はちょっと気弱な男の子。かけっこするよりお絵かきがしたい、そんな彼がひょんな事からガイコツ海賊団の一員になってしまうのです。文字数で敬遠しているのなら、勿体ないお話ですよ。連載形式なので、読みやすいです。
その②へ続く
この年は159作読んでいたようです。
でも、4作なくなっていました……。





