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瑞月堂へようこそ!(瑞月の読書遍歴)  作者: 瑞月風花


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❁冬の童話2020『贈り物』

さて、もうすぐ冬の童話2026がはじまります。今年の瑞月さんは少し余裕なのです。

だって、もう「きらきら」のお題を書いてしまっているから。

ふふふーん。と絵本陳列棚にはたきをかけて、2020年の「おくりもの」を眺めました。この頃は、まだ必死だった頃。そして、とこちゃんひとちゃんシリーズの第一作目を書いた時でした。だから、ご機嫌です。


☆~☆~☆~☆~☆


❁「12月26日のメリークリスマス」

https://book1.adouzi.eu.org/n8035fx/

蝋燭屋 様 作

贈り物はもらうもの?

子ども達に読ませたいハートフルストーリーという言葉がぴったりの物語でした。寒い夜にほっこり心が温まります。


❁「六角形が崩れる時に」

https://book1.adouzi.eu.org/n6119fx/

作:平谷 望さま


百年の間、冬の終わらない国がありました。その国にある雪山の頂上にいる竜のせいです。

そこに騎士としてはうだつの上がらない男が訪ねてくる所からお話が始まります。

「貴方が冬を終わらせるまで、おれは帰るに帰れないんだ」

冷たい視線を投げかけるだけの竜は答えません。なぜなら、竜には冬を終わらせたくない理由があるのです。

誰にだって答えを出したくない時ってあると思います。もちろん、自分が傷つきたくないからという理由が多いのでしょう。だけど、信じていたいのです。

信じていたいから動けない。

でも、自分だけ時を止めてしまうことはできません。前を向き一歩踏み出す時は必ず必要なのです。

この物語は凍った時を溶かすために必要だった時間の物語。

そして、踏み出した未来には雪解けとともに、晴れわたる空が待っているのです。

童話ジャンルを超えてすべての年齢の方に読んで頂きたい感動の一作です。

(レビュー文より)


❁「三太の泉」

https://book1.adouzi.eu.org/n1005fy/

かわかみれい 様 作

本当に日本昔話で語られてもおかしくない作品でした。このお話に出てくる水神様の言葉がこのお話に重みを持たせているようにも思えます。


❁「清らか地蔵の話」

日南田 ウヲ 様 作

https://book1.adouzi.eu.org/n0937fy


感想欄を見ると賛否あるようですが、私はお話としてよくできているな、と思いました。決して驕りたかぶってはいけません、そんな事を教えてくれるお話でした。


☆~☆~☆~☆~☆


だけど、この頃は、紹介文が短いなぁ……。そんなことを思いながら、ポップの書き直しをした方が良いのか悩む瑞月さんでした。

あと少しでクリスマス。

皆様のところにも、素敵な贈り物が届くと良いですね。


2020年の冬の童話で参加した作品はこちら

「おくりものはなににしようかな」

https://book1.adouzi.eu.org/n6050fy/

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