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異能者は異世界に来て何をする  作者: 七刀 しろ
第五章 ザ・バッドエンド
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バッドエンドに進む

お盆だからいつもより量は少ないですけど、許してくれー!!!!!!!

 念力を使って森の中を目にも止まらぬ速さで駆け抜けた。

 もうすでに魔物の群れを連れた鎧を着た人達がすでにミリ達のところにいた。早すぎる。さっきまで多少距離があったはずなのに今はミリ達に剣を見せびらかして車を調べている。

 ただの旅人ではなさそうだ。魔物を連れている時点でただの旅人には見えないけど。全身鎧姿と兜で顔を隠している怪しさマックスの人物達がミリ達になんの用なんだが、車を調べているようだからミリ達自体興味はなさそうだけど。

 車を奪うためだけにミリ達を殺す可能性がある以上急いで戻りたいがどんなに頑張って急いだところで早くて戻ろうとしても約二分かかる。危害を加える雰囲気は見えない。


 後ろではエルフが俺の後を追っている。ぽっと現れていきなり故郷までの道案内を頼んでおきながら返答も聞かずに戻っていくなんてエルフ達もびっくりしただろう。状況がつかめないから俺を追うか口論していたようだが、結局は追うことにしたらしい。先頭には斥候のエルフにして俺の後を追っている。正しくは俺が向かった先、ミリ達が弁当を食べていた開けた場所と俺が通った痕跡(木々を避けて進むのが煩わしくかったから念力で押し倒した木々)を頼りに追っていることをパスに教えてもらった。

 エルフ達のことはほっといてもいいだろう。それよりも鎧を着た人達の方だ。


 奴らは車の中から俺達の荷物を引っ張り出して中を物色している。何人か金目の物を懐にしまったぞ。この人達は盗賊か何かか?

 人の者を盗むのは前任のすることじゃないぞ。こんなことなら鍵をかけておくんだった。いや、鍵を開けさせる為にミリ達が痛ぶられるかもしれなかったのか?もともとは俺がエルフ達の下に行かなければこんなことにはならなかったが、それはもうあとの祭りだ。

 今はとにかく早く戻ることだ。


 すでに同じことを何回もしていたのか手際がいいなこいつ等。物色している中で金目の物を見極めるのにかけている。俺達に金目の物はあまり持っていたない。荷物の中はほとんどが食用や日用品ばかりだ。値が付きそうな物はタブレットやアシュティァのお父さんからもらったメダルぐらいだ。それ以外には財布ぐらいだ。それらすべてが鎧の人達の懐の中に納まっている。堂々とした泥棒共だ。


 鎧の人達は車の物色を終わらせると車を指して『あれは何だ』とミリ達に問いただしている。ミリ達は車のことをよく知っていないから馬車みたいな乗り物としか答えない。車のことを知っているアズサとジュンは言葉が通じないから何を聞かれているか理解していないから答えることができない。


 鎧の人達は他にしょうもない質問後に所持していた剣でミリ達の服を破り始めた。その行動により俺の怒りが頂点に達した。

 視界の先で最初にスフィアの服を破った鎧を血祭りにあげた。そいつの鎧の中身は薄汚いおっさんだった。殺さない程度に腹部を裂いてぐちゃぐちゃにミキサー上にして転がしておく。第三者から見たら急に腹が爆発したように見えだろう。

 死ななければアズサが治してくれるだろう。


 鎧達が突如仲間がやられたことにより戸惑いが現れた。戸惑っているうちにリーダーっぽいほかの鎧よりもワンランク豪華で魔物に乗った鎧をさっきの鎧のおっさんと同じように腹をぐちゃぐちゃにしてやる。生き物は心臓と脳を潰さない限り数時間は生きるから大丈夫だろう。その間凄く来るいいだろうけど。

 命令を出すリーダー格を倒せば手下っぽいやつらは烏合の衆と化すだろう。誰から攻撃されたのかわからないまま、奴らがあたふたしている間に一人一人倒していけば俺がそこに到着するころには全員戦闘不能になっている。

 次のターゲットを狙って腹をミキサーかけようとしたとき、残りの鎧達がミリ達と一塊に集まった。見えない位置から攻撃を受けていると判断してミリ達を盾にしようと試みたのだろうけどそれは無駄なことだ。視界と念力の実態の無い顔と手だ。いくらミリ達を盾にしてもミリ達の身体をすり抜けていつでもやれる。命令を出す人間が消えればそれぞれバラバラ動いてうまく連携取れなくなって片づけやすくなる。


 そんな余裕なことを思っていたら、鎧の一人が叫び、そのまた一人が懐から取り出した箱を操作をし始めた。無駄なことをし始めたと思い、箱を操作していた鎧の腹をミキサーにした瞬間、奴らが消えた。腹をミキサーされた二人を残して。


 俺は何が起きたのかわからなくなって立ち止まってしまった。


 消えた。いったいどうなっているんだ。あの中に被験者がいたとは思えない。ならば魔法の一種なのか?テレポートか?

 魔法事態俺はあまり詳しくないが、地球上では存在しない力だ。被験者のテレポートみたいな魔法も存在していてもおかしくないはずだ。どこに行ったんだ。そんなことは残された二人に吐いてもらおう。少し荒っぽいことをするかもしれないがミリ達を攫った連帯責任だ。


 俺は立ち止まった体を念力で車の場所に戻った。腹を裂かれて悶えている鎧達を見てもこれから拷問する気分になれなかった。

 ミリ達がいなくなったことで怖くなった。

 俺のことを何より気にかけてくれた猫耳少女が。頑張ってお姉さんぶっていたエルフの少女が。愛らしく天真爛漫な少女が。俺の知らない部分を知っていった少女が。少しワガママなツンツン少女が。出会って間もない幼い少女が。

 いて当然と思っていた大切な友達がみんな自分の前から消えた。


 その原因を作ったゴミを見下ろす。


「がっは、いてぇ。助けて」

「ぞごのガキ俺を助げろ」


 俺に気づいた痛みに苦しんでいるゴミ共は俺が自分達をこんな目に合わせた張本人理解していないのか助けを求めている。ゴミ共はミリ達の服を破いて同じことをしてやろうとしていただろ。なのに助けを求めるのは虫が良すぎるじゃないのか。

 今だってエルフの子はストレスと不安を感じて脈拍数が不安定だ。凄くおびえているのにこいつらはそんなことも知らずに助けを求めている。凄く離れた場所にいるみたいだけどエルフの子の身体の情報が分かる。いる方向さえ。


「わかったよ。直してやるよ」


 二人の腹を雑に修復してやるが、表面上とミキサーした腸を直しただけで痛みを少しは残っているはずだ。こんなゴミを治す価値は無い。価値があるのはミリ達がどこに行ったのか、その情報だけだ。


「あ?腹が、裂かれていたはずの腹が治っている。貴様が治したのか?」

「嘘だろ。俺死ぬかと思った。助かったぁー」

「ほら、頼まれていた通り直したぞ。お前達に聞きたいことがある」

「ああ、なんでも聞いてくれ。その前にここの近くに目に見えない化け物がいるんだ。俺達はそいつにやれたんだ。でも俺恐れをなして逃げて行ったっがいつ戻ってくるかわからないぞ」

「何でも聞いてくれか。それはよかった」

「皇太子殿!そ、そいつが」

「なんだよ。ドドンドこの旅人がどうしたていうんだ。どわ!」


 リーダー格の鎧はアホだった。俺が腹をミキサーした張本人だというのに気づいていない。もう一人の方は気づいているようだが、リーダー格を皇太子と呼んだ間抜けだ。自分達はどこかの国の関係者と言っているようなものだ。リーダー格の鎧には紋章が描かれているからこいつらが何も言わずともこれを頼りに探すことができる。

 皇太子はどこかの国の王子か貴族か。知らないがそれのどれかだろう。今はそんなことは関係ない。

 二人が逃げ出さないように土の壁を生成して、二人の手足を固定する。ついでに下を噛んで自殺しないように歯を全部抜こうかな。聞きたいことを聞き出すときに歯を治せばいいしな。


「ここにいた子達はどうした?」

「フン、お前もあのガキどもの仲間か?そこら辺を探せばいるんじゃないのか?お前は土魔法使いか?これをどうにかしろ」

「聞いているのはこっちだ!ふざけたことを言いやがって、あの子達が消えたのはわかっている。どこに消えたんだって聞いてるんだ」

「皇太子殿」

「わかっている。こんなガキ相手に口を割らないさ。何もできないガキになっ!あああああああああああああああ」


 ふざけたことを抜かすリーダー格の腹の中を念力でねじったら痛みで面白い声を出しやがった。あああああああああああああああって喘ぎ声かよ。

 こんなガキか。何もできないガキか。笑える冗談を言うやつだ。本当に笑える奴だよ。何もできないガキに手足を固定されて余裕あるそぶりをしてるが、体は正直だな。足が小刻みに震えているよ。

 こんな何もできないガキが怖いのかよ。


 こいつらは腹をミキサーしたから多くの血を出し過ぎた。これ以上の量を出すとミリ達の居場所を吐き出す前に死んでしまう。アズサの能力は欠損、傷を治せるが失った血は元に戻すことができないし、作り出すこともできない。傷を治せるだけで十分か。

 ちょこちょこ痛ぶって吐かせるとしよう。


「言う気がないなら、言いたくなるまで俺と遊ぼうよ」

「遊ぼうだと?いいから俺達を、あああああああああああああああ」

「そうかそうか、お前も遊びたいか。そっちの人はどう?」

「おい。俺を見るな。こっちに来るな。頼む見逃してくれぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ」


 ナイフで二人の両目を潰したり、舌や耳を切り落としたり、玉を潰したり、念力でねじったりする遊びをエンドレスで楽しんだ。二人はこの遊びをとても気に入ってくれて俺の耳の鼓膜を破る勢いの悲鳴を上げてはしゃいでくれてよかった。

 俺も喜んでくれて嬉しいよ。もうそろそろ、そのお礼にミリ達がどこに行ったか教えて欲しいよ。まだ答えないか。まだ満足してないのかな?


「おい、お前いきなり現れたと思ったら消えて何を考えているんだってこれはどういう状況だ。土壁にくくりつけられているのは人族の男か?」

「なんと惨いことを」

「あ、怒りすぎてエルフ達のことを忘れていた。まいいか、今取り込んで忙しいので後にしてもらいたい。ごめんよ。変な邪魔が入ったけど言う気になった?言わないなら言うまで続けるけど、いいよね?」


 到着したエルフ達が俺の拷問という名の遊びを見て戸惑いの声を上げる。

 俺はエルフ達が来ても遊びをやめない。二人が痛みで失神しても冷水をぶっかけて起こしてあげたり、脱糞しても念力で除去してあげたりして遊びの妨げになるものは排除した。


「そこのエ。エルフたす、助けてくれ」

「頼む。もう治さないでほしい。頼む。もう治さないでほしい」


 二人がエルフ達に助けを求め始めたので、そしてエルフ達も邪魔をすると思って俺達の足元の地面を上げてエルフ達が届かない位置した。


「本当に言わないの?言わないと終わらないんだよ。言わないまま死ぬことは俺が許さないし、致命傷は痛みが残るように直すよ。お前達みたいなゴミどもの傷をね。もうそろそろ今の遊びも飽きてきた?今度は別のにするかい?次は何がいいかな?今度はお互いの物を食べてみる?治せるからお互いの物をお腹いっぱい食べれるよ。そうしようか!!」

「もう、もう勘弁してくれ、言う。言うからやめてくれ」

「俺も言う!言うからナイフで目を取らないで!」


 やっと二人は言う気になってくれたようだ。三十分ぐらいしか経ってないのに弱いな。俺なんか何日数年もこれよりもひどいことをやられたり、やらされたりしたのにな。言ってくれるならそれでいいけど。


 洗いざらい話してもらった。

 この人達はハハン帝国って言う国から皇帝からの命令で敵国へ破壊工作や奴隷の確保を目的に活動していたと。そして昨夜ダーシャ王国の工作が終えて母国に帰るところだったらしい。帰る途中に遠くの空に青く光る物が見えたそうで、空間転移の能力を持つ魔物を使い、光が下りた場所に来たら良い獲物が発見して襲ったら俺に襲われたとのことらしい。


 ミリ達を見つけた経緯はどうでもいいから早くミリ達がどこへ行ったのか早く喋れよ。空間転移の魔物か。そんな魔物がいるなんて初めて知った。魔法がある世界だ。そんな被験者みたいな魔物がいてもおかしくはないか。


 メンバーの内二人以上が何者かにやられた場合、母国に瞬間転移するように改造した貴重な魔物を使う手はずになているらしく。ミリ達は現在、ハハン帝国にいるらしい。

 居場所が分かっただけでいいか。この二人にはもう用がないからどこへでも行けばいい。俺はこれからミリ達を連れ戻しにハハン帝国に行く。

 タブレットは鎧たちの仲間が持って行ったからマップが使えないが方角さえわかれば一直線に向かえばいずれは着くだろう。

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