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愛弟子に裏切られて死んだおっさん勇者、史上最強の魔王として生き返る  作者: 六志麻あさ @『死亡ルート確定の悪役貴族2』発売中!
第12章 運命の果て

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21 砕けた魔王剣

 俺は神と対峙しながら、眼下の戦いを監視していた。


 魔王軍は押されていたが、俺も神から離れるわけにはいかなかった。

 こいつを俺が抑えておかないと、眼下の魔軍は神の攻撃で一気に薙ぎ払われる危険があるからだ。


 魔界ならともかく、人間界においては神の攻撃を防ぐ術はほとんどないだろう。

 ゆえに──俺はここで神を釘付けにしておく必要があった。


 地上の戦いをヴェルファーやジュダたちに任せながら。


「あれは……!?」


 そのとき、地上で閃光が弾けた。

 四人の使徒が放った巨大光弾をヴェルファーが魔王剣で受けとけ、剣の刀身が砕けたのだ。

 刀身が完全に折れたわけではないが、いくつかの破片が世界各地に散っていく。


「──そうか。魔王剣が壊れたのは、このときだ」


 俺はハッとなり、ステラに通信した。

 彼女に『あること』を指示しておく。


「なんだ、企みごとか?」


 神が俺を見た。


「魔王の剣である『煉獄魔王剣(ラーディス)』。すべての魔族を守護するその宝剣が砕けた今、我が力ですべての魔族を弱体化させることが可能だ」


 神が朗々と告げた。


「弱体化だと……!?」

「さすれば、人間の力だけでも魔族を討てるようになるだろう。いずれは、な」


 と、神。


「我には他の神々との戦いが待っている。真の絶対者となるために。ゆえに、魔族ごときとの戦いに、そこまでの力を割くわけにはいかぬ」


 こいつ、何をする気だ――。

 神から感じる威圧がさらに巨大に膨れ上がっていく。


 どこまでも。


 どこまでも――。




「さあ、終わりのときだ――【すべての魔族はその力を減じ、弱き者へとなり下がれ】!」




 神の言葉が世界に広がり、覆い尽くした……。

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