表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
136/155

第134話 対決

ブランシュと戦います。


134 対決


「死ぬのはお前よ!」

 ブランシュの指輪が光り、振り向いたときには遅かった。

「ガーネット!」 

 ドンッ、とリリーが僕を突き飛ばし、光の中に吸い込まれた。

「リリー様ッ」

「ちっ……!」

 吸い込まれる瞬間に、リリーはヴィアベルの鉾をブランシュに投げつけた。

「きゃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」

 頬をかすめた鉾は大きな傷をつけ、ブランシュが膝をついた。

 しかし、リリーを吸い込んだ光は消えてしまった。失敗した。


 よくもリリーを。

「神とて許さない」

 巨石の中に吸い込まれたリリーをどうやって助ければいいのか。

「絶対に許さないわ! よくもリリー様を」

 ゴーレムを総動員して突撃する。

「踏み潰せッ」

「ぐっ……!」

 頬を押さえ、ブランシュが後ろに飛び、彼女の指輪から放たれる光がゴーレムを消し去っていく。その光をかいくぐり、体当たりした。

「逃さない、神だろうが許さないわ」

 ブランシュの首を掴み、締め上げる。


「う……ぐぐぐぐ……ぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ」

「神様なら自分を救ってみせなさいよ」

 神様なら私を救ってよ。 

「……ガーネット! 止めろッ」

 セティスのダイアモンドナイトが、突進して胸を殴った。

「……ぐふっ……ぅッ」

「……ガーネット、君には……殺らせはしない……」

「うるさいわね。結局、私の敵になるなら同じよ。死になさい」

「君には殺させないッ」

 体当たりをしてきたセティスを躱せず、骨が折れたのだろう、激痛で視界が霞む。

「逃さないわ」

 ロッドでナイフを描く。

「これで終わりよ!」

「……!」

 セティスは真正面から手を突き出し、ナイフを受け止めた。

「君に人殺しは似合わない」

「……っ」

 驚いているその隙に、セティスは後ろに体を引き、猛然と走り出した。リリー・スワンとブランシュを抱えあげ、移動魔法で姿を消した。

「……」

 リリー・スワンには勝った。しかしブランシュには逃げられてしまった。


 あとはこの巨石をどうするかだ。

 リリーとクラウスを助け出せなければ、僕の負けだ。


 まだ、終わってない。



勝負の行方は……? 

来週も読んでくれよな! 


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ