表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
Free World Online ~自由な世界で~  作者: 西音寺 秋
第3章~新たなる大地へ~

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

85/159

○第61話~エルメス遺跡群②~

お待たせしました!最新話投稿しました(≧▽≦)

「…。ハァ…。ハァ…。酷い目に遭った。」


「うぅ…。こ、恐かった~!!」


何とか岩から逃げ切ったユートとミザリーは入り込んだ部屋でへたり込んでいた。


─ 30分近くも岩に追い回されたのだから当然の事だろう。


「ふぅ…。それにしても巨大な岩に追い回されるとはな。」


「まるでイン○ィー・ジョー○ズになった気分だったわ。」


ミザリーは遠い目をしながら笑っていた。


「ハハハ。たが、追い回された価値はあったかもしれないぜ。」


「…。そうかもね。」


ユートが指差した先には金色に輝く宝箱があった。


しかも2個も。


これなら確かに追い回されたかいはあっただろう。


「金色かぁ~。中身は何だろうねぇ♪」


「金色はボスから手に入る宝箱以外で1番良い宝箱だから楽しみだな。」


ミザリーもユートもにんまり顔で宝箱をみつめていた。




































(しばら)くして(ようや)く息も整い身体も休めたミザリーとユートはそれぞれ選んだ宝箱の前にスタンバイし開ける準備も万端だ!


「それじゃあ開けるぞ。」


「ええ。それじゃあ…。」


「「オープン♪」」


パカリ…。


「あら。これは錫杖(しゃくじょう)ね。どんなアイテムかしら?」


「俺のは槍だな…。俺、槍術を持ってないんだがなぁ。」


ミザリーは嬉しそうに、ユートは若干不満そうに中身を取り出した。


SC(スキル・コイン)に余裕あるんだからスキルを取れば良いでしょ?」


「ま、それもそうだな。」


「「『鑑定』!!」」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

◦アイテム名:聖なる錫杖 【攻撃+70魔攻+80】

◦等級:特質級(ユニーク)

◦ランク:S

◦詳細:アンデッドに対し特効を持つ錫杖。

EXスキル『破壊成長』とユニークスキル『???』が付与されている。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

◦アイテム名:破邪の聖槍【攻撃+90】

◦等級:特質級

◦ランク:S

◦詳細:アンデッドに対して特効を持つ槍。

EXスキル『破壊成長』とユニークスキル『???』が付与されている。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「おっ♪ユニーク・シリーズの槍だな。アンデッドに特効があるから攻略に丁度良いぜ♪」


ユートは満足そうにしながらスキル・ショップで槍術のスキルを入手し槍を装備していた。


「フフフ♪私のも特効があるからこれに装備を替えちゃいましょう♪」


ミザリーは嬉しそうに錫杖に装備を替えていた。


こうして新装備に替えたユートとミザリーはホクホク顔で小部屋から出てきた。


「今度は罠に掛からないように気を付けろよ~。」


「分かってるわよ!!そう何度も掛からないわ。」


「どーだかなぁ。」


ユートがクククと笑ったその時!


ユートの足下からカチリと音がして…。


後ろの方からかはゴゴゴゴゴー!!と、何かの音がしだした。


「…。スマンミザリー…。」


「イイノヨ…。コンドハナニカシラネェ…。」


ギギキと2人が油の切れたロボットのように後ろを振り返るとまるで津波のように大量の水が押し寄せて来ていた。


「ギャー!!」


「イヤァァァー!!」


こうしてユートとミザリーの地獄の鬼ごっこが始まった。


─ この2人、本当に本当にこんな調子で大丈夫なのだろうか…。

最後まで読んで頂きありがとうございます!

m(_ _)m


感想、評価、いいね、ブックマークが執筆の励みになります。(´▽`)


どうかよろしくお願いします。m(_ _)m

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[良い点] 面白い珍冒険は、続くですね(笑)
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ