○閑話~パキリ!!~
お待たせしました!最新話投稿しました(≧▽≦)
「う~ん…。漸く半分以上の解読に成功したねぇ。」
自室でアキがう~んと身体を伸ばしていた。
─ 流石にVRの中でも何時間も読書していたら疲れてくるものだ。
「疲れたし一旦休憩でも…。」
そうアキが立ち上がった所
ピコン♪ピコン♪…。ピコン♪ピコン♪…。
と、激しい音と共にパッとウインドウが現れた。
「何々?…。え?『???の卵が孵ります。』って…。えええええええー!!あの卵、もう孵るの!!」
アキは卵の孵化の通知に慌てて異次元収納から卵を取り出した。
取り出された銀色の卵はプルプルと震え、少しづつひびが入り始めていた。
「ど…。どうしよう!」
アキが軽いパニックを起こしているうちにひびがどんどん広がり、そしてパカリと卵が割れた。
「キュ~♪」
卵から生まれたのは白銀に輝く鱗を持つ一匹のベビードラゴンで、アキを見ると嬉しそうにひっついてきた。
「可愛いなぁ~♪それにしてもあの卵、竜の卵だったんだねぇ。」
そうアキがベビードラゴンを抱き上げると
ピロン♪
と、ウインドウが現れた。
「何々?『ベビードラゴンがテイムを申請しています。テイムしますか?』ねぇ。テイムを取れば従魔に出来るって事かな?」
アキは迷わずSCを使いテイムのスキルを習得した。
「よし、これでOK♪はい、テイムしますよー。」
ピロン♪
『ベビードラゴンがテイムされました。名前を付けて下さい。』
「はいはい。ん~名前ねぇ…。まずはステータス見て雄か雌か見てからだねぇ。『解析鑑定』!」
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◦名前: ─
◦種族:ベビードラゴン (♀)
◦職業:従魔Lv.1 (アキ)
◦レベル:1
◦MG:20/20
◦HP:56/56
◦MP:70/70
◦攻撃:30
◦魔攻:25
◦防御:12
◦魔防:30
◦敏捷:15
◦器用:10
◦知力:20
◦精神:19
◦幸運:17
◦状態:健康
◦SP:0
◦SC:0
○スキル
◦スキル
・ドラゴンブレスLv.1・爪術Lv.1
◦EXスキル
・ ─
◦ユニークスキル
・ドラゴンハート
◦コモンスキル
・龍鱗・天翔
○称号
・【竜皇の卵】 ・【竜の子】
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「ふぅ~ん…。君は雌なんだね。なら名前は『シルヴィア』にしようかな。」
「キュー♪」
こうしてベビードラゴン『シルヴィア』がアキ達の仲間になったのであった。
因みにこの後、アキがパピーに連絡を取り従魔についての接し方等のレクチャーや注意事項の説明をしてもらったのは言うまでもないことである。
「大事な仲間だもんね!ね~シルヴィア♪」
「キュー!!」
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