○第101話~合流~
お待たせしました!最新話投稿しました(≧▽≦)
それから暫くして…。
「お待たせ~。」
「待たせたかしら?」
と、制服に身を包んだニーナとパピー達がやって来た。
「そんなことないよー。こっちこそ急に呼び出してゴメンね」
「フフフ。良いのよ。」
「そうそう。」
パピーとニーナはそう笑いながら席に着いた。
「ところでマスター。ここに居るメンバー以外はどうしてるの?一緒じゃなかったの?」
「ああ。ユートとミザリーは何か戦争ばっかしている所に居るってさ。レノンとアルトは『不思議の鍵』の入手クエストの受注中で、リリィとシシィは和風な所に行っているって言ってたかな?で、マリンとジュリーは仕事中でログインしていないんだったか?」
「ええそうよ。暫く忙しくてログインしてこられないのよ。私の僕達。」
ニーナの問いにトキヤとパピーが苦笑いしながら答えた。
「そっかー。さて、それはさておき私達に手伝ってほしい事って何?」
「そうね。詳しく頼むわ。」
「ああ。アキ、説明よろしく。」
「はいはい。えっとね…。」
─ アキは詳しくこれまでの事をニーナとパピーに説明した。
「ふぅ~ん…。七不思議ねぇ。」
「なるほど。それで呼ばれたのかぁ。」
2人は納得とばかりに頷いた。
「せっかくだから七不思議全クリしたいじゃん?」
アキはニンマリと笑った。
「そうね。中途半端は気持ちが悪いものね。」
「うんうん。確かにそうだよね!」
パピーは優雅に、ニーナは元気よく肯定した。
─ 2人もノリノリのようだ。
その様子にトキヤも他のメンバーもニンマリと笑う。
「早速だけど私とニーナの担当する七不思議ってどんなのかしら?」
「えっとね⑥の『工作室の物音』と⑦の『調教室の黒い影』ってやつだよ。」
「ふぅ~ん。」
「⑥の『工作室の物音』は『夜の工作室に行くと誰かが何かを作る音が聞こえてきて、入るとその何者かに物作りの勝負を挑まれる。』っていうのと、⑦の『調教室の黒い影』は『調教室で黒い影を見かけてもけして追ってはならない。地獄に連れて行かれて二度と戻ってこれなくなるから。』ってやつだよ。それであってるよね?トキヤ。」
「ああ。それであってるはずだ。」
アキの確認にトキヤは頷いた。
「分かったわ。私は『調教室』に行ってその例の『黒い影』を追えば良いのね。」
「んで、私はとりあえず夜に『工作室』に行ってみれば良いって訳だよね。」
「そう言う事だよ~♪2人共よろしくねー!」
「任せなさい。」
「はーい♪任せてね♡」
パピーとニーナは元気よくそう答えた。
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