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第50話 「神」を出せ!早急に!

この惑星の最大の宗教遺跡・「大神殿」・・・


ここに設置された大型モニター画面に、一人の女神の顔が大写しになった。


「人間に、科学の恵みを与えないとは、けしからんにゃ!

この惑星の「神」を出すにゃ!

早急に!」


「平和神リケ様・・・

お怒りを鎮めてくださいま・・・

うぐッ!」


ガンッ!


その女神を諫めようとした獣王は、脳天に「タライ」を食らった。


「あちしが、「任地」から離れられないからと言ってなめるんじゃないにゃ!

テキトーこいてると、マジでなめるにゃ!」


そのようすを、ファルティアは見ていたが・・・


「リケ様は、やると言ったらやるからなあ・・・」


「へ・・・

陛下・・・!

リケ神をお鎮めください!

同郷のあなた様なら・・・」


天竜王が、すがりついた。


やれやれ・・・


と、ファルティアは進み出た。


「とにかくです・・・

彼らを責めるのは、酷というものです。」


「あんたは、「被害者」にゃ。」


「先に私が倒した「機械竜」に、彼らは「騙されて」いたのです。

まだ調査は、終わっていません。

いずれ、この惑星の「真の神」か、神の痕跡は現れるはずです。」


「わかったにゃ・・・

期待しないで待ってるにゃ・・・」


呆れた顔をするリケ。


やがて、プツンと映像は切れる。


「あれが、「生」の「神」というものか・・・」


「痛い・・・

怖い・・・」


「いやはや・・・」


口々にブツブツ言う、「三教皇」。


「とにかく、我が祖国は、神の権威は「振りかざす度、疑われる」ものです。

マラミュート考古長官が、人を送ってくださるので「みっちり」調べてください!」


ジト目で、ファルティアは言った。

獣王:タライが、痛い!

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