表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
46/65

第45話 ティカ・シティ

さて・・・


ファルティア皇帝領とアルティリア領の境に、ティカとエルナが主導して建設した街がある。


「ティカ・シティ」と呼ばれている。


「あの塔も、高くなりました。

惑星ミリアリアや、惑星リシテアールもぐっと近づいたんですね。」


すっかり、グレーの「評議員服」が板についたエルナがティカに言った。


「落成と同時に、「新型強襲揚陸艦」を一隻建造しようって、ファルティア様が言っておられます。」


ティカが、にっこりと笑った。


「えッ!?

軍備拡張で、ですか?」


ティカは、首を横に振る。


「実はですね・・・

旧移民船や護衛艦隊は本来「全て」、軌道エレベーター上に配備して、「交易」「防衛」「連絡」に使用する予定でした。

だだ、国民の方々の要望が高く、「ファルティア」を帝都に残すことにしました。

ただ、そうなると・・・

ファルティア様が、宇宙での戦や星の移動に使う「足」がなくなってしまいます。」


「そこで、「旗艦」をつくることに・・・」


しかし、ティカは、表情を曇らせる・・・


「設計者が、「本国」でもっとも「ぶっ飛んだ」総合導師なんです・・・」


「それって・・・」


「そう・・・

あの「鉄の馬」をつくった「総合導師」です・・・

キティルハルム科学長官を務めておられます・・・」


二人して、ため息をついた。


ようやく、宇宙と往復できそうになってきました。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ