41/65
第40話 偽りの機神
その時だった!
突然、一帯を揺れが襲ったのは・・・!
「こ・・・
これは、神波動!」
愕然とするファルティア。
そして・・・
神殿の中から、巨大な機械の竜が・・・
「エ・・・
創造と破壊の竜!?
違う!
これは・・・
「邪悪な」機械竜だ!」
ファルティアは、「機械竜」に向き合う。
「あなたは、何者だ!」
『神だ!』
「なぜ、人の進歩を止める!?」
『過ぎたる力・・・
災いなり・・・!』
「そうか・・・
こうして、この惑星の人々は「退化」させられたか!」
ファルティアは、悟った。
「貴様は、本来ならば「守護神」として据えられていた「防衛兵器」・・・!
しかし、戦いの怨念が憑りついて・・・」
もう一つの図書館を構え、呪文を唱えて放つ・・・
「平和神の審判!」
天から、雷が降り注ぎ、「機械竜」に直撃した。
『ぐはああああああああああああッ!
こ・・・
これは・・・
近頃、「神」となった小娘の力を借りた術ではないか!』
「さあ・・・
人々を欺き、「神」を騙った罰・・・
受けてもらおうか・・・
神を騙るな、亡霊!」
ファルティアは、印を結んだ。
ファルティア:神を騙るな悪霊!




