表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
38/65

第37話 真の支配者

世界樹の神殿・・・


ここは、この惑星の神官を統べる種族が祭祀をする場所。


そこに、

竜族の「天竜王」、

獣人族の「獣王」、

エルフの上位種「ハイ・エルフの女王」・・・


この三人からなる大神官が集結していた。


「今回の議題だが・・・

「猫の皇帝」と名乗る小僧が、この惑星を侵略しておるらしい。」


天竜王が、切り出した。


「なにやら、魔法のような怪しげな力を使っておるとか。」


と、獣王。


「古のからくりを用いて、怪しげな軍馬や、「洗車」とか申す怪しげな兵器を投入しておるとか・・・」


ハイ・エルフの女王は、歯噛みした。


「しかし・・・

なぜ、かの「皇帝」は攻めてこないのであろうか・・・?」


天竜王があごに手を当てて、考える・・・


物陰から、これまた怪しい「忍び」が見ていた。


「そこだ!」


しゅッ!


獣王が、ナイフを投げた。


そこにいたのは、ミミとメアリーである。


「名乗られませい!」


ハイ・エルフの女王は、誰何する。


「壁にミミあり!」


「障子にメアリー!」


内心、二人はびくびくしていた。


「なぜに、「皇帝」は攻めてこない?」


天竜王が尋ねる。


「皇帝陛下は、民を連れてこの地に来られたにゃ!

でも、襲ってきた敵をことごとく返り討ちにしたら、「帝国」ができていたにゃ!」


メアリーが、答える。


「しかし・・・

貴殿のご主君とやらと、話がしたい。」



その報を聞き、ファルティアはグレーのローブをまとった。


「ついにきたか。

この惑星に、リケ様やニケ様のような「神」がいるか見てやる!」



とうとう、現れました・・・

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ