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第14話 「洗車」部隊!

「ほほお・・・

きさまか・・・

国をいくつも併合している、「猫」の王は?」


テンプラー皇帝が、ファルティアに尋ねる。


「望んだ結果ではないけどな。」


そして・・・


「貴様の兵器はなんだ?

まるで貯水槽タンクではないか!

ふはははは!」


テンプラーは、ファルティアの背後に控える「洗車部隊」を睥睨した。


「そちらこそ・・・

ただの「荷馬車」だな。

私の家臣なんぞ、それを「戦車」と認めん者さえいるぞ。」


「ぐうううう・・・

うてえい!」


テンプラーの怒号と同時に、「戦車隊」の砲手魔導士が、火炎魔法を連発してくる。


「フッ・・・

「対火災結界」展開!」


「洗車隊」は、水の粒子を展開して耐えきる。


「ば・・・

バカな!

あの砲撃を・・・」


がくんッ!


「洗車隊」の砲塔が、「戦車隊」に向いた。


「いいことを教えてさしあげよう・・・」


ファルテイアは、ニヤリと笑った。


目を細めて・・・


「猫」さながらに・・・


「本来これは、火災鎮火・対暴徒鎮圧用兵器なのだ。」


「は?」


「さらに、汚れた建造物や機械も丸洗いできる。」


ファルテイアは、命じる。


「植物系洗剤弾・・・

発射!」


ぼふんッ!


「戦車隊」は、泡で包まれる!


「ぶはッ!

「洗剤」を撃つ司令官がどこにいるのだ!」


「ここにいるぞ~」


ファルティアは、ニヤニヤとしている。


「さあ・・・

次は、「丸洗い」だ!」

ファルティア:さあ!

「汚物」は、「洗濯」だ!

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