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阿武隈の狼  作者: 平良中
-第二部- -第五章- 血海血土
193/243

-第百九十三話- 北の血

天正十七年 夏 シベチャリ 伊藤清


 視察ということで何回かはアイヌの人たちのちゃしに来たことはこれまでもあるけれど、今日のように夜まで滞在することは初めて。


 高台を平たく造成して、周囲を木の柵と堀で囲い、砦への入り口には守兵が何名か乗れる程度の大きさの門を構える。

 土壁の野戦砦と言えば、日ノ本の各地でも頻繁にみられた砦の形かな?

 高台部分に大き目の館を建てれば、土豪の城塞としても通用しそう。


 今日は旦那様と一緒に、ここ、しべちゃりのすとぅしゃいん殿の招待を受けて夏祭りに参加させてもらっている。


 蝦夷地では長い冬を抜けた春には山と川の神に祈りを捧げ、夏には実りを祈願し、秋には収穫に感謝の祈りを捧げるとのことだ。

 夏祭りの感覚としては僕たちと近いのかな?

 農繁期の気晴らしと、慰労を兼ねて土地神様に祈りを捧げる。


 「いやいや、昼の間は我らシベチャリの者達だけでの祭りの為、秀長様達をこちらから招待しておきながら、このように日が暮れる頃になってからチャシ内にお迎えせざる得ないとは……」

 「はっはっは!お気になさらず!そんなことよりも、このような機会に儂らの様な日ノ本の民を呼んで頂けたことこそを感謝いたしますぞ」

 「そう言っていただけるとは……シベチャリチャシのストゥシャイン!この名が示す通り!わが愛用の棍棒を以て秀長様の、伊藤家の為に命を投げ打つ覚悟で御奉公させていただきますぞ!」

 「それはなんとも心強い!では……」

 「「乾杯!!」」


 もう……旦那様ったら、そこまでお酒に強くないんだから、雰囲気にあてられちゃって飲み過ぎちゃってるよ……。

 まぁ、この流れで使節の代表たる人物が盃から逃げるなんてことは難しいのはわかるけどさぁ。


 「家正、どうにも旦那様はいつも以上の速さで酒を飲むことになりそうだから、途中で潰れちゃうかも……」


 僕は脇に控える室蘭での事務方取りまとめ役、蜂須賀家正はちすかいえまさにそっと対応を進めるように伝える。


 「左様ですな……あの勢いではそう遠くない間に潰れてしまうかも知れませぬ……されど清様。今宵はこちらにご夫婦でお泊りになるのではなかったのですか?」

 「う~ん……流石に泥酔した旦那様とここに残るのは心配なんだよなぁ。酒乱ではないけど、酒癖は悪いし……せっかくの友好を酒で壊したくなかったりして……あははは」


 笑ってごまかしてはみたけど、旦那様ってあんまり酒癖が良くないんだよね。

 暴れたりはしないんだけど、泣き上戸の絡み酒が酷くって……。

 しかも一回酔っちゃうと中々醒めないし……ある時なんか、勿来で酔っぱらって夜中に寝所から抜け出て、庭の椿に半刻近くも藤吉郎の愚痴をこぼしていたんだよねぇ。

 あれには僕もびっくりしたもんだよ。


 「そういうことでしたら……そうですな、我ら家臣一同は頃合いを見て沖合の船に引き上げる予定でしたので……、我らが戻り次第、何艘かの小舟を護衛と共に川辺のところまで上げて待機させておきましょう」

 「うん、よろしく頼むよ!」


 僕はぽんぽんと家正の肩を叩いて出来る家臣を労った。


 旦那様は、室蘭には人手がいないと嘆いていたけど、こうやって機転の利く若いのもいるじゃない。

 うん、大丈夫。

 室蘭の未来は明るいよね!


 ……

 …………


 ほー、ほー、ほー!


 宴が始まって二刻近くが過ぎた。


 「がっはっは!」

 「いや、ですから儂は童の時からですな……」

 「がっはっは!」


 もはや、旦那様とすとぅしゃいん殿の間に会話は成立していない。


 そんな二人を横目に、僕は外の空気を吸いに宴の天幕からそっと出る。


 「まったく……」


 思わず、一人呟きをもらしちゃったね。


 「まったく、ウチの長もイイカゲンです」


 おや?

 天幕の入り口近くで赤子を抱いた女性が、片言の言葉で話しかけて来た。


 この女性……アイヌの女性にしてはなんだか大柄だよね。

 髪色もなんだか沙良やマリアさんみたいな金色とまではいかないけれど、月の光を受けてきらきらと光っている。


 「うわぁ……綺麗……」

 「えっ?!」


 あ、思わず思ってたことをそのまま口に出しちゃった。

 だって、今日みたいな満月……ではないけど、大きく夜天に輝く月の光を受けたこの女性はとても綺麗だ。


 「ああ、ごめんなさいね。ただ、貴方の髪が月明りに生えて綺麗だった者だから、つい、僕も口に出ちゃったというかね。うん、けど、これは本心からの褒め言葉というか、素直な感想なわけだから……」


 ああ、恥ずかしい!

 しかも、恥ずかしさを紛らわすために物凄く早口になっちゃってるよ、僕!


 「ダイジョウブ。清様のヤサシイ想い、伝わりました。ワタシの髪、ちょっと不吉。ワタシノ背、大きすぎてシベチャリでは好かれないデス。デモこの子授かりましタ。長の子、だから私、ヘイキ」

 「……そうかぁ、こんなに綺麗なのにね。うん、この子もあなたに似て綺麗な産毛じゃない!僕が保証するよ、この子は将来物凄く男前になる!」

 「オトコマエ??……う~ん、良く分からないけど、清様は息子を気に入ってくれタ。ウレシイ」

 「うん!僕はこの子が気に入ったよ……で、名前は?」

 「名前?この子はシャクシャイン。輝ける英雄というイミ。アイヌを導く英雄にナレト長が名付ケタ」

 「あ~、そうじゃなくて……この子の名前ももちろんだけど、あなたの名前は?」

 「ワタシ??……ワタシはオッコモ……そう呼ばれてイル」


 ……なんだろう。

 なんか、ちょっとだけわかっちゃった。


 僕はアイヌの言葉はわからないけれど、彼女が息子の名前を呼ぶときと自分の名前を呼ぶ時はとでは、なにやら顔の輝きが違う。

 なんといっても、彼女は他のアイヌの女性とは……そう、ちょっと異質だ。

 背丈も違うし、顔つきも違う……極めつけはその髪色……。


 「オッ???……う~ん、僕には貴方たちの名前は発音しにくいなぁ……良かったら、僕にあなたの呼び名を付けさせてくれない?」

 「名前!クレルですか?ワタシに?!!!」

 「えっ?う、うん」


 もしかしたら、彼女たちの習俗的に失礼なことをしてるのかも知れないと恐る恐る提案してみたんだけど、呼び名を送るという行為は、いたく彼女にとって喜ばしいことのようだ。


 逆にそこまで喜ばれちゃうと困るなぁ……。

 そんなに上手な名前を付けられる自信が無いよ……。


 う~ん、う~ん。


 困った、困ったと頭を捻る僕を他所に、彼女は眼を輝かして僕の名づけを待っている。


 いやいや、本当にそこまで期待されても……って、ああ月明りに照らされて赤子を抱くその姿か!


 「そうだね、マリアじゃ駄目かな?」


 思いっきり知人の名前を流用しちゃった。

 だけど、勿来の教会で、古河の教会で、鎌倉の教会で、日ノ本の色々な教会で見たヘススの母、マリアの肖像画は、今目の前に建っている女性に近い姿なんだもん。

 マリア・ルイーサさんもマリアというのはもっとも多くのエウロパ女性の名前だって言ってたもんね。

 今更、蝦夷地に新しいマリアが一人くらい誕生したとしても、デウスさんは許してくれるでしょう?

 まぁ、僕は切支丹ってわけじゃないから、そのあたりは曖昧に許してくれると嬉しいけど……。


 「……あ、ありがとうゴザイマス。……マ、マリア……ワタシの名前……本当のナマエ……」


 ずさっ。


 「清様、本当のナマエくれた人、ワタシの親です。でも清様は母親チガウので……ソウ、私お仕えシマス。今はこの子の世話がありますのデ、何年かアトに、かならず……」


 まいったなぁ。

 そこまで大したことじゃないと思ったんだけど……マリアは感極まっちゃったのか、目元を涙で濡らしながら、膝まづいて忠義を僕に誓っちゃってるよ……。


 「マリアの好意はわかったら……さぁ、立って?赤ちゃんを抱きながらなんだから、気を付けなきゃね……ほら」

 「……あ、は、ハイ」


 マリアは自分の行動が恥ずかしくなったのかな?微妙に頬を赤らめながらも、すぐに立ち上がってくれた。


 うんうん。

 夏とはいえ、剥き出しの地面とか、身体を冷やしちゃうもんね。


 それにしても、しべちゃりちゃしか……ここに来る前はなんかわからない、妙な胸騒ぎというか、嫌な予感がしてたけれど、こうして素敵な出会いがあるなんてね。

 旦那様に付いて来て良かった、良かった、だよ。


天正十七年 夏 シベチャリ 伊藤秀長


 「ん……ん……んがっ!」


 がくっ!


 む?

 い、いかんな……どうやら儂は飲み過ぎで、宴の途中で寝てしもうたらしい。

 兄者ほどではないが下戸の血筋なのか?

 どうにも酒に弱くていかんな……。


 「ん……んおぉ……んがっくっが!」


 見れば近くではすとぅしゃいん殿も居眠りをしておられるな……。


 はっはっは!

 このしべちゃりの新酒は儂だけでなく、多くの者にとって眠り薬にも等しいものがあるようだな。

 儂だけではないと知れて結構、結構!


 ぶるっるっ!


 む?

 いかんな、少々尿意が……さても厠は何処であったか……。

 確か、硝石丘を作りやすくするために、砦外れに簡易的な物があったと記憶しているが……。


 ぶんっ、ぶんっ!

 儂は酔いが回っておる己の頭を大きく左右に振り、よいしょとばかりに宴の天幕から外に出る。


 ふぅ、どうやらお清は一足先に外に出ておるのかな?

 近くには見当たらぬが……まぁ、ここは砦の中だ。おかしなことにもなるまいな……。

 それよりも、厠だ、厠……と……。


 おお、あった、あった。

 天幕を出て、かがり火が盛大に焚かれている広場を見やって右側の奥、そちらの方に厠があった。


 「そうそう、ここに厠があったな……宴の前にも使わせて頂いた……ふ、ふぅ……」


 袴を少々緩め、楽な姿勢にしてスッキリする……。


 「……っと、そう言えば宴の途中で、儂らは沖の船に帰る形にしたとか何とかお清が言うておったな……確かに、この酔いっぷりで、すとぅしゃいん殿の所で世話になり続けるのもなんであろうしな……腰の物も付けておるし……誰ぞ、警備の者に声をかけておいて、そろそろ儂らは失礼をするとしようかな」


 くいっ、くいっ。


 用もたし終えたので、身づくろいを整え、厠を出る……。


 さて……清たちは何処に……。


 ぴぃーっ!

 ぴぃーっ!


 「何事かっ!?」


 遠くから聞こえる笛の音に思わず声が出る。

 このような時間に笛の音だと?


 「◇□★▽□△!!」

 「◇□★▽□△!!」

 「◇□●▽□◎!!」


 何ぞ砦の者達も慌てておるな……すわ、敵襲か!!


 「清っ!!お清っ!おらぬか?何処じゃ??!」


 儂は大声を上げて妻の姿を探す!


 どだだだっ!

 どったたったった!


 「◇□★▽□△!!」

 「◇□★▽□△!!」

 「◇□●▽□◎!!」


 砦の連中も大声を出して、各々自分の得物を手にしている……。


 「だ、旦那様!」

 「おお!お清よ、無事であったか?!」

 「僕は大丈夫だよ、それよりも旦那様の方こそ大丈夫かい?どうやら、さっき鳴り響いていたのは敵襲を知らせるしべちゃりの手の者の笛の音らしいんだ……」

 「む?こちら側の物見の……ならば……」


 ならば、事態は最悪の物ではないな。

 見張り、索敵が機能しておる。

 届いた音の感じだと、それなりに遠くから笛を鳴らしておったからな……時間的猶予もあるのだろう。


 「お清よ、確か迎えの兵が浜に来ておるのだったな?」

 「うん。砦からの道の先の川のところまでね、家正が迎えの船を用意してくれている筈……時間からいってももう浜には迎えが来ているかと思うんだけど……」


 ぱぁ~んっ!


 む、海岸の方角から狼煙玉が打ちあがったか……。


 黄色一つに赤一つ……。


 敵影無しなれどの援軍要請……。


 「沖合には少名が二隻……兵として五十か……」

 「今の合図は浜の者達だろうから、すぐに船からも大きな狼煙玉が……」


 ひゅ~ぅんっ、ぱっぽんっ!


 清がいうや否や、大ぶりの狼煙玉が海より上がった。

 色は先ほどと同じもの……。


 「この知らせを受けて室蘭から水軍部隊が出てこよう……だいたい一刻か……如何するか……」


 浜まで逃げるか、ここで敵を食い止めるか……。

 どちらにせよ、敵の総数がわからないとどうにもならんな……。


 先ずは、すとぅしゃいん殿に会わねば!


 「む?そちらにおられましたか、秀長様」

 「おお、すとぅしゃいん殿!……状況は?」


 探す間もなく、すとぅしゃいん殿の方から儂らを見つけてくださった。


 さても、この場では余計な言葉は要らぬな。


 「笛の音が聞こえたのは北の森、方角からしてイシカリゥンクルであろう……あやつらめ、何を血迷ってかような時に……」

 「……宴の日を狙われましたかな?」


 いしかりぅんくる……確か、北の山を越えた向こう側の海に面した土地に住む者達であったな。

 室蘭にも交易で来ていたのを見かけた記憶があるが……別に好戦的であるとか、武に優れているといった様子は無かった……となると、やはり、最悪の形か?


 「お恥ずかしい……ともあれ、犯人捜しは後ですな。今は我らの物見が早めに敵を見つけられたことを感謝しましょう!……秀長様、恥をかきついででお願いいたします。どうか、儂の息子のシャクシャインを、どうか室蘭までお連れくださりませぬか?……そこの我が子の母親と共に……」

 「うむ、承知した。ご心配為されるな。妻子を当方の船にお届けしたら、すぐにでも援軍を引き連れて戻って参りますぞ!一刻……さよう、一刻だけ堪えて下され!」

 「忝いことです……一刻ですか……その程度のこと、なんとしても耐え抜いてみましょうぞ!」


 ふむ、しゃくしゃいん殿の母御ということは、たしかすとぅしゃいん殿の妹御ということであったな。

 見ればあまり顔立ちは似ておらぬが……まぁ、そのあたりにまで立ち入っても仕様があるまいな。


 「◇X□●▽X□◎!!XXXXXX!!!」

 「「おおおぉぉぉっ!!!」」


 なにを言ってるかはさっぱりだが、どうにも部下たちへ檄を飛ばしておるようだな。


 「では、すとぅしゃいん殿、ご武運を!!」

 「ありがたきお言葉!では、後程、戦勝の宴にて!!」


 すとぅしゃいん殿と儂は頷き合って別れを告げる。


 考えたくはないが、ここまで用意周到な形での襲撃。

 内通者の存在が疑われる以上、敵側はこの砦を落とせる規模の軍を用意しているのであろうな。

 ここは儂らもいち早く浜辺に向かわねばな……。


 たったたったった。

 すたたたったった。


 儂とお清に赤子を抱いた娘。

 三人はただただ黙って歩を進める。

 整った道とはいえ、このような時間、暗闇の中で走ったりすれば、どんな怪我をしてしまうかもわからん。

 ここは走らず、落ち着きながらも急いで歩を進める他あるまい。


 だが……少し気になるところが一つある。


 「お清よ……」

 「何ですか?旦那様、今は無駄口を叩いている暇など無いよ?」

 「それはそうなんじゃが……浜まで敵がいないと思うか?」

 「……今更それを聞くの?」


 なんとも呆れ声で返事をするお清。


 いや……儂も伊藤家にお仕えする以上、それなりには武術、兵法については鍛錬してきたが……実際の合戦場で兵を指揮したことも無ければ、大御所様や輝様、更に言えばお清ほどに剣の腕に覚えもないものなので……。


 「僕も姉上や兄上程に戦に詳しいわけじゃないけれど……。砦を余裕を持って抜け出せるほどの時間、それほど早くに敵衛を発見できて報告までできる腕を持った斥候、またそれを組織できるすとぅしゃいん殿。そんな者達が部隊規模の兵を別方向とはいえ、接近を見逃すはずがない。もし、見逃してしまうのなら……」

 「見逃してしまうのなら……?」


 なんとなく、その先を聞くのは好ましくないなと思いながらも、つい、儂は妻に尋ねてしまった。


 「余程の腕利きが二三名ということだろうね……」


 かちゃんっ。


 お清は静かに鍔口を切り、愛用の刀を抜いた。


 ……はぁ。

 聞かねばよかったのか?


 「矢を射かけてこないってことは、生け捕りを狙ってるのかな?見た感じ弓矢の準備もないようだしね。……さぁ、出ておいで!姉上には及ばずとも、これでも僕は幼子の頃より塚原様に教えを頂いてきていたんだ。これだけの月明かりがあれば、君たち程度には遅れは取らないよっ!」


 頼もしい妻の掛け声を浴びて、路の脇から黒ずくめの者が三名……。

 体格からしてアイヌの石狩の者達であろうかな……。


 「旦那様は距離を置いてマリアとこの子をよろしくね。……他に伏兵もいる感じはしないし、見た感じ僕よりもだいぶ格下だ……暗器と毒にだけは気を付けて来るから……」


 知ってはいたつもりだが、やはり、お清も伊藤家の姫なのだな。

 窮地になればなるほどに頼もしくなる……。


 「……伊藤信濃守景虎が次女、清……参る!」

 193話「北の血」にして景虎パパの「次女」である清が暴れます。

 伊織叔父さんの下で内政を修行し、その後も内政畑を進んではいましたが、幼少の頃より、姉上と塚原卜伝に鍛えられた剣の腕は確かなものです。ムラっ気の塊の太郎丸より、少数相手の立ち回りは得意と言えるでしょうか……。


 そして、登場のマリアさん。

 どうやらアイヌと別の地方の人間との混血ですか……設定上はロシア系の……というところでございます。

 シャクシャインも作中では色々と出生に絡まった秘密らしきものがありそうで……。


 今後ともよろしくお願いいたします。

 m(_ _)m

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