ルミナ・エル・フェルミナ・ルクレティア
ルミナス聖皇国第七王女
ルミナ・エル・フェルミナ・ルクレティア
(Luminá El Fermina Lucretia)
■ 基本情報
【項目/内容】
□ 名称 / ルミナ・エル・フェルミナ・ルクレティア
□ 呼称 / フェルミナ王女 (もしくはフェル)
□ 年齢 / 20歳
□ 身分 / ルミナス聖皇国・第七王女(末姫)
□ 身長 / 162cm
□ 容姿 / 白金の髪、翡翠色の瞳、陽光のような微笑。王族の中でも特に“光を纏う”存在。
□ 性格 / 陽気・天真爛漫・感情表現がストレート。時に大胆で行動的。
□ 特徴 / 幼い頃からゼンの英雄譚に憧れ、彼を理想化して育った。婚約を拒み、山を越えて逃亡。
□ 特技 / 光魔法(聖属性)|帝都礼儀作法|詩歌・竪琴演奏。
□ 弱点 / 世間知らず|方向音痴|恋愛に関して致命的に不器用。
■ 人物描写
フェルミナ王女は、七王族の末姫にして“最も人間的”な王女。
兄姉たちが政治・宗教・軍務の道を歩む中、彼女だけは自由を愛し、
常に「人の温もり」を求めてきた。
帝都で過ごした幼少期、彼女は病弱で外に出られず、
窓辺から見ていたのは――
帝都を救った“蒼竜騎士団長ゼン・アルヴァリード”の凱旋行進だった。
その姿を見た瞬間、幼い彼女は言ったという。
「私、あの人と結婚する!」
周囲は微笑ましく笑ったが、
彼女だけは十数年経っても、その想いを変えなかった。
そして政略結婚が決まり、帝都を離れられぬ運命が決まったその日――
フェルミナは決意する。
「じゃあ、私が迎えに行く。……ゼン様に会いに。」
■ 能力・特技
【能力名/概要】
□ 光環 / 周囲に淡い光環を作り出し、他者の心を鎮める効果。感情操作ではなく“安定波”。
□ 聖唱術 / 歌声を媒体にした小規模回復魔法。疲労回復・心痛軽減など。
□ 輝糸結界 / 薄い光の糸を張り巡らせ、物理・魔法の衝撃を和らげる防御術。
□ 光感応 / 嘘・敵意・感情の濁りを光の反射で感知。直感力が高い。
魔力制御は高いが、攻撃向きではない。
むしろ“癒しと浄化”に特化しており、ゼンの「静けさ」と対になる存在。
■ 性格面の深層
・外向的で誰とでも打ち解けるが、本質的には“孤独”。
・宮廷では常に監視され、兄姉に押しつぶされて育った。
・ゼンという“自由な生き方を体現した男”に憧れ、
彼の「逃げる勇気」に救われた一人。
・感情表現が豊かだが、恋愛感情を“崇拝”と混同している節がある。
■ ゼンとの関係性(物語上の立ち位置)
【段階/内容】
□ 過去 / 幼少期に英雄ゼンを目撃。以後、生涯の理想像に。
□ 現在 / 噂を聞きつけ、護衛を連れて山を越えて訪問。
□ 心理 / 「彼に会えば、私も“自由”になれる」
□ 物語的役割 / “外の世界”を灰庵亭に持ち込む“光の象徴”であり、ゼンの平穏を揺るがす存在。
■ デザイン・ビジュアル指針
・髪:白金+光彩を帯びる。毛先が微かに透ける。
・瞳:翡翠色(淡緑金)。感情によって輝度が変化。
・服装:帝都式ドレスを簡素化した“旅装ドレス”。
→ 白布と金の刺繍入り。肩に聖皇国の紋章を刺したマント。
・持ち物:小型竪琴/懐中灯(光の石)/ゼンの凱旋絵を模した古い絵本。
外見は気品に満ちているが、歩き方や行動は子供のように自由。
山で転んでも笑って立ち上がる“強さ”がある。
■ 名言・口調イメージ
「ねぇ、ゼン様。あなたが戦いをやめたのは、負けたからじゃないんでしょう?」
「……私は知ってます。あなたは、“勝ったまま、降りた”んですよね。」
「いいじゃないですか、婚約者なんて。あんなの、誰かが決めただけの運命です!」
→ 明るくストレート、だが核心を突く言葉を自然に放つ。
→ ゼンの内側を揺らがせるタイプ。




