表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
☆いきなり転生☆  作者: たかさば


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

155/174

二枚舌

湯浅亜紀はごく普通のうそつきである。毎日息を吐くように嘘をつき、毎日ついた嘘のつじつま合わせにてんてこ舞いしている、齢24のうそつきである。今日も今日とて、いつもケンカばかりしている幼馴染からプロポーズされたけど断ったんだと会社で自慢した後、行きつけのコンビニでアイプチデラックスとロングマスカラを買って家路についていた―――のだが


ギュギュイッ!!ギュウキッギュイイイイ!!!


ドガ――――――――――――ん!!ぐわしゃぁああ!!ぶちゅ。



真っ白な空間。湯浅亜紀の魂と、女神が対面している。


「湯浅亜紀さん、あなたは気の毒ですが人生を終えてしまいました。転生してもらいます。」

「はあ。」


「あなたにはチートをお一つ差し上げます。ステータスをご確認ください。」



湯浅亜紀(24)


レベル8


称号:転生者


保有スキル:二枚舌


HP:15

MP:28



「というわけで、いきなり草原に放り出されるとか。めちゃくちゃだよ、ほんと。」


べよん、べよん。

水色の、ぶよぶよした丸い塊がうそつきの前に現れた!


「はああ?!スライム?!武器も何もないじゃん!どーすんの!むりげじゃん!」


うろたえる、うそつき。


「あっ!保有スキル!試したら勝てる?!二枚舌?…嘘つけってこと?!」


スライムは、今にも襲い掛かろうとしている!


「スライムは逃げない!!」


スライムはなぜか逃げないといけない気がしたので逃げ出した!!


「なーんだ!!この世界めっちゃ楽勝じゃん!」


ずざああああああああああああ!!!


いきなりうそつきの目の前にモンスターというモンスターが勢ぞろいした!!!これは相当苦労しそうだぞ?!


「ひいいいいいイイイイイ!!!モンスターは全員逃げ出さない…」


ばたっ。嘘つきは魔力枯渇で倒れた。逃げ惑うモンスター軍に踏みつぶされて嘘つきは絶命した。





「う、うーん???なんか夢でも見ていたような??」


うそつきは時間を巻き戻されて、コンビニの前に立っていた。コンビニの前で立ち止まる前に、ちょっとだけ時空がゆがんだのだが、それに気づく様子はない。


うそつきはコンビニで行きつけのコンビニでアイプチデラックスとロングマスカラを買って帰路に就くと、家の近所の交差点で車の暴走事故が発生していた。


「もう少し早く通りかかってたらひかれてた?…恐わ!気を付けたところで引かれる時はぺっちゃんこか…。」


うそつきは、口を開けば嘘しか出てこなくなってしまい、自分でもナニが本当の事なのかわからなくなってしまった挙句人と話すことが怖くなってしまい急速に無口になったのち、その経験をツギッターで呟き始めたところフォロワー数が爆あがりし一瞬人気者になったのかと錯覚したもののはっと我にかえっておとなしく過ごし、70歳でそっと人生の幕を下ろしたという事です。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[良い点] 155/156 ・これはえげつない能力……ドラ◯もんで見た事ありますけどw [気になる点] 喋ったらMP10くらい消費ですか。嘘の規模にも依るかもしれないですけど
2020/06/27 23:14 退会済み
管理
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ