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ようこそ! 未知なる異世界へ

 『ギルドって何?』


 こう言われて俺は、皮肉にもここが常識に捉われない異世界である事を思い知らされた。


 俺が立っている町の中央広場で、改めて周りの様子をよく見る。

 広場は中心に噴水が設けられ、竜のような石像の口から水が絶えず流れ出ていた。

 噴水の周りには、いくつかの屋台が出店していて、客が頻繁に入れ替わり賑わう。

 大人や子供、老人まで誰もが平和そうに広場を楽しんでいるように見えた。


 それはどこの国でもあるような普通の光景……、ではなかった。

 なぜなら、そこの目の前を通る人も、出店する主人も、そこに並ぶ客も、明らかに人でない者が混ざっていたからだ。

 頭に耳を立てるモフモフな半獣人、耳の長さが際立つ白い肌のエルフ、背の高さが子供くらいでずんぐりむっくりのドワーフ、中にはホウキに乗って空を飛んでいる魔法使いまで確認できる。


 ここは俺の知っている世界ではない。常識が通用しない未知の世界なのだ。


 俺は、今さらながらその事実に、ぞくりとした悪寒を感じていた。


 そんな俺の気持ちに気付いたのか、立ち上がって俺の傍らにそっと寄り沿った女神。


「どうしたんですか? ダーリン。

 そんなに心配そうな顔をしなくても大丈夫ですよ。

 何と言ってもあなたには、この水の女神のアクエリアスが付いてますからね。

 『ギルド』というものも、もしかしたら、わたしとオリビアさんが知らないだけかもしれません。

 少し、ここの住民に聞いて回ってみてはいかがでしょうか?」


 見るとそこには、はにかんだ笑顔で俺の顔を見つめる碧髪の女神がいた。

 あれ? この子、こんなに可愛いかったっけ?

 そんな気持ちを知ってか知らずか、俺はグイっと腕を引っ張られ、女神と二人で聞き込み調査することになった。

 そして、いつの間にやら異世界への畏怖は、どこか遠くに消えていた。


(しまった! ギャグを入れ忘れますた。by作者)



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