表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

23/147

オセロにあんちょび2

 オリビアは、スマホを覗き込むとそこには大きな金槌を持つ女の子とガチャのメニューが。


「その中の一番、安いやつだからな」


 俺はオリビアに高い方を選ばないように念を押す。

 それにキャッシュカードで使える額も、もう限界のはずだ。


「くそっ、この期に及んでせこい男だなっ!」


 罵倒を吐いたオリビアはメニューの中からひとつをタップした。


―――――――――――――――――――――――――――

 ★伝説の武器防具


【1回通常ガチャ】      ¥ 1,000 

―――――――――――――――――――――――――――


 ピロリーン♪

 すると、一度、画面が真っ黒になった。

 と思うと、再びパっと明るくなり先ほど映っていた女の子が。

 そして、持っていた大きなハンマーを後ろに大きく振りかぶってからのまるで液晶画面が砕け散るような演出へ。

 代わりに画面に映し出されたものは、歯車がいくつもあるメカメカしい機械とベルトコンベヤー。

 右側の方には、レバーのようなものがあり、引いて下げろとばかりに矢印が点滅する。


 すると、オリビアは迷いなくそのレバーを下げた。


 画面内の機械が稲妻を放ちながら色を変える。


 〔青〕 → 〔緑〕 → 〔赤〕 → 〔紫〕 → 〔〔虹〕〕


 機械は、ベルトコンベヤーを稼働させて円盤型のコマを1枚だけ排出した。


 1枚目 : 黒コマ = 《インビジブル・アルティメット・アーマー》


『こっ、こっ、こここ、これは、まっ、まさか、でっ、伝説のっ?!!!』


 その時、悪魔(女神)が酷く動揺した声を発した。




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ